こんなことがありました

出来事

5年生、和の鉄人から鯛めしを学ぶ!

山口県産の神経締めされた天然真鯛!ホンモノでございます。1月22日(月)の5年生家庭科「和食を学ぼう!」ということで「鯛めし」づくりにチャレンジしました。講師は、田町平安の鈴木先生と松本先生にお越しいただきました。

まずはホンモノの天然真鯛に子どもたちは興味津々。鋭い観察眼を発揮し、水族館で泳いでいる魚と比較して、迫力ある面構え、鎧のような堅い鱗などをじっくりと眺めていました。そしてどこからか「うまそう!」とも...。

続いて、鈴木先生が三枚おろしの技を披露。バキッと硬い骨を切る出刃包丁、手前にすーっと引いただけで切り身にする柳刃包丁、迷いのない仕事を見て、すごい!かっこいい!を連発していました。無言で仕事をしていた鈴木先生、突然子どもたちの前に鯛の顔を差し出して、目玉をぐりっと押し出すというサプライズ。子どもたちは当然うわー!ってなったのですが、この目玉も美味しい!魚は捨てるところがないんだよ!命をいただいているんだよ!とさりげなくご教示くださいました。

それでは味見を!ということでお刺身を実食。旨い!何が?食感!味!香り!そしてこの表情でございます。天然ってこういうことか...と、若いのに大したものです。

続いて切り身体験。子どもたちに実際に包丁を持たせてくださいました。手前に引いてごらん!の指示通りに包丁を動かしてみると、あれ?もう切れた!なんで?といった反応。プロの道具の凄さを体感することができました。中には、ストレスのない包丁の切れ味の余韻に浸って、しばし呆然とする様子も...。

身を切り取った頭や骨をアラって言うんだけど、ここも大切に使うよ。今日はアラを火で炙って香ばしくして出汁に加えよう!ということで、網に乗せてアラ炙りへ。この香ばしさがたまりません。伝わりましたでしょうか?

加えるお出汁の準備。今日は昆布と一緒に薄口醤油・酒・みりん・塩、最低限でやるよ。鯛から美味しい出汁が出るからね!ということで、味の決め手になることを察した子どもたち、妙に慎重に慎重に...。

それでは!ということで、鍋にお米・昆布・アラ・お出汁の順に入れて準備完了。でも「火にかけて沸騰したら弱火にして10分炊いて、20秒ほど強火にしてから、火を止めて10分蒸らすよ!」という指示に子どもたちは緊張。1秒単位の繊細さ、それがプロの仕事を実感した様子でした。

なので、子どもたちの目線は鍋と火加減に釘付け。

そんな子どもたちの緊張を感じてか、鈴木先生は子どもたちを呼び寄せて、生わかめの美味しさをレクチャーしてくださいました。生のわかめをお湯に入れると鮮やかな緑色になってまるでマジックを見ているかのよう。それを食べてみたらとろっとろというよりもシャキシャキとしていて、ホンモノのわかめってこんな食感なんだ!を実感。全身を使って美味しさを表現!

そうしている間に約束の時間へ。ふたを開けて、まずはアラを取り出して、ほぐして、それを混ぜ込んでいきましょう!との指示の下、いの一番にふたを開けたのはなんと養護教諭。一気に広がった鯛めしの香りを余すところなくご堪能、それでこの表情でございます。じつに分かりやすいですね!そしてここからはスピード勝負。早く食べタイ!たくさん食べタイ!おめでタイ!と言いながら最後の仕事を積極的に進めていく子どもたちでございました。

完成した鯛めしがこちら!三つ葉を乗せるあたり、プロの仕事でございます。いただきまーす!で一口食べた時の子どもたちは当然の如く笑顔笑顔でございました。美味しい!旨い!味が濃い!これがホンモノの鯛めしか!と言いながらお腹も心も満たされたご様子でした。

各班のリーダーのまとめの言葉。「週の初めのお忙しい中ありがとうございました」「魚嫌いだったけど魚料理をつくれてよかったです」「魚を切れてよかったです」「料理がもっと好きになりました」「この味を忘れません」「生きててよかったです」「班の仲間と楽しくできたのもよかったです」等々。

お友達の真似をしないで、自分の思いを自分の言葉で話す姿は5年生の魅力ですね。鈴木先生への質問から、美味しいところは、お腹・かま・ほっぺとのこと。でも校長曰く、目玉の周りなんだそうです?!

魚が苦手と言っていた子どもたちも美味しい!を連発していて不思議ですね。ホンモノを使い、その道のプロに教わるホンモノの調理実習、大成功でございました。鈴木先生曰く「お店で出しても大丈夫な出来栄えに仕上がりました」とのこと。そして担任の先生が「みんなこの味よ!ホンモノの鯛めしの味、忘れないでね。そして食べるということは命をいただくということ。だからちゃんと調理できる人、食べる人になっていきましょうね!」に子どもたちは「はーい!」と答えていました。ご家族の皆さん、目と舌の肥えたお子さまにしてしまいました。申し訳ございません...。

食の大切さ、和食のパワーをご教示いただいたお二人の先生に改めて感謝申し上げます。いずれこの中から和の鉄人が生まれるかも知れませんね!

6年生、「自分たちの地域をまずは自分たちがよく知る!」

1月22日(月)、新しい一週間がスタート。昨日は土砂災害警戒情報が発表されてヒヤリとしましたが、本校に被害はなく穏やかな朝を迎えました。今週も健康第一で過ごして参りましょう!

さて、本日は6年生の総合的な学習の時間にお邪魔しました。これまでもお伝えしてきましたが、6年生は「長倉小の七不思議」を大テーマに探究活動を展開。本校のルーツが石炭・炭鉱にあることに気付き、当時の様子を理解するために映画「フラガール」を視聴し、「もっと知りたいこと・調べたいこと」を見出し、6グループに分かれて探究してきました。

そして新たなテーマ「自分たちの地域を自分たちがよく知る!」のもと、今日は6班に分かれて、探究の成果を学級内でいったん発表し合おう!となりました。

こちら、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)班。ホームページや文献を手掛かりにして、誕生から現在までの歴史を詳しく調べて年表にまとめました。「WaiWai OHANAはその時に出来たのか?」「金風呂ってなんだ?」といった感想も聞こえていましたね。素晴らしい年表でした。さらに、だれが何のために建設したのか?毎年のように施設をリニューアルしてきたのはなぜか?ということも主張できると炭鉱とのかかわりが色濃く見えてくるかも...。

こちらは温泉班。地図を活用して旅館の位置や旅館の料理の特色をグルメレビューサイトの数値も使って紹介しました。また温泉の効能について、手持ち資料まで準備してくれて「分かりやすいね!」の声が聞こえてきました。温泉と炭鉱との関係や他の温泉地との比較を入れると、いっそういわき湯本温泉の特徴が見えてくるのではないでしょうか...。

こちらはエネルギー班。プレゼンソフトを活用して探究したことを丁寧に発表していました。エネルギーの種類やこれからのエネルギーについて、小学校の学習の域を超えた内容も扱っていましたね。炭鉱で栄えたこの地域はエネルギーの出発点だったわけですね。地球環境問題にも触れていたところもよかったのですが、もう少し私たちの生活と結びつけて、どんな社会にしていきたいかを主張して欲しかったです。そこまで考えられる!と感じました。

こちらはフラダンス班。先日、ホンモノのフラガール2代目リーダー舟木先生に学びましたね。今日は、教える側でチャレンジしていました。説明の言葉の一つひとつが的確!相当自主練に取り組んできたようですね。6年生は映画を視聴したので、どうしてこの地でフラダンスを?の答えは分かっていると思うのですが、他の人に披露する時には、ぜひその理由や舟木先生にご教示いただいたフラガールの使命も伝えていただきたいと思います。

こちらはいわき観光班。市内の観光スポットをみんなに知ってもらいたい!と、カルタを作成したとのこと。観光スポットの説明文が読み上げられると、参加者は「見っけた!」「あった!」と声を出して盛り上がっていましたね。ねらい通り!あまりにも白熱しすぎて転んじゃったりして...。復習として、大きないわき市の地図を準備して、それはここにあるよ!バスだと何分くらいで行けるよ!といった解説をすると距離感も分かって、より理解が進むのではないでしょうか..。

もう一つ、方言班です。「それも方言げ?」ってその話し言葉も方言が入っています。盛り上がっている中、敢えて「おめーら、うっつぁしーがんな!」って言ってみたら、子どもたち「...」という反応でした。「がおっちまー」って感じです。なぜ方言に目を付けたのかな?方言ってどんなイメージ?いわきの方言って...なんて主張も入れてみてはいかがでしょうか...。

今日は、それぞれの班の発表を見聞き・体験してみて、思ったこと・感じたことを付箋紙に書いたところで終了となりました。次の時間は、いただいた御意見を参考にしてよりよい発表へと改善させていくとのことです。何のための発表なのか?誰に向けた発表なのか?を意識して、ぜひぜひ発展させていってください。改めての発表を楽しみにしております!

「身近な地域のことを知れば愛着が芽生え、ふるさと愛が育っていくことでしょう。いずれどこかの地域で暮らした時でも、長倉って...、湯本って...、いわきって...と堂々と語っていただきたい!」とは担任の先生の願い。その願いを子どもたちはしっかり受け止めているから、こんなに熱心に探究活動にチャレンジしているのでしょう。今日も素敵な授業に出会うことが出来ました、感謝!

 

校内書き初め会、頑張りました!

1月19日(金)、今週は寒暖差の大きい一週間でしたが、浜通りブルーの晴天に恵まれ、子どもたちはいつものように朝ランから一日をスタートさせ、元気に活動していました。それにしても朝から半袖半ズボン!まぶしいです。

さて各教室前には、先日開催した校内書き初め会の作品を展示しています。1・2年生はフェルトペン、3年生以上は毛筆でのチャレンジです。低学年の皆さんは、いつの間にか上手にひらがなを書けるようになりましたね。2年生になると漢字も入ってきて、お手本をよーく見て、冬休みにも頑張った成果がよく表れています。

3年生は初めての毛筆チャレンジでした。大きく伸び伸びと書けているところが素晴らしいですね。特別非常勤講師の丹先生の教えが生きていますね。4年生以上になると課題の難易度がぐんと上がっていきますね。文字サイズのバランスやはらいやはね等々...。一年一年確実に課題をクリアしてきている様子を改めて実感しました。

本校では書写の時間を中心に、文字の美しさとともに心の持ち様や姿勢の美しさも大事にする文化が連綿として受け継がれてきています。上手に書けるお友達を敬って真似をしたり、先生に思いっきり頼ってみたり...。もちろんご家庭での温かい励ましがあってのこと。一人ひとり味のある作品からそれぞれの成長をみんなで共有して参りましょう。今年の書き初め会も大成功でございました! 

1回目の長なわとび記録会を開催!

現在進行中のなわとびチャレンジ。毎週木曜日は長なわ記録会です。学級毎3分間で何回跳べたかな?を記録していきます。本日18日(木)は第1回目を実施しました。やる気満々?うまく跳べるかな?等々の思いを抱きつつ、よーい、スタート!となりまして...

初めてチャレンジしている1年生。先生のサポート満載のもと、跳べた!ひっかかっちゃった!と自己主張をしつつも、徐々にお友達を応援する声も聞こえてきました。中には、一緒にジャンプしちゃったりして...。初めての記録会、結果は30回!これからが楽しみですね。

2年1組は68回、2組は70回。それぞれ自分の学級のお友達を応援していましたが、結果を聞いて、何となく競争心が芽生えてきたような...。

3年生は男性の先生に手伝ってもらって回転が速いところがウリですね。今日は62回でしたが、昨年の勘を取り戻そうとみんなで調整中といったところでしょうか。

4年生は1組が115回!早くも3桁の記録を叩き出しましたね、お見事。2組は56回で、「先生の縄の回し方がさ~」と悔しさを爆発させておりました。この悔しさをバネにした今後の巻き返しを期待しましょう!

5年生は113回。リズムに乗っていけば好記録が期待されますね。今日はそのリズムづくりにチャレンジしているようでした、頑張って!

そしてアクティブさがウリのわれらが6年生。声も一番出ていましたね。引っかかった人がいても責めるのではなく、むしろ前向きな声をかけてネクストチャレンジで団結している様子は流石です。最高学年としてもプライドもあるのでしょう。本日の記録は163回、お見事!この記録発表を聞いて後輩たちは「すっげ~!」を連発、素敵な先輩たちに拍手!

全校生が一堂に会してのチャレンジは、技術的な面だけでなく、心の成長の面でも大きな効果が期待できると考えています。みんな素敵な表情で参加しています。

これからどこまで記録を伸ばしていくのでしょうか。子どもたちの今後のチャレンジを楽しみにして全力で応援して参りましょう!

学校生活アラカルト、低学年編

1月17日(水)、3学期も始まり子どもたちの学校生活のリズムも整いつつあります。本日は低学年の子どもたちの様子をご紹介。

まずは1年生。国語科の授業「たぬきの糸車」の一コマです。子どもたちはタブレットを手に先生の説明に耳を傾けていました。

「宿題で音読をしている成果を発揮してね。教科書に載っている絵が6枚あります。物語に合わせて順番に並べてみてくださいね。やり方は、こうして画面の絵を手で押さえて移動させてつなげていくの。最後はポストの中に入れて完成です。」とのご説明。子どもたちは「ハーイ!」と応えてやる気満々でチャレンジしていきました。タブレットの操作もかなり上達しましたね!

 「みんな完成したね。それじゃー、お互いに絵の並びが合っているか、それとも違っているか、確認してみましょう。お友達の作品を開いて見て比べてみましょう、ではどうぞ!」とのこと。お友達の作品をいざ開いてみると...

「すげー、同じだ!」と感動したり、

「えっ、そ、そ、そんな物語だったっけ?」って驚いたり、

「ん~、何か自分の絵の並べ方が間違っていたかな?」と、様々な反応をみることができました。子どもたちは改めて、音読・読書の大切さを実感したのではないでしょうか。

こちら2年1組、算数科の授業。百の位から千の位へと数の概念を拡大させていく授業のまとめの時間にお邪魔しました。「今日の授業で分かったことを自分なりの言葉で説明できるかな?」と先生の発問。突然のご指名ではありましたが、ご覧の通り、堂々とまとめた内容を発表する姿を見ることができました。 2年生は益々言葉の力が伸びてきているようですね。

それにしても周りのお友達のこの視線!ぐいぐい来てます。このプレッシャーにめげずに発表しているところ立派ですね。また、発表をじっくり聞いて自分と比べようとしている姿も素晴らしいと思います。

2年2組は音楽科。鍵盤ハーモニカ演奏の個別発表会。言い換えれば確認テストという緊張場面でございます。課題曲は「かえるのがっしょう」。これまで休み時間も練習してきましたね。調子よく演奏しているなと思ったら、時々音階を外してしまい笑い声がこちらまで響いてきていました。でも今日は本番。「テンポは自分のペースでいいですよ。一曲演奏し終えることを目指して頑張りましょう!」をめあてにチャレンジしました。

お友達の演奏を温かい目でじっと見守っているところ、素敵ですね。そして演奏後には必ず大きな拍手でお友達のがんばりを称え合っていました。とっても嬉しそう!みんなよく頑張りました!

3年生は、帰りの会にお邪魔させていただきました。司会を中心に心を一つにして会はどんどん進行。今日の反省では「1・2校時の国語をみんなよく頑張っていました。特に3校時の算数は最後まで頑張りました!」とのこと、係や当番からのお知らせでは「お盆にストローのナイロンが付いていると大変なので気をつけてください!」との呼びかけも。よいところも直していかなければならないことも率直に伝え合える学級って素敵ですね。安心・安全を実感できているからこそ、子どもたちは伸び伸び育っていくのでしょう。

総じて「4つの力」を発揮し合って、学校生活を大事にしている子どもたちの姿を実感しました。明日はどんな素敵な場面に出会えるでしょうか。楽しみでございます!

校内なわとび記録会スタート!

3学期の体力づくりの一環でとして毎年恒例となっているなわとび記録会がスタートしました。短なわとびの部と学級でチャレンジする長なわとびの部があり、2月16日(金)までの記録でそれぞれ表彰を行います。

毎週火曜日の大休憩は、全学年一斉に短なわとびの記録更新にチャレンジ!種目数は前とび・後ろとびを合わせて15あり、それぞれ学年毎の目標が設定されていて、A級ライセンスの取得を目指して盛り上がっております!

低学年会場は体育館。初めてチャレンジする1年生はやる気満々!1回目から全力で跳び始めて、息が続く限り跳び続けるといった感じ。2年生になると記録を意識するようになってきて、それぞれのペースでチャレンジしていました。先生も子どもたちを応援しようと一緒になってチャレンジ。中には、なわも持たずにジャンプし続けて応援する姿も、素敵です!

中学年の会場は子ども広場。本日は大変寒い中でしたが、お互い向き合って、励まし合ってチャレンジしていました。「先生、二重跳びのお手本を見せて!」「いや~じつは苦手で...」「ダメです。子どもたちも練習しているんですから先生も練習してくださいっ!」とのことでございます。

今日は3年生は体育の授業でもチャレンジしていました。リズムを一定にする練習や去年よりもちょっと難易度の高い種目にチャレンジする様子も。お互い回数を数えて記録していました。

高学年は校庭で。「今年はA級をとる!」の声がたくさん聞こえました。一方で「苦手だからいいんです...」とすでに諦めモードの声も。そんなこと言わず、やればやっただけ記録が伸びていきますから、まずは楽しんで参りましょう!

長なわとびの記録会は毎週木曜日に実施となります。そちらのチャレンジも楽しみですね。

さて、今年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査で、福島県は「コロナ禍の影響が一因と考えられているここ数年間の体力低下は、小5男子及び中2男女で改善傾向が見られました。」とのことです。一方で、運動量や息の弾む時間を意図的に設定した授業づくりや運動習慣づくり等に取り組むことが求められています。このなわとび記録会が有意義な取り組みとなりますよう、皆さんで子どもたちのチャレンジを応援して参りましょう!

発育測定で成長を確認!

強く冷たい風が吹き付ける中、子どもたちは元気に挨拶をして登校してきました。新しい一週間がスタート。「早寝早起き朝ご飯」を合言葉に、生活のリズムを学校モードに切り替えていこう!と呼びかけて参ります。

さて、保健室では今年3回目の発育測定を実施しています。まずは養護教諭からショート講話。「感染症予防のため、健康を守るための基本はこまめな手洗いですよ。手を洗ったら清潔なハンカチで拭いてください。まさか運動着で拭いて誤魔化していないでしょうね。手についた細菌を洗い流して、また細菌を手に付けるなんてことにならないようにね」というお話、ありがとうございます。

こちらは4年生。「ここにあの菌がついてるのか...」と言いながら手を見つめたり、ハンカチを出して確認したりしていました。「さすが先生、ちゃんと持っているじゃん!」

そして身長計や体重計で自分のサイズの確認へ。低学年の子どもたちはやや緊張の様子が...。養護教諭「そんなに緊張しなくていいよ。はい、体から力を抜いて...」との声かけが聞こえていました。

こちら高学年。4月に比べて「身長が6cm伸びた!」「オレは4cmだ」「おまえすげぇーな10cmも伸びたのかよ!」等々の会話。毎日顔を合わせているとなかなか気付きにくいものですが、お互いの成長を喜んでいました。「体重だって増えてて当然。筋肉って重いんだからね」というお話も。育ち盛り!遠慮しないでぐんぐん大きく成長して参りましょう。

保健室前には、保健委員会による毎日の健康を呼びかける掲示が更新してありました。「ノロウイルスの主な症状は?」等々。私たちも気をつけなければ...。今年もみなさん健康第一で過ごして参りましょう!

6年生チャレンジ、フラガール!!

1月12日(金)5校時の音楽室、映画「フラガール」のワーンシーンが...。

総合的な学習の時間で本校の七不思議を探究している6年生、本校のルーツである炭鉱が気になり、炭鉱閉山のピンチを描いた映画「フラガール」を視聴、そしてフラダンスを踊ってみたい!と「ながくらフラダンシングチーム」を結成したのだそう。そして常磐公民館の大平先生に相談し、本日はなんと常磐ハワイアンセンターフラガール2代目リーダーの舟木君子先生とアシスタントの皆様にお越しいただきました。ホンモノによる本物のレッスンでございます。

「基本が大事よ。この姿勢を意識してみてね。けがをしないし、むしろ健康の秘訣の姿勢よ。何でも基本が大事。朝ご飯をしっかり食べること、挨拶がしっかり出来ることも基本。基本ができる人は健康で幸せになるのよ」というお話、説得力があります!

「振り付けには意味があるの。波を表したり、感謝を伝えたりね。そして気持ちを乗せると柔らかさや強さも見えていくの。体いっぱい使った動きで物語を伝えていくの。みんな上手だから思い切って1曲やりきってみましょう!」

そうこうしているうちに、学級のお友達がレッスンの成果を見るために突如ご来場。「えーっ、聞いてないよ!」と言いながらも、もはや舟木先生のお弟子さん!となったダンシングチームは、勢いに流されるまま、いざ本番!たった45分のレッスン時間ではありましたが、1曲まるまる踊りきって、見事なフラを披露することができました。このチャレンジには舟木先生ご一行からも、そしてお友達からも拍手喝采!

舟木先生、観客のお友達にも振り付けのお話「小さな魚は手を重ねて、親指と小指をくるくるさせて表現しているのよ」に、「そういうことなんだ!」と思わず手を出して笑顔になってしまいましたね。すっかりホンモノに魅せられた6年生でございました。

その後、舟木先生のキャリアについてのご講話。「思わぬことがきっかけでフラダンスに出会い、大変な思いもしたけれど今でもフラダンスに携わっているということは...どんな意味があるのかしらね?」と深いお話をお聞かせくださいました。現役時の写真には、子どもたちも(大平先生も、わたしも)興味津々。

ホンモノに引き寄せられたのは子どもたちだけでなく、担任の先生、スクールサポートスタッフさん、大平先生、そして教頭先生までも...。今日はすっかり舟木先生とフラダンスに魅了された長倉小学校でした。 

最後に色紙にメッセージをいただきました。「感謝」「元気」「本気」「根気」はまさに舟木先生の人生そのものでございましょう。舟木先生との出会いにより、これから6年生はさらにどんな学びのストーリーを紡いでいくのでしょうか? 

3学期始まって早々、本校の学びはエンジン全開です!今日もまた、素敵な先生と出会い貴重な学びをいただくことができました。感謝感謝でございます!

委員会活動、よりよい学校づくりへのチャレンジ!

1月11日(木)、3学期が始まって2日目。今日も精一杯頑張ったのでしょう。寒い日が続いていますが、こうして元気に下校する姿を見ることができて嬉しくなりますね!

さて、昨日10日(水)は、4年生以上で編制している各種委員会活動を行いました。

放送委員会は、全校生の生活をリードするという重大な仕事をになっていることを再確認。そして、全校生が聞きやすいスピードでアナウンスをする!かまない!に気をつけていきましょうとなりました。特に朝は皆さんの放送で全校生が目覚めます。引き続きよろしくお願いしますね。

図書委員会は、2学期まで図書館の利用や読書の習慣がイマイチ!という課題を見いだして、どうしたら克服できるか話し合い、キャンペーンを開いていくのだそう。2月29日(木)までに、低学年は10冊・中学年は7冊・高学年は5冊を目標に呼びかけていくそうです。なんと素敵な景品も準備するとのこと。ぜひ全校生で本に親しんで参りましょう!

保健委員会では、日々の生活を振り返り、トイレのスリッパの置き方が乱れてきたよね!朝ご飯はちゃんと食べてこなくちゃね!「すこやかしらべ」ではいっつも爪がダメで✕になっちゃうんだよ!等々の意見が出されまして、それを踏まえて改善を呼びかけるポスター作りに取り組んでいました。健康に毎日を過ごして参りましょう!

給食委員会は、食育の一環としていわき産の野菜のポスターをつくろう!となったご様子。また、給食献立の放送原稿を読む練習にも取り組みました。原稿の読み上げでは「美味しそうだ!」と思ってもらえるように!とのオーダーが...。上手に出来た仲間に拍手を送って励まし合っていました。

運動・環境委員会は、ベルマーク集計グループと回収グループに分かれての活動。集計グループはただただご苦労様でございます!回収グループは新たにポスターを作成したり回収BOXを組み立てたりしていました。引き続きご協力をお願いいたします。

 

振り返ってみると、4年生は今年度初めて委員会活動に取り組んできました。4月当初は緊張して先輩方に頼りっぱなしだったわけですが、現在は堂々と意見を述べ、もっと出来ることはないかな?と積極的に活動し活躍しています。よりよい学校づくりに欠かせない委員会活動、これからも長倉小のよき伝統として受け継ぎ、伝えて参りましょう! 

令和6年、書き初め会!

1月10日(水)、窓から優しい太陽の光が差し込む中、各教室で恒例の校内書き初め会を開催しました。

3年生以上は毛筆にチャレンジ!平安時代頃から続く日本の年中行事、本校では新年を迎えた喜びと学業の事始めとして、長い間この行事を大事にしています。

授業を主導する先生方。その根底には「筆を自在に操るためには姿勢が大事。道具の置き方・置く位置も。そしていい字を書きたい!という思いを継続させていくのよ。お手本をよく見てね!」という特別非常勤講師の丹美枝先生の教えが...。丹先生の教えは子どもたちにも浸透しているので、深く頷いて確認していました。子どもたちの所作の美しさは本校の自慢の一つでございます!

 1・2年生は硬筆にチャレンジ!こちらは1年生教室。いつも以上に集中しちゃって、頼りにするのは先生!ということで、書き方を一文字一文字じっくり丁寧にレクチャーを受けて、いざ清書!

書き終えたら清書用紙を汚さないようにペンのキャップを閉めて!と。出来栄えに納得できましたか?

2年生もまずは先生の師範を真剣に視聴するところから...。今年は漢字も入って難易度アップ、こりゃ大変!と教室内の空気が張り詰めておりました。「お腹にグー・足裏を床にペタ・背筋をピン!」で姿勢を確認し、まずは指でなぞって、さーどうそ!

今年も早々に子どもたちが本気になってチャレンジする美しい姿を見ることができました。そして、いつの間にか上手に文字を書けるようになっていて、子どもたちの成長を大きく実感した次第でございます。

3学期スタート!

「お早うございます!」「おめでとうございます!」「今年もよろしくお願いします!」。1月9日(火)、昨日の雪が残る中、子どもたちは大きな荷物を手に笑顔で登校してきました。今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動が行われ、一人ひとりとあいさつを交わし元気づけてくださいました。「ほら、転ぶなよ!」

始業式は教頭先生の開式宣言からスタート。凜とした立ち姿に子どもたちも気持ちを引き締めて式に臨んでいました。

校長式辞では「今日こうして長倉小学校が、平穏な中で3学期をスタートすることができたことは、本当に幸せなことだと強く思うのです。3学期は51回の登校です。学年のまとめ、次の学年に進むための準備がテーマとなります。特に6年生は、いよいよ小学校を卒業し、中学校入学の準備をしていく時です。2学期まで積み上げてきた皆さんのチャレンジは本当に素晴らしく、自分に自信をもってください。そして、繰り返しになりますが、一日一日を大事にして、4つの力をフル活用して、さらに幸せな日々を過ごしていきましょう!」と話をしました。その後に体育館に響いた校歌からは、子どもたちの元気ややる気が伝わって参りました!

続いて表彰式。第57回交通安全作文コンクールで銀賞を受賞した2年生に賞状とメダルをお渡ししました。新年早々に嬉しい報告ができてよかったです。大きな拍手!

さて、学級では久しぶりの再会。「改めて新年おめでとうございます!」「みんな元気だった?」そして「宿題はやってきたかな?」「お年玉は?」等々の会話が元気に飛び交っておりました。担任の先生の黒板アートやメッセージも素敵!進級・卒業に向けた3学期、どんな物語を創り上げていくのでしょうか、わくわく!でございます。

長倉小学校は、引き続き子どもたちのチャレンジを全力で応援して参ります。3学期も全校生が一致団結し、力を合わせて頑張っていくぞっ!!

令和6年、どうぞよろしくお願いいたします!

1月4日(木)、新年を迎えた本校は今日から再オープン!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、校舎のとあるところに、やまなし学級の大根が天日干しされていて、いい感じに熟成しつつあります。中には太陽に向かって駆け上がろうとする大根もあって、幸先のよい景色に出会うことができました。

年末、図書館ボランティアの皆さんが、掲示板を更新してくださいました!新たな年を迎えることが出来た喜びが伝わって参りますね。いつもありがとうございます!

3学期は1月9日(火)に始まります。また子どもたちの笑顔がこの校舎に戻ってくることを楽しみにしています。令和6年も保護者・地域の皆様とともに子どもたちの成長を全力で応援して参りましょう!

2学期終業式、よいお年を!

終業式後、愛校活動へ。縦割りで行っている清掃活動、今日も先輩が後輩を温かく見守り、後輩は先輩に倣ってしっかり活動していました。今年お世話になった校舎をピカピカにして、心も爽やかに年越しを迎えましょう!

学級活動では、これまでみんなで紡いできた学級生活を振り返り、学級通信を読みながら冬休みのことや3学期へ見通し、そして新たな一年への抱負等について語り合いました。どの学級も「写真を撮ろうよ!」の呼びかけにイエーイ!クリスマス!お年玉!と声を出して応えてくださいました。この1年、そして2学期を十分やりきった感!が伝わって参ります。

 「先生さようなら!」「みんなじゃーね!」と挨拶を交わしながら元気に下校していきました。今年は「よいお年を!」の声が多かったでしょうか。みんな大きく成長しましたね!さあ、17日間の冬休みです。健康で明るく新年を迎え、1月9日(火)に元気に登校してください!

2学期終業式、子どもたちの発表と...

終業式では「2学期をふりかえって」をテーマに代表児童の作文発表を行いました。

1年生は、勉強で特に苦手の引き算についてお父さんやお母さんにも問題を出してもらいながらチャレンジしたとのこと。できるようになったら授業がとても楽しくなったのだそう。また、お友達と楽しい日々を過ごしたことについてお話しくださいました。

3年生は、算数の計算で小数点に気をつけながら復習を進めてきて、さらにもっとすらすらできるように頑張りたいと高い志をお話しくださいました。また、持久走記録会では仲間と切磋琢磨したことで1位になれたこと、係活動では整理整頓係として、教室がいつもきれだとスッキリする!と頑張ってきたエピソードもお話しくださいました。「4つの力」と関連付けて発表してくれて嬉しかったです!

4年生は、頑張ったことが沢山ある中で、持久走記録会で最後まで走りきれたこと、授業参観でタブレットを使って頑張れたこと、クリーン活動では校庭がきれいになって気持ちよかった!と、楽しかった学校生活の様子について元気にお話しくださいました。

5年生は、特に宿泊活動について、キャンプファイヤーやさまざまな野外活動を通して、みんなの仲がグッと縮んだことや協力することの大切さ、役割を果たすことの尊さを学ぶことが出来ました!と清々しくお話しくださいました。また、これから伝統をしっかり引き継ぎ、6年生の皆さんを安心させていきたい!そのために最高の鼓笛隊をつくりあげていきたい!と決意を語ってくださいました。

そして、先日表彰を行いましたが、県児童作文コンクールで特選に輝いた5年生児童に作文朗読をしていただきました。題は「折り紙の続きを」。大好きなおばあさんとの交流や家族の絆を心温まる言葉で綴った作品です。心根の優しさ・美しさに触させていたただき思わす涙してしまいました。素敵なお話をありがとうございました。

表彰式も行いました。第42回全国児童がコンクールで、3年生女子と4年生女子が入賞し、5年生男子が特選に選ばれました。夏休みの課題でしたが、ご家族に嬉しい報告ができてよかったですね!

受賞作品はこちら。いずれも、状況を俯瞰する目線が素晴らしいですね。色の使い方・塗り方もとても丁寧で、素直で純真さが伝わって参ります。

5年生男子「ラーメン最高」。妹さんでしょうか、その喜びようが最高でございます!

3年生女子「夏祭り」。花火の音、にぎわいの音も伝わってきますね。

4年生女子「ふくろだの滝」。ダイナミックさと繊細さに魅了されますね。

その後、生徒指導主事から冬休みの生活について「特に飛び出し事故、そしてSNSに注意しましょう!困ったことがあったらすぐに学校に知らせてください」等の具体的なお話があり、養護教諭からは健康面について「やっぱりうがい手洗い、そして規則正しい生活ですよ!」とお話がありました。

式の最後には全校生で元気に校歌を歌いました。日輪はさんと輝く~♬ 清々しい歌声がとても素敵でした。

2学期終業式、校長式辞より...

12月22日(金)、2学期終業式を実施しました。校長式辞では「4つの力」をフル活用して日々チャレンジしてきた全校生に大きな拍手を送りました。その上で、特に印象に残った出来事として、台風13号の大雨災害に対する「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」を取り上げ、活動のまとめを行いました。

みんなで集めた募金や応援メッセージを各所にお届けしたことを報告し、3ヶ月が過ぎた現状を説明しました。宮小学校は元の校舎に戻ることができて、私たちの応援が励みとなり、お礼のお手紙が届いたこと。菊田小学校からはお礼のビデオメッセージが届きましたので3学期に視聴しましょう。社会福祉協議会では募金を被災者の心の支援の場「ふくみちゃんカフェ」の運営費としてご活用いただいたとのことです。感謝状をいただきましたので、代表委員の代表にお届けしました!

また、12月13日(水)に代表委員会で代表委員の皆さんがお話くださった感想を紹介しました。全員が、熱い眼差しで、自分の言葉で堂々と語っていて、すごいな!と感じました。中心となって活躍した代表委員に大きな拍手!代表委員の呼びかけに応えて活動してきた全校生もお互いに大きな拍手!

そして、今回のチャレンジを改めて振り返りました。「自分にできることは?」という問い掛けを持って生活することが大切ということ、加えてその問い掛けは、災害が起きた時にだけでなく、毎日の生活においても使ってみてはどうか?と提案しました。「みんながHAPPYになるために、自分が活躍していくのです。そんな人に育っていって欲しいと思うのですが、皆さんいかがですか?」

「さて、明日から17日間の冬休みを迎えます。冬休み中もぜひ「自分にできることは?」と問い掛けて、やってみたい!を見つけてチャレンジしてみてください。自由な時間がたくさんありますね。タブレットも持ち帰ります。家族、お友達、皆さんが住んでいる地域、はたまた世界中の人々がHAPPYになるために、やってみたいことに思い切りチャレンジしてみてください。長倉小学校は皆さんのチャレンジを引き続き全力で応援して参ります。」

改めて2学期、そして令和5年の長倉小学校、本当によく頑張りました。子どもたちを支えてくださっているご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝致します。よい年を迎え、1月9(火)に元気にお会いしましょう!

子どもたちが「タブレット活用のルール」を作成し運用を開始しました。

冬休みを前にお昼の放送で、5・6年生の代表委員会の皆さんから「タブレット活用のルール」を改めて周知する放送がありました。3日かけて少しずつ、全校生に丁寧に語りかける姿から、このルールを大事にしたい!という意識を感じました。

子どもたちによるルールづくり、発端は6月27日(火)の6年生リーダーとの懇談会でした。すでにルールの素案を作成していて、「正直言ってうちらもネットの使い方でミスしたことがあるんで、ルールが必要だと思ったんで、つくってみていいですか?」とのこと。「もちろん!」です。以来、他校のルール等を参考にして作成していきました。

完成させたルール。「このルールは、タブレットを使う私たちが、私たちのために、私たち自身がつくっていくものだと思います。そこで私たちは、タブレットを安全に正しく使い、さらに今よりも学びを発展させていくために、どのようなルールが必要かを話し合ってつくりました。・・・」というこの書きはじめが素晴らしいと思うのです。

 

 

また、タブレットやネットを利活用することのメリットとデメリットの両面に目を向けていてバランスがGood! 先生や家族の声を組み入れたのはGood idea!ですね。「タブレットの持ち帰り」の項目は、まとめきれずに時間がかかったとのことで、教育委員会からの通知文に頼ろう!と判断したとのことですがOKでしょう。

 

作成したルールは、12月に入って代表委員会で確認して職員会議に諮り、8日(金)の授業参観で保護者の皆様にお伝えし、12日(火)の全校集会で全校生に承認してもらって運用スタートとなりました。

本日の放送のラスト、「これからもみんなで話し合い、見直して、よりよいルールにつくり続けていきましょう!」との呼びかけは本当に素敵でした!

子どもたち自身が思慮深く作り上げたこのルールを尊重し、私たち大人も拠り所として活用して参りましょう!ルール等は、ホームページ「お知らせ」に掲載してございますのでご覧ください。

3・5年生、書き初めに向けた特別レッスン!

特別非常勤講師の丹美枝先生に、書き初めに向けた授業を実施していただきました。12月12日(火)は5年生。5年生は3年連続でご指導いただいております。子どもたちは朝から「今日は丹先生の習字でありがたいんですよ。だって今年のお題は『早春の光』で難しくて...」とのこと。この日を心待ちにしていました。

漢字ばかりに気を取られがちですが、平仮名の「の」が最後まで墨がもたずにかすれてしまうという課題が。丹先生から「平仮名の『の』はね、ここでこうしてちょっと待つの。待つと墨が降りてくるから、そうしたら後はぐるりとジェットコースターよ!」とのアドバイス。それが魔法の言葉となって、子どもたちの筆は早く進むようになり、解決の糸口をつかんでいきました。

19日(火)は3年生にご指導いただきました。授業前から‘御辞儀をする筆’を見せっこして意欲満々のご様子。とは言え、初めて毛筆による書き初めにチャレンジする3年生、お題「たつ年」にやや緊張した表情を見せていました。

3年生は1学期にも丹先生にご指導いただいたので、道具の置き方や筆づかいを思い出しながらのレッスン。「平仮名は、丸み、つながり、軽い始筆がポイントよ!」のお言葉に、誰かが「あっ、ドラえもんだ!」と1学期の授業のことを思い出した様子。あの頃は、なぜか手にたくさんの墨が付いてしまっていましたが、丹先生の教えが身に付いて、今では手を汚さずに習字ができるまでに成長しましたね。

ご指導をいただきゆっくりゆっくり筆を進めていきました。よって妙に太くなったり、かすれてしまったり...。そんな一人ひとりに丁寧かつ的確に魔法の言葉をかけていく丹先生。授業後の子どももたちはやりきった感に浸って「オレ、けっこう上手く出来た!」とか「小筆の名前も頑張る!」とか明るい表情で報告してくれました。

3年生へのレッスンを終えて控え室で休憩されていた丹先生の元へ、トントントン!「失礼します。5年生です。丹先生にお礼を伝えに来ました!」との展開。「丹先生、3年続けてご指導ありがとうございました。一人ひとりに丁寧にアドバイスしていただいて、みんな習字に自信がつきました。上手になったのは丹先生のおかげです!」とのご挨拶。そして授業の様子を記録したアルバムを手渡しました。このサプライズに丹先生も笑顔で応えてくださり、「毎年上手になっていく姿を見ることができて嬉しかったです。これからも習字に勉強に頑張ってね!」とお声かけくださいました。

「筆を自在に操るためには姿勢が大事!その姿勢をしっかり整えるためには いい字を書きたい!という思いを継続させることが大事!じつは授業もこの心構えが大事なのよ!」という丹先生の教えが子どもたちに浸透して、その成果が普段の授業にも活かされております。

改めてその道のプロとの出会いは、子どもたちを大きく成長させていくことを実感!加えて3学期はじめに実施する校内書き初めがとっても楽しみになりました!

2年生主催、1年生を招待して「わくわくランド」を開催!

12月5日(火)の2年生の下校時の様子。巨大アート!「わたしのおもちゃ」を2人がかりで運搬...。「本当に持って帰るの?本当?」「うん!学童クラブでも遊ぶんだ!」とのこと。皆様、ご迷惑ではなかったでしょうか?

これまで2年生は生活科「うごくうごくわたしのおもちゃ」でオリジナルのおもちゃづくりにチャレンジしてきました。この日は1年生を招待しての交流会「わくわくランド」で、このおもちゃを使いおもてなしをしました。この一大イベントを成し遂げて、おもちゃを棄てる!のではなく、持ち帰る!と判断した次第。自作のおもちゃに大変な愛着を持っていたのですね。

ということで「わくわくランド」の様子をご紹介。始まる前に2年生は円陣を組んで目標を確かめ合いました。2年生から招待状をいただいていた1年生は、わくわく感満載で会場入り!「よろしくお願いします!」と元気にご挨拶。待っていた2年生は「今日は思い切り楽しんでいってください!」と、いつも以上の張り切りようでございました。

こちら1組の「ころころころりん」。マシン(ころころ)とマシンが転がる坂道コースのKAIZENN・魔改造を施し続けてきました。本番を迎えると、なんとコースに設置してあったあの刺々しいトラップは撤去されていて、元のレイアウトに戻っていました。「なんであのトゲトゲを取っ払ったの?」「ころころが引っかかって止まっちゃうんですよ!」「そうそうスッキリした方が1年生が楽しめると思って」とのこと。「なるほどね。で、1年生は楽しめてた?」「はい!オッケーです!ちゃんとプレゼントも渡しました!」とのこと。1年生のことを考えて、直前までKAIZENNを繰り返していた子どもたちに大きな拍手!

【before】

【after】

こちらは1組「ロケットスター」チーム。「ロケットをこうやって飛ばして前の筒を倒します!」と模範演技。「ではどうぞ!」とチャレンジしてもらったところ、思いも寄らない方向にロケットが吹っ飛んでいってしまいミッション失敗...。担当者2人はすぐに打合せをして、事前の説明に「まっすぐ飛ばないこともありますが、プレゼントはあります」を付け加えることにした模様。1年生のためにとハプニングをリカバリーしていく柔軟さ、お見事でした!

こちら2組の「車でゴーゴー」は、風の力で車を走らせます。担当の男子2名、初めは上から目線で見ていましたが、1年生が必死になって風を送る姿を見て、自然に、そして段々と低い姿勢となっていって...。ついに同じ目線からの「頑張って!」「もうちょい!」の声援を!優しさあふれる振る舞いに感動!

こちらは2組の「すすめとことこ、だれが1ばんはやくつけるかな」。とことこ転がり落ちるマシンの操作法についてレクチャーする担当者。その一方で、コースガードが倒れないようにと手動で支える担当者も。

レース後に「なかなかの好記録でしたね!」と1年生にプレゼントを優しく手渡す担当者。その一方で...。

「僕は一体いつまで支えていればいいのかなあ~」と、下を向いて、自分の活動に何となく違和感を覚え始めたもう一人の担当者が気になりました。

「君がいたおかげでコースアウトしないで1年生は楽しむことができたね!」って思わず声をかけてしまいましたね。するとニコッとして、次の1年生のチャレンジには背筋を伸ばし、責任を持ってコースガードを支える姿を見ることができました。1年生のための仕事からコースアウトせず、ホッとしました。

 「高得点をゲットできる!」と好評だったのは2組の「ころころころん どこにいくかな?」。ゴムの力で電池が回る仕掛けのマシンがコロコロ転がっていって、どこまで進んでいくのかな?というアクティビティ。

コロコロコロ...。マシンが止まった先の数字を指さして、何とか鑑定団のように「いち・じゅう・ひゃく...」と読み上げていく担当者。最終的には「凄い点数です。おめでとうございます!」と、正確な点数を言わずに煙に巻いたその姿勢、素敵すぎます!「1年生が喜ぶと思ってみんなでたくさん数字を書いたら読めなくなっちゃいました。」と正直に胸の内を明かしてくれました。1年生が笑顔になったのでOKでしょう!

どのチームも1年生のためにと本当によく頑張り抜きました。途中、暇になってしまい大声で1年生にPRするチーム。暇こそチャンス!と見に来ていた先生を巻き込むチーム。ぴょんコップの飛び具合が凄すぎて、誰も目が追いつかず、記録測定できません!が続出したチーム。説明ボードの内容が細かすぎて、説明ボードの説明に多くの時間を要したチーム。 なぜ王様が?と指摘され続けたチーム...。子どもたちなりの世界が創出され、温かく楽しい時間を過ごすことができました。

 どのチームも1年生のために手作りのプレゼントが準備されていて、真心が伝わっていました!

昨年は招待される側だった現2年生。今年は招待する側として「僕たちのおもちゃで遊んでくれて嬉しかったです」「初めは不安だったけど、1年生が楽しんでいてよかったです!」とのこと。1年生は「ポイントゲットできて嬉しかった」「プレゼントをたくさんもらえた!」「また遊びたい!」等々、とびっきりの笑顔で答えてくれました。

後日、1年生は2年生の御礼のメッセージをお届けしたのだそう。覚えたてのひらがなをこんなにもたくさん使いこなして立派です!

昨年は1年生だった2年生は、後輩を見事に「お・も・て・な・し」していく姿に大きな成長を感じました。また、来年2年生になる1年生は、きっと今日の日のことを思い起こして後輩たちをやさしく導いていくのでしょう。本校の魅力の一つである先輩後輩の素敵な関係がこうして築かれていくんだなぁと、改めて実感した次第でございます。

第3回校外子ども会を開催!

12月18日(月)、今朝は今年一番の冷え込み。とは言え、子どもたちは元気に朝ランにチャレンジ!風邪ひかないでくださいね!そして1年生教室からはいつものように「あわてんぼうのサンタクロースクリスマス前にやってきた...」の歌声が聞こえています。

さて、15日(金)に縦割り登校班で構成している校外子ども会を開催。2学期の登校や地域での生活を振り返り、冬休みそれから3学期を安全に生活していくための話合いを行いました。

6年生或いは5年生が前に立って、自分たちの生活を正直に反省している姿が印象的でした。集団登校については、集合時間は概ね守られていた一方で、歩き方については課題が出たようです。「ふざけるから横3列になってしまいます」「注意されたら止める」等々。中には「車をよく見て歩こう」や「周りを見て歩けばあいさつもしっかりできる」といった前向きな意見も出たようです。

地域での生活については、みんなで気をつけたいこととして「午後4時には帰宅」「外でのゲーム遊び」「飛び出し」「山の道は要注意」があげられていました。子どもたち自身が気にしていること、保護者・地域の皆様とも共有し、見守り・お声かけをお願いいたします。また、ホームページ「お知らせ」に、『冬季休業中における児童の生活指導についてのお願い』を掲載しましたのでご一読ください。

気がつけば冬休みまで一週間となりました。お互いに、今年のことは今年の内にやりきろう!と声をかけて過ごして参ります。

リクエスト、4年1組にお邪魔しました!

12月14日(木)、登校してくる4年1組の子どもたちから「学級の様子をホームページに載せてくださいよ!」と強力なご要望をいただきましたのでご紹介いたします。

3校時は学級活動。来週20日(水)に「おたのしみ会」を開くそうで、それに向けた話合いをしていました。まずは「何をするか?」について。「オニゴッコ」「ハンカチ落とし」等々さまざまな案を出し合い、多数決で意思決定を。

どうやら「ジェスチャーゲーム」と「バクダンゲーム」をやろう!となったご様子。バクダンですか!教室は壊さないようにお願いしますね...。

「次に係決めをしましょう!」ということで、まずどんな係が必要か?の話合いへ。手を上げて提案して、ハンドサインで意思表示をしながら進行していきました。途中「その係は必要かな?」「どうしてその係は必要なの?」「えっと...」「今回はそこまで準備しなくていいんじゃない?」「どうする?」となったところで担任の先生がサポート。

最終的にはみんなが「いいでーす!」と合意できて、この手の上げようでございます。対話をして合意をしていくこのプロセスこそが大事な学習。担任の先生の寄り添い方もお見事!みんなでつくり上げていく「おたのしみ会」わくわくしてきましたね!

続いて5校時。図工科で版画にチャレンジ!まずはトレーシングペーパーを使って下絵を板に書き写し、いよいよ彫る活動へ。

ここで手にした彫刻刀、人生初のチャレンジ!とのこと。教室全体が静まりかえり、板を左に右に回転させて彫り進めていきました。「あーやっちゃった!彫り過ぎた!」の声も聞こえてきましたがそれも版画の魅力!「まっすぐな線だけにしておけばよかった!」と後悔の弁もございましたが、大丈夫!できる!と慎重に慎重に...。

下校時に「今日は特別頑張ったの?」と声をかけてみると「いいえ!毎日ちゃんと頑張ってますよおー!」とのこと。「明日は来ないですよね」に「それはどうでしょう?」と答えたのですが、今日15日(金)も少しお邪魔してしまいました。

給食の時間。「給食美味しいでーす!」「最高でーす!」の声をいただきました! その後のお盆洗い。「ここにも来たんですか?」との反応でしたが、冷たい水で責任を持ってテキパキと進める姿、素晴らしいですね。みんなのためにありがとうございます! 

4年1組の皆さん、これでよろしかったでしょうか!「毎日頑張ってまーす!」をアピールするお手伝いができたでしょうか。冬休みまで残り一週間となりました。来週もたくさんの笑顔を見せてくださいね!