出来事

2020年12月の記事一覧

実りの2学期が終了。

 12月24日(木)、第2学期終業式を行いました。

 2学期の登校日は、例年よりも多く86日間となりました。修学旅行や遠足、合唱コンクールなど、大きな学校行事が行われ、実りの学期となりました。

開式の言葉

校長式辞

 校長式辞において次のような話をしましたので、趣旨をご理解の上、ご家庭でも次のような視点でお子さんを見守っていただければ幸いです。

1 学校行事ついて 

 学校行事は、人と関わりながらものごとを成し遂げる力(人間性・社会性)を磨く場。今学期、修学旅行や遠足、合唱コンクールなど、大きな学校行事があり、それらの準備・運営に一生懸命に取り組み、生徒たちは人として成長しました。

2 進路希望の実現について 

 毎日の学習が、やがては将来の進路希望に結びつきます。しっかりと学習し、学力を高めることで、選択の幅が広がります。3年生は残された時間を大切にし最善を尽くすこと、1・2年生は将来の進路実現に向け、目標を持ち、粘り強く積み重ねることを期待します。

3 望ましい人間関係について

 温かな望ましい人間関係が、全ての教育活動の基盤です。茶化しやからかい、差別、無視、人の嫌がることを繰り返すといったことは、人間関係をむしばむウイルスのようなもの。誰もが、自分の良さや能力を発揮できるように、学校全体を温かい健全な人間関係でいっぱいにしてほしい。

 

【2学期を振り返っての生徒発表】

1年生代表

2年生代表

3年生代表

生徒会役員

【表彰の伝達】

福島県愛鳥週間ポスターコンクール(福島県地方振興局長賞)

福島県中学校生徒造形作品研究会秀作審査会(特選)

福島県アンサンブルコンテストいわき支部大会(管打8重奏:金賞、木管4重奏:銀賞、金管8重奏:銅賞)

全体指導:生徒指導主事(冬休みの過ごし方)

 

 

 

 

天体に関する調べ学習の発表(3年 理科)

 3年生の理科で取り組んできた天体に関する学習の締めくくりとして、生徒たちそれぞれが自分で設定した課題について調べたことを発表しました。

 生徒たちが自ら設定した課題は多岐に及びました。写真や文字をモニターで提示しながら説明するなど、発表の仕方の工夫もありました。

☆冥王星の表面はどうなっているのか?

☆宇宙の果てはどうなっているのか?

 宇宙についての疑問、謎は果てしなく湧き出てきます。

 理科室前の廊下には、3年生の宇宙に関するサイエンスレポートを掲示しました。

◇ダークマターとは?

◇宇宙の歴史

◇宇宙のはてってどこ?

 

厳しく冷え込む冬至の朝

 本日は冬至。朝の冷え込みが一段と厳しく、プールが一面に凍り付きました。

 しかし、本校の生徒たちは、厳冬に負けず活動しています。早朝から3年生が受験勉強に精を出し、60名を超す生徒たちが特設駅伝部の練習で走り込みをしています。また、冷え込みが厳しい割には、体調不良で欠席している生徒は、ごく少ない状況にあります。 

 

心温まるプレゼント

 かつて平二中にお勤めになられた教員の方から、一足早いクリスマスプレゼントを頂戴しました。

 校長から御礼の電話を差し上げましたところ、二十年ほど前に平二中の生徒たちや先生方と一緒に創り上げた思い出を語ってくださいました。かつて勤務した平二中にはたくさんの思い出があり、コロナ禍で気分がふさぎがちな昨今ですが、明るく前を向いてほしいとの願いを込め、プレゼントしてくださったとのことでした。

 職員室前の廊下に置かせていただきました。華やかな赤と緑の色調を見ると、明るく華やいだ気持ちになります。

「オポチュニティ・コスト」について理解し、「生活設計」を立てる(2年 総合的な学習の時間)

 例年、いわき市の中学2年生は、体験型経済教育施設(エリム)ファイナンスパークでの学習活動を実施してきたところですが、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため活動が中止となってしまいました。

 そこで、12月16日(水)、2年生の総合的な学習の時間に、ファイナンスパークでの学習活動の代替として、経済教育学習を実施しました。

 今回の学習活動では、「オポチュニティ・コスト」について理解し、設定された年齢・年収・家族構成の中で生活を設計するという疑似体験をすることで、人生は意思決定の連続であることを学ばせました。

 生徒たちの経済観念は、現時点では自分の「お小遣い」が中心であり、家庭の生活にどれほどの支出項目があり、決められた収入の中でどうやりくりしているのかということには、ほとんど関心が向いていないものと思います。

 しかし、生活設計をする中では、ある項目にお金をかければ必ず諦めなければならない項目が出てきます。これが、「オポテュニティ・コスト(機会費用)」です。生活の中で何かを選ぶときには、選択肢を十分に吟味し、意思決定をすることが大切であり、意思決定に伴って出てきた結果にも責任を持たなければなりません。人生は意思決定の積み重ねと言えます。

 今回の学習が、生徒たちの自立した人生設計に少しでも役立ってくれればと期待します。

クレープ作り(1・2・3年6組)

 12月15日(火)、6組の生徒たちが楽しくクレープ作りに挑戦しました。協力して丁寧に作業を進め、たいへん上手にできあがりました。完成したところで、皆で試食を楽しみました。

 

行書の基礎的な書き方を学ぶ(1年 国語科 書写)

 1学年の国語科では、書写の授業で行書の基本的な書き方を指導しています。伝統的な文字文化としての行書の特徴を理解し、毛筆で練習を重ねています。

 写真は、12月15日(火)1年2組での授業の様子です。しんと静まりかえった教室で、集中して練習に取り組んでいました。

黙々と取り組む清掃活動

 毎日、清掃の時間には、全校生徒が黙々と取り組んでおり、感心させられます。整然として美しい学習環境は、全校生徒一人一人の心がけに支えられています。遊んでいる生徒は一人も見当たりません。これも平二中が誇れることの一つです。

楽しくギターを学ぶ(3年 音楽)

 現在、3年生の音楽の授業では、ギターの初歩的な演奏を学んでいます。

 写真は、12月11日(金)の授業の様子です。アルペジオ奏法で、基本的なコードを使って楽しそうに演奏していました。

学校紹介の英作文 ~ウェブサイト掲載を想定して~(1年 英語)

 1年生の英語の教科書には、実際に英語を使ってコミュニケーション活動を促すことを目的とした「Daily Scene」と呼ばれるコーナーが設けられています。

 今回、「Daily Scene4 ウェブサイト」の学習を行いました。

 自分たちの学校を紹介するウェブサイトを作ることを想定して、英作文するものです。辞書を活用しながら一生懸命取り組みました。

 生徒作品からいくつか紹介します。

~Welcome to Tira 2nd Junior High School~

Our school is in Iwaki City,Fukushima. It's surrounded by nature. Our school has many clubs. We have good records. We have many certificate of merits and exhibitions. We are enjoying school life every day. So, we love our school very much.(ROさん)

Our shool is in Iwaki City,Japan. It's 73 years old. We have kincha color in girll's school uniform. It is very cute! We go to school every morning in this uniform. Our school life is fun!(KWさん)

Our school is in Iwaki City, Japan. Our school song has nice words, "Akaidake, Natsui river, and Shin-Zen-Bi ". Shin-Zen-Bi is our school motto. The song writer is Shinpei Kusano. This song is great. Our Principal is Atsushi Tamazwa. He is smart and kind. We are proud of our school.(NSさん)

Taira 2nd JHS addres is Misono Kamata Taira Iwaki City. Taira 2nd JHS etudent is lively but interesting. Taira 2nd JHS has Ajisai movement. So we have good manners. We like this school.(SS君)

Our school is in Iwaki City Japan. It's 73 years old. We have about 320 students and 28 teachers. Our school color is gold brown. Our school is in a high place. So we go up a hill and go to school. It is very hard. Our school is very good.(KS君)

いわき市未来の有権者育成モデル事業(3年)

 12月9日(水)午後、選挙管理委員さん及び選挙管理委員会事務局職員の方々を講師としてお迎えし、「いわき市未来の有権者育成モデル事業」による講義を3年生を対象に実施しました。

 民主主義における選挙の重要性や年代別投票率についての講義を聞き、未来の有権者としての意識を高めました。

選挙管理委員さんからのお話

選挙管理委員会事務局の職員の方による講義

試行錯誤の初任者研修(1年2組 道徳の時間)

 12月14日(月)、初任者研修の一環として、1年2組教室で、道徳の時間の研究授業を実施しました。

 初任者研修とは、初任者(新採用教員)が教員としての専門性を身につけるために、1年間をかけて実施するものです。研究授業は、これまでも教科や道徳、特別活動などそれぞれにおいて何度も行ってきました。

 実は、先日他の学級でも同じ資料で道徳の時間を実施しましたが、より効果的に指導するために、指導案を何度も練り直し、今回の研究授業に至っています。

 「良い授業」への道は、そう容易なものではありません。しかし、よりよいものを求め、試行錯誤を繰り返しながら、研修を重ねています。

平工業高校の出前授業(2年 総合的な学習の時間)

 12月7日(月)午後、福島県立平工業高等学校から土木環境工学科の生徒9名と制御工学科の生徒8名をお迎えし、2年生の総合的な学習の時間で出前授業を実施しました。

 最初に、2年生全員で「平工の魅力とは」と題したプレゼンを聞き、平工業高校の特色について学びました。

 その後、土木環境工学科と制御工学科の2コースに分かれ、それぞれに平工生から指導を受け、楽しく学びました。

 土木環境工学科のコースでは、「令和の伊能忠敬になれ!~未来の土木技術者を目指して~」と題して、江戸時代に日本中を歩いて日本地図を作った伊能忠敬についてのプレゼンを聞いた後、歩測を体験したり、歩測で計測した距離から面積を求めたりする体験学習を行いました。

プレゼン「伊能忠敬とは」

歩測の体験

 制御工学科のコースでは、「ハンダ付け」や「ドローン」、「シーケンサ」について、体験的に学びました。

ハンダ付けの体験

ドローンの操縦体験

シーケンサについて学ぶ

 

アンコン後の保護者向け演奏会(吹奏楽部)

 12月5日(土)、吹奏楽のいわき支部アンサンブルコンテストが、新型コロナウイルス感染防止対策のため、無観客で行われました。

 コンテストでの本番の後、本校の音楽室で保護者向け演奏会を開き、これまでの練習の成果を披露しました。保護者の皆様からは、たくさんの温かい拍手をいただきました。

 本校の吹奏楽部員は、中学校に入学してから吹奏楽を始めたメンバーばかりですが、地道な努力の成果が現れ、立派に演奏できていることに驚きました。

木管四重奏(銀賞)

管打八重奏(金賞)県大会へ

金管八重奏(銅賞)

中学校体験入学

 12月4日(金)の午後、来年度入学予定の6年生児童101名を迎え、「中学校体験入学」を実施しました。

 4か月後に控えた中学校入学に向けての心の準備をするために、授業や部活動の様子を見学しました。6年生の児童たちは、たいへん礼儀正しく感心させられました。また、部活動見学では、目を輝かせて見入っている様子が印象的でした。

 授業参観

部活動についての全体説明

 部活動見学

 

 

「私」との対話(3年 美術)

 3年生にとっては、卒業の日まであと3か月余りとなりました。

 美術科では、「『私』との対話」を主題として中学校生活を締めくくる作品制作に取り組んでいます。自分とはどんな人間なのか、自分が大切にしているものは何か、自分の人生において大切なものは何かなど、自分自身について見つめ、自分を絵画で表現しようとするものです。

 自分について考えることの第一歩は、人との対話かもしれません。友だちとの対話したり、考えを聞き合い伝え合うことで、学びを深めようと取り組んできました。

 今週の授業では、それぞれのアイディアスケッチを相互に鑑賞し合いグループトークを行うことで、それぞれの作品制作の構想を広げる活動を行いました。生徒たちは、皆、意欲をもってグループトークに参加し、友だちの考えに耳を傾けていました。

合同な図形(2年 数学)

 現在、2学年の数学科では「合同な図形」についての学習を一通り終えたところで、問題演習を重ねながら、基本的な学習事項の定着を図っています。

 12月3日(木)、2年2組の教室では、教科書の例題に取り組みました。課題解決の道筋について全体で考えた後で、個別に取り組みました。生徒たちは、意欲的に発言し、真剣に問題に取り組んでいました。また、ノートを丁寧にまとめている生徒が多く、感心させられました。

サイエンスレポート(1年)

 理科室の廊下壁面には、生徒による種々のサイエンスレポートが掲示されています。

 この度、1年生が遠足で訪れた「アクアマリンふくしま」での観察に基づいて作成した水生生物に関するサイエンスレポートを掲示しました。

 生徒たちには、受け身の姿勢ではなく、興味関心をもったり、疑問を感じたりした内容を、主体的に追究しようとする姿勢を身につけてほしいと思っています。