出来事

2020年11月の記事一覧

和食文化についての校内放送(11月24日は「和食の日」)

 11月24日は「和食の日」です。この日にちなみ、本校では先週金曜日の給食の時間に和食文化についての校内放送を行いました。その内容は次のとおりです。

 今日は、和食文化についてお話をします。日本の秋は実りの季節であり、自然に感謝し、来年の豊作を祈る祭りなどが、全国で行われる季節でもあります。そこで、和食文化の大切さを再認識するきっかけとして、11月24日が、「いい日本食」ということで、和食の日と制定されています。

 日本人の主食であるごはんをおいしく食べるために、汁物・おかず・漬物を組み合わせた形を「一汁三菜」といいます。この基本形を使うと、栄養バランスの良い食事を組み立てることができます。日々の食事にも、おもてなしにも使えるため、長く続いてきた形です。給食も漬物は無いですが、その分野菜がたくさん入って、とても健康的な献立ですね。

 和食のおいしさは「だし」がポイントです。どんな「だし」が思いつきますか?代表的なものは、鰹節、昆布、煮干し。ほかにも干し椎茸や、干しエビ、焼きアゴという、焼いたトビウオなども、おいしいだしになります。水やお湯を使って、素材からうまみを引き出した「だし」は、和食の味の基本となります。

 実は、和食文化は平成25年に、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。具体的な料理ではなく、「自然を尊重する」という、日本人の心から発展し続いてきた、「食に関する習わし」として登録されています。具体的には、日本の国土が南北に長いことから、多様で新鮮な食材が活用できること。バランスが良くて健康的であること。「おせち」や「かしわもち」のように、季節の行事に合わせた料理が多くあること。季節の花や紅葉などを飾ったり、季節に合う器を使ったりして、自然の美しさを表現していることなどがあります。このような和食文化の特徴について意識すると、普段の献立の味わいもさらに深まると思います。

 「いただきます」や「ごちそうさま」に心を込めて、毎日の食事をいただきましょう。

新しい本の貸し出しがスタート!

 11月20日(金)昼休み、図書室で新しい本の貸し出しが始まりました。期末テストが終わった開放感に浸りながら、生徒たちは書架の前で興味深げに本を見ていました。

 蔵書の整理や図書室の環境作りには、週2回勤務する学校司書さんが活躍してくれています。

 学校司書さん肝いりの絵本2冊です。生徒たちへの深いメッセージが感じられます。

 読書への関心を誘う掲示物

楽しく英語に触れる時間(ALTの先生による授業)

 11月16日(月)から18日(水)までの3日間、ALTの先生が来校し、各学年の英語の授業でゲーム的な活動を実施しました。生徒たちは、ALTの英語に触れながら、楽しそうに取り組んでいました。

 写真は、2年2組での授業の様子です。

税の意義、役割、仕組みについて学ぶ(3年 租税教室)

 11月18日(水)午後、福島県庁県税部の職員の方に来ていただき、3年生を対象に「租税教室」を開催しました。

 税に関するクイズをしたり、アニメーションビデオを視聴したり、グループワークで話し合ったりする活動を通して、税の意義や役割、仕組みについて学びました。3年生の生徒たちは、税について興味関心を高めることができたものと思います。今後、社会科の公民の時間に、税について学ぶことになります。

クイズを交えた講義を聴く。

ビデオを視聴する。

グループワーク

資料を活用し理解を深める(1年 社会)

 1学年の社会科では、現在、歴史的分野「中世の日本」の学習を行っています。授業の中では、わかりやすい板書で生徒たちに歴史的事実を整理して理解させるように努めています。また、さまざまな資料を提示して歴史の流れを立体的に捉えさせようとしています。

 生徒たちの教科書や資料集には、さまざまな図表や写真、絵などが数多く掲載されています。これらの資料をフルに活用しながら、歴史をイメージ豊かに学んでほしいものです。