こんなことがありました

出来事

授業参観、ありがとうございました!

12月8日(金)、授業参観を実施しました。ご来校いただきありがとうございました。 

やまなし1組は国語科「ようすをあらわす言葉」。タブレットを活用し、画面に提示された犬や猫のイラストについて「かっこいい」「かわいい」の文字を打ち込み、「かわいいの方がいい!」「いや、かっこういいって!」とか言い合いながら楽しく学習していました。

やまなし2組は学級活動「キュウリビズのお祝い」。先日お伝えした福島発のキュウリビズ愛情込めてキュウリ栽培大作戦!で見事優秀賞を受賞したことをお祝いする会。前半はこのプロジェクトも含めて畑とともに歩んできた日々のプレゼン。そして後半は保護者の皆さんも巻き込んじゃってのゲーム大会へ。素晴らしい一体感!楽しい時間を過ごしていました。ご提供いただいたお菓子は、畑で育てたポップコーントウモロコシとさつまいもを使ってとのこと。羽ばたく鶴に子どもたちの可能性を大いに感じた次第です。ご馳走さま!

1年1組は生活科「じぶんでできるよ!」。楽しいお家での生活は、家族でいろいろなお仕事を分担し合って成り立っているのよ!ということで、誰がどんな仕事をしていて、自分がやっていること、そしてにさらに出来ることはないかな?と考えてみました。私はこんなこともできるぞ!って背伸びして答える姿が微笑ましかったですね。早速今日からチャレンジでしょうか。

 2年1組と2組は算数科「かけ算」。大きな数を効率よく計算するには?をテーマにアイディアを出し合う内容。1組の黒板は子どもたちが見出した計算方法でいっぱい!2組は代表児童のアイディアについて分析!かけ算をベースに足し算や引き算も駆使してチャレンジする姿をこれからも応援して参りましょう!

3年1組は総合「わくわくたんけんたい」。詳細は後日お伝えしますが、本校の3年生はもはや「いわき湯本温泉博士ちゃん」でございます。おびただしい付箋紙の数が、温泉に関する学びの深さを物語っています。保護者の方から「最近、妙に詳しく温泉のことを語っていて、学校でこんなにも勉強していたんですね!」とのご感想を頂きました。

4年1組は音楽科「めざせ楽器名人」。うかがったときはリコーダーで「もののけ姫」を演奏中。アンサンブルで、そして全員で。お互いのパートを聴き合い、心を合わせて見事に演奏していました。「音楽の授業を初めて見ることができて、こんなに演奏が上手で嬉しいです!」とのお言葉をいただきました。頑張っているところを見てもらえてよかったですね。

4年2組は道徳科「小さなお父さん」。家族の都合で妹と二人きりで過ごすことになった夜。さてあなただったらどうでしょう?の発問に、大丈夫!できる!任せて!と強がってはいるものの本当?と突っ込んでみると、あっ、いや、その~。これからちょっとずつ自立の心が育っていくのでしょうね。

5年1組は家庭科「食べて元気 ご飯とみそ汁」。本校の田んぼで育てた「長倉米」でおにぎりをこしらえました。わかめ汁は出汁とりからチャレンジしたのだそう。苗をお寄せくださった柳沼さんと常磐公民館の大平先生をご招待し、そしてご家族の皆さんをお迎えしてのおもてなし。頑張ってきた成果と感謝の心をこうしてお伝えすることができて本当に嬉しい時間でしたね。

6年1組は算数科「並べ方と組み合わせ方」。リレー競技の場面を想定して、選手の並びは何通りできるか?を考えました。お互いの案をタブレットを活用してシェアし、樹形図を使って整理していきました。タブレットをツールとして平然と使いこなす6年生の姿がとても印象的でした。

授業参観後は放送でPTA会長さんにご挨拶をいただき、学級懇談会へ。今年度本校が掲げた「育てる4つの力」をフルに活用して、子どもたちが心を合わせて歩んできた素敵な学校生活の様子をご共有いただきました。加えて、タブレットの持ち帰りについてもご説明申し上げました。1年生では保護者の皆様に使い方講習会を行いましたが、お困りのことがございましたらご相談ください。

放課後の子どもたちは早くもサンタさんを心待ちにしているご様子。私たちは引き続き子どもたちの心を支え、環境を整え、思い切り学習できる習慣作りに取り組んで参りましょう!冬休み前、子どもたちのためにもうひと頑張り!

5年1組学級活動、よりよい学校づくりに向けた話合い!

こちら熱心にメモする若手新人教員。今日は先輩先生の授業の技をいただきます!と言わんばかりに夢中になって参観しておりました。11月14日(火)のことになりますが、初任者研修の師範授業として、5年1組で学級活動の授業研究を実施しました。

授業の本日の議題は、長倉小学校の『あいさつ』をもっとよくするための取組について。議題に対する自分の考えを提案し合い、それをシンキングツールを活用して「すぐにできそう」「時間がかかる」、「みんなでやる」「5年生でやる」という軸で整理していきました。

話合いには当然シナリオ等はございません。進行係が「この考えについてどう思いますか?」「これは5年生だけですか?全校生でですか?」「~ということでいいですか?」と臨機応変に対応する中で、子どもたちは、自分の考えを提案したり、仲間の提案を拝聴したりして、意見交流・吟味、そして判断をしていきました。

満を持して登場したこちらの男子児童。「あいさつができなかったら宿題を増やす!。宿題が増えるというくるしみを味わいたくないと思うから...」とのご提案。これには賛否両論。「苦しくなるからあいさつをするというのは違う感じがします」「みんなでしっかりあいさつをするには必要かも」「あいさつは何のためにやるの」等々の御意見が。「誰が判断するの?」「それは毎朝立っている校長先生が」。えーっ!こっちに振らないで!!

最終的には、すぐにでもあいさつをよりよくしていきたい!という思いをベースに、まずは5年生からお手本を示していきましょう!ということで落ちつきましたが、全員が自分事としてとらえ、異なった意見も受け入れながら本音で語り合う姿がとても素晴らしく、頼もしく感じました。この日以来、登校時の5年生の挨拶は一段とギアが上がっており、それが全校生にどう波及していくのか楽しみでございます!

担任の先生は子どもたちの活動を終始温かく見守っておりました。「昨年までの担任の先生がしっかりと育てて自信をつけてくださったので、子どもたちがどんどんチャレンジしていくんです!」とのこと。謙遜もあるのでしょうが、担当した子どもたちを責任を持って成長させ、進級時の引継ぎ・学年間の接続を大事にしてきている成果だと感じております。これは本校の強み!

さて若手新人教員のこと。「勉強になりました!子どもたちだけであんなに話合い活動がスムーズにできていて...。今、担任させていただいている4年生をここまで育てていかなければ...。頑張ります!」とのお言葉、頼もしい限り。授業の帰り道、教頭先生とずっとお話をしながら歩いている姿がまぶしかったです。それは職員室に着いてからも続いておりました...。この研修を活かして、次は君が学級活動の授業実践にチャレンジする番ですぞ!

再会、第2回三校合同交流会を開催!

おっ、ここが湯本一中か!今日もまた交流会を思い切り楽しんじゃうぞ!!

ということで、12月4日(月)、湯本一中と湯本一小そして本校の子どもたちが再び集い、今年度2回目の三校合同交流会を実施しました。最初は恒例の自己紹介を。みんなに注目されると...ね。

3校の子どもたちが入り交じっての班づくり。そしてラジオ体操でウオーミングアップをしてから、いよいよ班対抗ゲームのスタート!こちらアニマルスプーンリレー。「頑張れ!」の応援は嬉しいのですが、やはり責任重大ですからね。それはそれは慎重に...。

ビッグなオセロゲームはスピード勝負!ひっくり返したり、ひっくり返されたり...。最後には座ったり、踏んづけたりしてガードする荒技も飛び出し、前回にも増して大盛り上がりでございました。

ラストは紙飛行を作って飛ばしましょう!となってヒューヒューと!「それ凄い!」「こっちも見て!」「高いところに上がっちゃった!」等々の声が。もはや班対抗ではなくなって、交流の輪がどんどん大きくなっていってエンディングを迎えました。

再会を果たした子どもたち、前回以上にいい表情、元気な声をたくさん見聞きすることができました。また今回は何と言っても中学生が小学生を優しく導いてくれているところ、光っていました!ありがとうございました。最後のお見送りはとびっきりの笑顔で!

そしてそして今回も子どもたちのためにと、貴重な経験・学びの機会を準備し、臨機応変にご対応くださった各校の先生方、支援員の皆様に改めて感謝申し上げます。皆さんの笑顔も素敵でした!

4年生、小川江筋の特別講義を受講!

社会科の単元「郷土の発展に尽くす」の授業。4年生は、江戸時代初期に本市北部に農業用水路「小川江筋」を建設した沢村勘兵衛さんについて学んでいます。本校では今年も常磐公民館による学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業に位置づけ、11月30日(水)、いわき市暮らしの伝承郷館長でいわき地域学会副代表の夏井芳徳先生にお越しいただきご講義いただきました。

今日の授業のねらいは、これまで学習してきた内容をさらに深掘りしていくこと。まず夏井先生から、小川江筋の使い途や地名に関する「小川江筋問題」なるクイズが5問出題されました。子どもたち、これまでの学習の成果を確認し、ノートやいただいた資料を行ったり来たりしながら自信満々答えていきました。正解を重ねていってニンマリする子どもたち。夏井先生から「よく勉強してきたね!」のお言葉でさらに笑顔になっていきました。

そして最終問題。「小川江筋を造ったのはだれ?」という4択問題。勘兵衛さんを初め、勘兵衛さんのお兄さん、お弟子さん、お殿様の4名の名前が示されました。ほとんどの子どもたちは勘兵衛さんに手を上げましたが、答えはいかに...。

夏井先生のお話。「とあるお子さんがケーキを作りましょうということになって、お兄さんがレシピを持ってきて作り方を教え、お友達も仕上げを手伝って、お父さんがお金を出したってお話。さて、誰がケーキを作ったのかな?」となりまして、子どもたちは「全員だよね」となりました。そして夏井先生「その通りだね!ということは、小川江筋を造ったのはだれ?の答えは?」に、子どもたちは「4人全員だ!」となって、少し間が開いて「あー、なるほど~」となった次第。「確かに小川江筋は沢村勘兵衛さんの頑張りがあってなんだけど、関係した人たちも大事。そういった周りの人の力も集めていったところも勘兵衛さんの凄いところだよね」の解説に子どもたちは納得の頷きでございました。

昨年もそうでしたが、授業後の夏井先生「400年前の用水路を今でも使っていることも凄いし、学んだことを自分だけのものとしないで人の役に立つように使っていった勘兵衛さんには学ぶことが多いですね。歴史は面白いんです。こういった学習で疑問に思ったことやおや?って気付いたことをどんどん調べていってみてください」とのメッセージもいただきました。

子どもたちは深掘りすることの楽しさを実感していたのでしょう。授業中も授業後も、夏井先生や常磐公民館の大平先生に夢中になって質問する子どもたちの姿を沢山見ることができました。

夏井先生、今年も子どもたちの好奇心をくすぐる授業をありがとうございました!

ALTニコラス先生、大活躍!

 毎週火曜日は、ALT(外国語指導助手)のニコラス先生が来校しています。こちら11月中旬の5年生の授業。子どもたちは「どこにあるかをたずね合おう!」をめあてに、「どこにあるの?」「どこそこにあります!」等を英語でやりとりをする学習にチャレンジしていました。

授業も後半。教科書の地図を活用して、ニコラス先生「Where is the Hospital?(病院はどこにありますか?)」と道案内を依頼された子どもたち。率先して手をあげた女子児童がガイドにチャレンジ!「Go straight for one block.Turn left.You can see it on your right.」と、一語一語を確かめるように説明。ニコラス先生から「Oh!Thank you!Very good!」のお言葉を頂きとびっきりの笑顔!

それで「Next challenge!」ということで、いわき駅前の地図が登場。ニコラス先生、さらに大きなリアクションで頭を抱えて、困ったご様子で「Where is the MATSUGAOKA-PARK?(松ヶ岡公園はどこにありますか?」の質問が。

頭を抱えたのは子どもたちも同様、動揺!実際の街の地図はかなり複雑で、説明は簡単ではないことに気付いたからでございました。しかし男子児童が果敢にチャレンジ!道路を指でなぞりながらの説明...。しかしやっぱり大混乱...。

何に混乱したかというと、「Turn left(左に曲がって)」や「Turn Right(右に曲がって)」と言っているうちに、自分が向いている方向が分からなくなってしまったからでした。指だけでなく体もくるくる回転させてながらのチャレンジ!見ているお友達も体を左右に回しながら「頑張って!」の応援で一体感が。時間はかかりましたが何とか松ヶ岡公園までのガイドをやり遂げることが出来ました。みんなで大きな拍手!

ニコラス先生はどの教室に行っても大人気。それは、授業時間よりも早めに教室に向かい、授業前に子どもたちとのコミュニケーションを積極的に図ろうとしているからだと思うのです。そういったほんのちょっとの配慮が子どもたちの心に響くのですね。「4つの力」をフルに活用する子どもたちの姿にも素晴らしさを感じますが、ニコラス先生の子どもファーストの姿勢にも感謝でございます!

話は変わりますが、毎朝、中通りから牛乳を配達してくれていた運転手さんが、11月をもってご勇退。先日、最後の配達となりました。「長倉小の子どもたちは毎朝ランニングしていていいね!立ち止まってあいさつもしてくれてね!お世話になりました!」とのコメントいただきました。暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、遅れることなくいつも決まった時間に配達してくださった運転手さん。そのプロフェッショナルさに学校は支えられて参りました。長い間お疲れ様でございました。本当にありがとうございました!

やまなし2組、優秀賞受賞おめでとうございます!

昨年は6年生が特別賞・福島放送社長賞を受賞した「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦!」。今年はやまなし2組がチャレンジして、何と優秀賞を受賞しました。

11月29日(水)、福島市のJA福島ビルで行われた表彰式に代表児童が参加して参りました。主催者の福島民報社、県農業同組合中央会、JA全農福島の皆様には大変お世話になりました。

優秀賞ということでスピーチをすることになり、直前まで練習をして、いざ登壇!「優秀賞をもらえてとても嬉しいです。キュウリを育てるには草を取ったり虫を捕ったり水をあげたり、暑い中での作業は大変でしたが、キュウリがいっぱい実って、嫌いだったキュウリが少しだけ食べられるようになって嬉しかったです。育てたキュウリはとても美味しかったです。今度は最優秀賞をもらえるようにもっと頑張りたいです!」拍手でございます!

このプロジェクトがスタートしたのは4月21日(金)でした。保護者の方とともに畑の土作りからスタート。以来、いただいたキュウリとともに様々な夏野菜を育てて参りました。その過程では、「どうやったら美味しい野菜をたくさん収穫できるか?」をテーマに、先生や支援員さんとたくさんお話をして、本やネットで検索、学校評議員の今野さんや用務員さんも巻き込んで試行錯誤を積み上げて、その様子は廊下の掲示板いっぱいに綴ってあります。

  

猛暑の中、除草や虫対策に挫折しそうになったこともありましたね...。でも、キューピー(株)のオンライン学習で野菜を美味しく食べる秘訣を学び、その日が来ることを夢見て頑張り抜きました。何より、夏休み中も保護者の方と畑の作業にチャレンジし、収穫の喜びも味わえたことが大きかったのではないでしょうか。

そのプロセスを5枚の模造紙に綴って今回の受賞となった次第でございます。特に、お家でチャレンジしたキュウリ料理が大きなポイントだったのではないでしょうか。マカロニサラダ、お漬物、豚肉と卵の炒め物、暑さに負けないネバネバキュウリ、何でもキュウリ巻き、花キュウリ、ささみとのマヨネーズ和え、そして直球勝負のキュウリサラダ!どれも美味しそう!!

今日は、学級で開く「受賞記念パーティー」の招待状をご持参くださいました。ちょうどこの記事を書いているときで、受賞スピーチの動画を一緒に見て振り返りました。2人でニヤニヤしていて、とてもよい思い出ができましたね。当日を楽しみにしております!

振り返ればやまなし2組の皆さんは、いつも畑の中にいたような...。やまなし2組のチャレンジ、まさにField of Dream!本当におめでとうございました!!

持久走記録会2022・後編

5年生です。距離は昨年よりも400ⅿ長くなって1,440mへ。まずは女子。団子状態のスタートに「もう少しペースを上げていこうよ!」の声が...。校庭7周は相当の覚悟が必要なんですね。その後は目標を再確認したのか徐々に縦長になっていってのチャレンジとなっていきました。続く男子は元気よくスタート。初めからタテに並んで先導役を交換しながら力走し、最後は2人が抜け出し僅差でFINISH!女子1位は6分28秒67、男子1位は5分50秒63、2位との差は1秒56でした。早くも来年の陸上大会に視線を向けている5年生に励ましの拍手!

そして小学校生活ラストチャレンジとなった6年生も1,440m。女子は市大会800m2位に入賞した児童が圧巻の走り。記録は5分34秒42で記録更新には一歩届かず。その心境を率直に「悔しいです!」と語る姿、これからの成長がますます楽しみでございます。その姿に引っ張られて顔を真っ赤にして最後まで走り抜いた皆さんの姿、とても美しく見えました。大きな拍手!

続く男子も熱く切磋琢磨して走る姿が。最後の最後にこの差でFINISH!1位の記録は5分57秒43。2位との差は0秒30でございました。6年生ともなるとやはりフォームが安定していましたね。順位の入れ替わりはありましたが自己ベスト続出!全員完走を果たした皆さんに大きな拍手!

6年生への全員インタビューでは、やはり「小学校生活最後の...」という枕詞とともに、走ることを通して今の自分の生き方を語る姿が印象に残りました。その目線で残りの小学校生活をやりきって欲しいと思います。

今年の持久走記録会はBGMを流さずに行い、走る子どもたちの息づかい、大地を蹴る音、そして元気に応援する声が長倉の杜に響き渡りました。その中で特に印象に残ったのは、「◯◯ちゃん頑張って!」「◯◯くん頑張れ!」とお互いの名前を呼び合って応援していた子どもたちの姿、そしてそれが学年学級を超えて先輩後輩間で行われていたところ。私たちが思う以上に子どもたちは強く熱い絆でつながっていることを実感、子どもの力ってやっぱり凄い!を再認識いたしました。

やっぱり凄い!と言えば、やっぱり本校職員。ゴールで記録を担当する先生は、敢えて目立つ赤色のユニフォームを着用。「あんなに頑張る子どもたちが、最後、ゴールを間違えたら申し訳ない感じがしますでしょ!」とのこと。その先生の後ろ姿、大きなジェスチャーで子どもたちを呼ぶ姿に、やっぱ先生っていい仕事だよな!を実感いたしました。今日もチームワークで子どもたちの頑張りを支えてくださいました。いつも子どもたちに寄り添い、最高の愛情を注いでくださる先生方にも感謝の拍手を送ります!

明日から12月。まだまだやれる予感がしています!もっともっとチャレンジできる手応えを感じています!長倉小学校全員で2023年を精一杯駆け抜けて参りましょう!!

持久走記録会2023・前編

11月28日(火)、自分ベストあるいは大会記録の更新を目指し、晩秋の長倉の杜を駆けめぐる持久走記録会2023を開催しました。子どもたちはこの日を目指し、朝ランや大休憩時間も使ってチャレンジを積み重ねて参りました。

まずはオンラインでの開会式。6年生の運動・環境委員会が中心となって全校生を大きく励ましてくれました。特に6年生は小学校生活最後の記録会、頑張りましょう!

最初にスタートしたのは3年生。昨年よりも400mも長い1,040mにチャレンジ。女子1位の記録は4分42秒30、男子1位は4分23秒36。男女とも2位との差はわずかで、切磋琢磨して走る姿は、これから走る他の学年の子どもたちを大きく元気づけてくれました。力走後のインタビューで、自分の言葉で感想を話してくれましたね。それぞれに目標をもってチャレンジした3年生に大きな拍手!

続いて4年生。距離は同じく1,040m。昨年も走っているから頑張ります!という声と、やっぱり長いよなぁ!という声が入り交じっていましたね。女子1位は4分17秒27、男子1位は4分06秒85。自己ベスト更新!の声をたくさん聞くことができました。お互い声を掛け合って全員が完走した4年生にも大きな拍手!

1年生は660ⅿ。初めての記録会へのチャレンジ。そのこと自体に大きな拍手!これまでの練習を通じて「ペース配分」を習得?して参りましたが、今日は家族が見に来てくれた!ということもあって、やっぱり前に出たい!という思いが先行し、短距離走並みのスタートダッシュ!!それでもゴールを目指す直向きな姿に感動しました。女子1位は3分1秒88と大会記録まであと11秒に迫る好記録。男子1位は2分55秒31。「ペース配分」にますます磨きをかけて参りましょうね!

同じく660ⅿを走る2年生。レース前のコメントでは「緊張します!」が多く、いつも溌剌としている2年生にしては意外でした。とは言え、体も大きくなってきて、腕を大きく振って広いスライドで走り抜く姿がとても印象的でした。成長した姿を存分に発揮した2年生にも大きな拍手!女子1位は2分48秒52、男子1位は2分41秒01。男子は大会記録に9秒に迫る好記録でした。

今回の行事でも、なるべく多くの子どもたちにインタビューをしていただきました。「4つの力」を発揮してチャレンジしてきたこと、走る直前の思い、走り終えての感想等、それぞれのエピソード話はとても素敵です!その思いをまた作文に書き記してこれからの生活に生かして参りましょう。

お互いを応援する姿はとても美しいですね。子どもたちのよさをよく知っている先生方も全力応援でございました。ALTのニコラス先生も大声を出して、英語と日本語で全力応援。Let's run with the students!には、Oh!sorry!!とのことではありましたが、「日本のこういった行事はとても大事だと思うんです。ファミリーも来ていて素晴らしいでーす!」とのことでございました。

校内研修会、2年1組生活科の実践に学ぶ!

11月24日(金)、2年1組の生活科の授業を手がかりにして校内研修会を開催しました。先日お伝えしたように2年生の生活科では「うごく うごく わたしのおもちゃ」にチャレンジ。そして1年生を招待して、そのおもちゃで楽しんでもらおう!というプランで進行中です。

5チームに分かれて活動している子どもたち。前時では制作したおもちゃをお互いに使って遊んでみて、1年生が楽しんで遊べるか?についての意見をパワーアップカードに書き込んだとのこと。本時は、そのパワーアップカードの御意見を踏まえておもちゃをKAIZEN(改善)させていきましょう!という内容でした。

 

こちらは「ころころころりんチーム」。電池を重しにしたおもちゃが傾斜を転がっていって、ひとりでに転がっては起き上がり、また転がっては起き上がるというアクティビティ。お友達からいただいたパワーアップカードには、転がるおもちゃについて「電池が出てこないように!」「もっと種類を増やすといい!」「もっと早く走ると面白い!」等々の御意見が...。

ということでおもちゃのKAIZENがスタート!早速、電池が飛び出さないようにアイディアを出し合いながら転がるおもちゃを改めて制作していきました。

他のチームも同様に、いただいた御意見を参考にしてKAIZEN開始。子どもたちは私たちが予想していた以上に夢中になって、もの凄い集中力を発揮して活動していました。

というのも、本時の初めに1年生から届いたビデオレターを視聴し、「久しぶりに2年生と遊ぶのを楽しみにしてまーす!」というメッセージをいただいちゃったものですから、2年生のモチベーションはそれはそれは急上昇でございました。子どもたちのやる気を引き出すための仕掛け、1・2年生の先生方のチームワークに脱帽でございます!

話しは戻って「ころころころりんチーム」。KAIZENしたおもちゃの試走を始めました。すると傾斜をもの凄い勢いでコロコロコロォー!って転げ落ちていって「これでよし!」と言った感じ。「何を変えたの?」と聞いたところ「電池が出ないようにってのと、もっと早く走るようにって書いてあったから」とのこと。2つのことを一気にKAIZENさせたところ、もはやKAIZENではなく魔改造レベルでございました。

どのチームのおもちゃも見事にパワーアップ!お片付けもGOOD!その後、今日の活動を丁寧に振り返りました。「パワーアップカードを見て...」「1年生のために...」「...を直してみました」等々のコメント。そしてめあてについて★3つを付けて「今日も頑張りました!」とのことでした。本当によく活動していましたね!

今回は、校内研修会ということで、私たちは生活科・総合的な学習の時間の指導について、いつも以上に熱くディスカッションを行いました。また、福島大学の宗形潤子先生をお招きして、単元づくりや子どもたちを大きく成長させる秘訣等についてレクチャーしていただきました。ありがとうございました。さらに子どもたちのために研修を積み重ねて参ります!

ところで「ころころころりんチーム」のおもちゃはその後どうなったかな?と、今朝、見に行ってみたら、こんなことになっていました。転がるおもちゃは殆ど変わっていなかったのですが、おもちゃが転がる傾斜が大変なことになっていました。

元々トンネルが付けてあって、その中には落とし穴等のトラップが設置されていました。そこに新たに竹ひごを使っておもちゃが転がるレーンと障害物が設置されていました。1年生のためにと、転がるおもちゃの魔改造のみならず、おもちゃが転がる傾斜の魔改造にまで手を尽くしている子どもたちの姿勢に感服でございます。2年1組の実践を通して、子どもたちはまさに遊びの天才!職人!であることを再確認しました。このような素敵な子どもたちをますます大きく成長させていきましょう!と全員で思いを一つにいたしました。

本校の自慢、長倉の杜ドリームトンネルの紅葉!

11月27日(月)、新しい一週間がスタート!本校の子どもたちが一番に自慢するのがこの景色。今年も見頃を迎えております。今朝もお散歩中の方が立ち止まってじっと眺めており、「この紅葉を楽しみにこのコースを歩いているの。元気をいただいています!」と会話も弾みます。自然の恵みを感じさせてくれる素敵なトンネルです。

朝の寒さは厳しくなってきていますが、朝日が昇り出すとそれはそれは真っ赤に輝きはじめて、子どもたちに大きなパワーを与えてくれています。よって?朝ランに向かう子どもたち、半袖半ズボンでございます!

この景色の中で明日は持久走記録会にチャレンジします。子どもたちの頑張りをみんなで応援して参りましょう!