こんなことがありました。

2023年12月の記事一覧

映像作品が完成~テーマ決定&撮影スタート

 夏の「NHK杯全国中学校放送コンテスト」と並んで、映像制作活動の大きな目標と言えるのが冬に行われる「パナソニックKWN日本映像コンクール」。南中の生徒たちは学習や部活動と並行して制作を進めてきましたが、ようやく2023年度の審査会に出品する番組が完成しました。

 今回の番組を制作するきっかけになったのは、夏に実施した福島の食材レポートです。その美味しさは言うまでもなく、生徒たちにとって印象深かったのは「たくさんの方々に自分たちは支えられている」ということでした。もちろんそれは2011年の東日本大震災がきっかけですが、今年度入学した生徒たちは生まれたばかり(または生まれた直後)で当時のことを知るはずがありません。「あの日何が起こり、その後どう過ごしたのかを知りたい」と、生徒たちは番組制作を開始したのです。

 まずは 「学ぶ」 ことから始めました。総合学習で「震災・復興」のカテゴリーに所属した生徒たちはネットで調べるのはもちろん、出前講座で語り部の方からお話を聞いたりして当時の様子そしてその後の歩みを学びました。

 「震災について学びたい」という声は、生徒たちを教室の外へと導きました。いわき震災伝承みらい館や被災地で実地研修を行い、さらにはカテゴリーの枠を超えて学年全体へと広がりを見せました。遠足フィールドワークではアクアマリンふくしまを訪れて、全員で震災学習を実施。言葉だけでなく写真や映像で12年前の震災に対する理解を深めました。

 たくさんのことを学ぶと、様々なことを 「考える」 ようになりました。防災や減災への意識、家族内での緊急時における決め事、たいへんな状況でも自分たちを大切に育ててくれた親への感謝…たくさんの生徒たちが自分の言葉でカメラに向かって貴重な証言を残してくれました。

 「学び」「考えた」生徒たちが、その後どのように変容したのか…番組後半の内容については次回ご紹介します。

 

情報モラル教室

終業式の前に、県金融広報委員会 金融アドバイザーの柳沼様をお招きし、情報モラル教室を行いました。

 

 

スマホで起きるトラブルの内容や解決策についてご講話をいただきました。

 

トラブルを回避する為には、

ルールを作ること(使用時間など)

フィルタリング設定をすること

が大事です。

 

また、生徒から友達がネット依存になりそうな時はどうすればいいですかという質問には、

普段から友達との会話を大切にし、依存になる前に回避することが大事とのことでした。

 

スマホ、インターネットは使えば便利ですが、一度アップした情報は消せなかったり、使い方を間違えると犯罪にもつながってしまいます。

明日から、自由な時間が増える冬休みになります。今日の講習を踏まえた利用をしましょう。

 

 

2学期終業式

情報モラル教室終了後に2学期終業式を行いました。

各学年および生徒会代表生徒が2学期の反省と冬休みの抱負を発表しました。

どの発表も気持ちがこもっており、特に「全力で取り組むことの素晴らしさ」を発表した内容には、大変感銘を受けました。

いよいよ明日から冬休みが始まります。3年生は入試に向けて、1・2年生は冬休みの課題への取組など、有意義な年末年始にしましょう。

また、大掃除の手伝いなど家庭での生活も充実させましょう。

新学期、元気な姿で登校することを楽しみにしています。

授業納め~ALT のジョー先生と年忘れ言語活動

 12月21日(木)は教科授業の最終日。そこで2学期および2023年の英語授業の締めくくりとして、1年で習った学習事項をフルに活用してのコミュニケーション活動を実施しました。

 冬休み明けの1月15日(月)にはスペリングコンテストが予定されているということで、まずは 英語の綴りを推測する活動 です。発音と綴りが一致しないために単語を覚えるのは簡単ではないため、音と文字の関係を推し量ることはとても大切です。そこで、おなじみの単語や国名を5人で完成させる活動を行いました。「テーマ」「ゴースト」といった日常で用いる語や「チェコ」「ガーナ」などの国名にチャレンジ!みんなで想像力を働かせて単語を完成させていました。 

 続いては 20秒内にお題の単語を5人が1つずつ答えるプレッシャー問題 です。実際の会話でも頭の中の引き出しにある単語をふさわしい場面で瞬時に使いこなさなければいけません。「4文字の動詞」「今日の教科名」…挑戦する友だちを班に関係なく応援し讃える姿は実に素晴らしいです。

 

 そしていよいよお待ちかねの早押し問題。最近習った不定詞を用いて、「行きたい国」や「食べたいもの」を全員が必ず一度は答えていきます。多少難しい表現もありましたが、クラスの全員が英語で発表することができました。

 

 最後は 疑問詞 Which を用いた3択問題 です。ジョー先生が "I want to be a devil !" と宣言したため、同じ答えを選んでしまうと減点されてしまいます。1問ごとに大きな歓声やため息が聞かれた教室は、外の寒さを忘れるほどの熱気に包まれました。 

 "Merry Christmas and a happy new year.  See you next year !" 授業の終わりを告げるジョー先生ですが、このようなコミュニケーション活動は年明けすぐの1月に実施される予定です。ぜひそれまでに、4月から習ったことを冬休みに見直しておいてくださいね!

 

表彰

2学期も今週で終了しますが、先週、今週といわき税務署の方、福島県法務局の方にそれぞれ本校にお越しいただき、校長室にて表彰が行われました。以下に紹介します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生の税についての作文  いわき税務署長賞

 

全国中学生人権作文コンテスト福島県大会 奨励賞

 作文に書いた思いや願いの実現を目指して、今後生活してほしいと思います。

 

 

2学期末の1学年集会

 今週で2学期の授業も終わり、冬休みに入ります。そこで 1年生の学年集会を体育館で実施しました。もちろん準備も運営も生徒たち自身で行います。

 まずは生徒発表がありました。「新人大会」「学力向上」「総合学習」「南中祭」と、それぞれのテーマで各クラスの代表生徒が発表。聞いている人たちの目をしっかり見ながらの素晴らしいスピーチでした。

 学年委員長からは入学後に「自分たちができたこと」「できなかったこと」を考察したうえで、来年そして2年生に進級してからの目標が発表されました。

 入学から9か月。中学校に入学した激動の1年が間もなく終わろうとしています。反省すべき所をしっかりと見直して、さらにステップアップできるように準備をして新年を迎えましょう!

 

 

2学年学年集会

2学期のまとめの学年集会を行いました。

 

各クラス代表生徒からの反省では、2分前着席ができなかったことや騒がしくなってしまったことがあげられました。

 

3学期は最高学年に向けての準備期間です。今学期の反省を改善できるよう、協力して生活したいですね。

 

ジョー先生に英語で道案内

 中央台南中のALTジョー先生とは、定期的に1対1の会話活動を行っています。この日は1年生の授業で道案内の活動を行いました。

 実際にジョー先生と会話を始めるまで、どこまでの道案内をするのかはわかりません。待っている間は緊張感でいっぱいの表情ですが、実際に会話が始まるとアイコンタクトをしながらリラックスした表情で適切に案内することができました。    

 もちろんスピーキング活動はこれで終わりではありません。行き先に応じて臨機応変にフリートークを実施します。病院に行くのなら 'What's wrong?"、コンビニに行くのなら"What do you want to buy?" といった具合にさらに会話を続けるのです。ジョー先生の答えに同意したり、思いがけない回答にビックリしたり…と、より自然な流れで会話を楽しむことができました。

 次回は2学期まとめのコミュニケーション活動が予定されています。今年最後のジョー先生との授業となりますので、思いっきり楽しみましょう。 See you tomorrrow!

 

「未来へのメッセージ」をいわき震災伝承みらい館に届けたら…

 総合的な学習の時間で1年生は6つのカテゴリーに分かれて「環境」をテーマに学習しましたが、そのひとつ「震災・復興カテゴリー」では、語り部の石塚さんからお話をお聞きしたり、いわき震災伝承みらい館や被災地を訪問して当時の様子や防災・減災への取り組みなどについて学びました。そして メンバー全員で、これまでの活動を通してそれぞれが胸に抱いた思いを「未来へのメッセージ」へと託しました。

 完成した「未来へのメッセージ」は12月16日(土)にいわき震災伝承みらい館にお届けしましたが、なんとそこにいらっしゃったのは 東北楽天ゴールデンイーグルスで2024年から指揮を執る今江敏晃監督! 震災後ずっと実施している野球教室のためにいわきを訪れたということで、快く写真撮影に応じてくださいました。本当にありがとうございました。

 この「未来へのメッセージ」は、3月11日にいわき震災伝承みらい館に掲げられるとのことです。お近くにお寄りの際は、ぜひご覧ください。

 

12月は寄付月間~校内で募金活動を実施しました

 NPO法人を動画制作で応援する「チャリティー・ムービー・プロジェクト2023」。どこからでもウェブでアクセスできるという利点を活かして、動画を視聴した方から寄付を募るという形で行われています。しかし、直接自分たちの気持ちを伝えたい と考えた生徒たちは、ある行動に出ました。それは…「対面での募金活動を行う」というもの。そこで、校内放送で募金活動の実施を伝えました。

 集まった寄付金は昼休みに集計して、帰りの放送で募金額を報告。活動への理解が進むにつれて日ごとに募金額も増えていき、「頑張ってね!」「応援してるよ」といった励ましの声も多く聞かれました。

 そして最終日には職員室でも募金活動を実施しました。生徒のみなさん、そして先生方からの温かい気持ちと予想を遥かに超える寄付金に、生徒たちは感謝の気持ちでいっぱいでした。

 募金活動は1月22日まで続きます。生徒たちはもっともっとNPO法人ハビリスジャパンさんへの寄付を増やそうとさらなるPR活動を計画中ですので、これからも活動の様子を随時ご紹介していきます。

 ★動画の視聴はコチラ ⇒ https://www.philanthropy.or.jp/charitymovie2023/movie/habilisjapan1/

 

授業力向上講座Ⅲ(応用)(中学校・数学)実施

 本日5校時、いわき市教育委員会の研修の一環として「授業力向上講座Ⅲ(応用)(中学校・数学)」が1年2組で行われました。授業を行っていただいたのは、筑波大学附属中学校 教諭 石黒友一 先生です。1年生はこれまで「平面図形」の授業で垂線、垂直二等分線の作図を学んできました。本時は「線分の3等分線について考えよう」の課題でした。まずは、折り紙を利用して3等分する折り目をつくる学習をしました。1年2組の生徒たちは、自ら考えながら試行錯誤した後、先生の指導のもと3等分の折り目をつくることができていました。そしていよいよ、作図によって3等分線をつくることに挑戦です。これまで学んだ知識をフル活用して一生懸命挑戦する姿がとても素晴らしかったです。現在の教育は「主体的・対話的で深い学び」が大切であると言われています。生徒はもちろんですが、本日の授業に参加した市内の数学の教師も、「主体的・対話的で深い学び」に対して大いに研鑽を深めたことと思います。本日の研修の成果をそれぞれの学校に持ち帰り、自校の生徒に還元しながら、生徒の学力向上に努めてほしいと思います。

12月は寄付月間~募金活動の取り組みが福島民報に掲載

 1年の終わりに、誰もが充実した毎日を送ることができるように自分にできることを考える…「欲しい未来へ、寄付を贈ろう」を合い言葉に、毎年12月には寄付月間として様々なキャンペーンが行われています。 南中で取り組んでいる「NPO法人応援動画」の活動も残り40日となり、生徒たちはチラシを配付したり募金活動を行ってハビリスジャパンさんの活動を広めています。

 その取り組みを紹介する記事が、12月14日(木)付けの福島民報の朝刊に掲載されました。 また、福島民報ウェブ版にも記事と写真、そして応援動画が視聴できるQRコードが掲載されています。どうぞご覧ください。

   

令和5年度福島県中学生ロボット競技会

12月9日(土)福島高専体育館で中学生のロボコン大会が開かれ、本校から創造部の生徒2名が参加しました。今年度は県内から11校19チームが参加しました。前日まで調整がうまくいかず、出走直前まで修理補修した結果なんとか出走できました。今年度の経験を来年度に活かして欲しいです。

震災・復興スタディーツアー in 双葉郡

 総合学習の時間を利用して1年生が実施している震災・復興学習。この日はさらに詳しく当時の様子を学習しようと、3名の生徒が 双葉郡でスタディーツアーを実施 しました。まず訪れたのは、富岡町にある「とみおかアーカイブミュージアム」です。

 震災学習ということで、どうしても東日本大震災のことに目が向きますが、「正しく歴史を学ぶには、それ以前の町の様子を知ることも大切」と主任学芸員の門馬さんに教えていただきました。展示物はもちろん、とてもためになるお話を聞いて、生徒たちの知的好奇心は大いに刺激されました。

 震災当時の様子を伝える展示物のコーナーでも、歴史をどのようにとらえるべきかを学びました。例えば震災というと2011年3月11日14時46分という時刻を思い浮かべてしまいますが、本当にそれだけでいいのか?…異なる時刻を指して止まっている時計を前に、被災した人ひとりひとりにとってそれぞれ意味を持つ時刻があるということを学びました。

 約2時間の見学を終えた生徒たちは、このあと大熊町そして浪江町を訪れてさらに学習を行いました。とみおかアーカイブミュージアムのみなさん、本当に貴重な機会をありがとうございました!

12月4日 表彰【陸上、テニス、文化関係】

12月4日(月)の朝の時間に放送にて表彰を行いました。

陸上競技部・・・秋季選手権大会

ソフトテニス・・・ルーセントカップ

作文・・・防災コンテスト(2名)

書道・・・JA共済書道コンクール 書写の部

サッカー部 めひかリーグ全日程終了

週末に、めひかリーグの最終節を行いました。

最終成績:第2部リーグ「1位」

地区リーグからから順位リーグまで計9試合。1・2年生ともに経験を積み、チーム全体で成長中です。

試合内容だけでなく、審判・記録、会場担当の時には準備から片付けまで、全員しっかり役割を果たしました。

色々と自信をもつと同時に、改善点を意識して、これからも前向きに頑張りましょう!

保護者の皆様、送迎や連絡、時間の調整など、いつもありがとうございます。

 

第2回避難訓練

本日6校時目に、避難訓練を行いました。

理科室から火災が発生した時を想定し、適切な避難経路はどこかを確認しました。

 

 

どの学年も3分以内と、素早く避難できました。

講評では、教頭先生より

お 押さない

か かけない

し 喋らない

も 戻らない

ち 近づかない

についてのお話がありました。

 

避難訓練の指導のあと、今週、いわき市でも熊の目撃情報がありましたので、もし遭遇してしまった場合について、すみやかに身の安全を確保するよう指導しました。(すぐに逃げる、建物内に避難する、警察に連絡する。など)いかなる災害時も命を最優先に守るよう話をしました。