こんなことがありました。

2023年1月の記事一覧

鉛筆 未来の有権者育成事業 ~模擬選挙~

1月27日(金) 2学年において「未来の有権者育成事業」として、いわき選挙管理委員会の方々を講師に招き、選挙の仕組みについて学ぶとともに模擬選挙を行いました。

「18歳選挙権」に伴う事業で、毎年、市内の各中学校において実施されています。15歳を間近に控えた中学校2年生にとっては、もうすぐそこにある選挙権です。

選挙とは一体何か? 選挙の仕組みや選挙における課題について学びました。

学習のまとめとして、実際の投票所の様子を再現し、投票を体験する模擬投票を行いました。選挙管理委員役、立会人役なども生徒で行いました。

実際に使用する投票用紙に書き込み、投票します。パネルや投票箱を目にし、ついつい「おっ~~~」と感嘆する様子もうかがえました。

まだまだ先と思っている生徒もいるかもしれませんが、高校3年生になるころには、現実として受け止めなければなりません。選挙権、つまり投票を放棄する(投票所にいかない)人が多い現代ですが、唯一、国民の手で未来を変えることのできる可能性をもっているのが、選挙かもしれません。

生徒たちの若い世代の人たちが、どのような世の中をつくっていくのか、そして、過ごしやすい世の中を作っていくためにもこれからも学習を重ねてほしいと思います。

グループ ~人の役に立つ人になるために~

1月25日(水) 2学年において、「こころの教育講演会」が行われました。講師として宍戸仙助先生に来校いただきました。宍戸先生は、本県の小学校教員、校長として勤務し退職後、NPO法人「シーエスアールスクエア」理事長として、主に東南アジアの子どもたちの学習環境の改善を目的に精力的に活動なさっています。

今回は、これまでの活動や体験を通して、「人の役に立つ人になるために学ぶことの大切さ」についてお話しいただきました。

主に、ベトナム、ラオスなどの山岳少数民族の教育環境に恵まれない学習環境改善のために、日本などの企業の社会貢献活動の取組や個人寄付などによる支援により、学校、寮、トイレ、井戸などの建設支援にあたってきました。

世界には、日本のように当たり前に教育を受けることができない子どもたちがたくさんいます。

生徒たちに語りかけるように、時には実演や実際の映像を通して講演いただきました。

現地の子どもたちは、学校にいくことができず、労働者(家庭を支える働き手)として日々、生活しています。こちらの写真は、小学生が約4ヶ月かけて織った布です。日本円にして1枚80円でしか売られていないとのことでした。

また、1970年代のベトナム戦争時に使用されたクラスター爆弾の残弾や地雷などが生活圏のいたるところに眠っており、爆発による被害が毎年絶えないとの紹介もありました。生徒たちは、同世代の子どもたちが世界のどこかで違った環境で生活していることを知るとともに、これから自分たちはどのように生活していくべきかについて、考えを深めるきっかけとなっていたようです。

生徒を代表して、お礼のことばが述べられました。

「人の役に立つ人になるためには」、まず、自らの夢をしっかりともち学ぶ続けることのように感じました。そして、将来、働いたときには、「だれかの役に立っている」と時折感じられる瞬間を得ることだとも思いました。

学校 今週の授業の様子をお伝えします

体育。この日は朝からマイナス気温でしたが、さすがは一中生。凍り付いたグランドの上で、ボールをひたすら追いかけます。

こちらは体育館でバドミントン。本校にはバドミントン部があるからか、みんなが経験者に見えてきます。

英語は、ALTの先生との授業です。今年最後の来校となります。ゲーム形式で英語を楽しみます。

技術。木工製作です。現代ではなかなかノコギリなどを手にする機会は少ないと思いますが、将来に必要なスキルの一つでしょう。協力しながら板を切り分け、寸法通りに材料を調えていきます。さて、どんな作品ができるのでしょうか。

今週は、寒さが厳しい日が続きました。来週は2月に突入です。今年度の登校日は残り30日余りとなりました。コロナやインフルエンザに気をつけて、1日でも多く登校し、充実した学校生活が送れるようにしましょう。

日本の伝統音楽 ~箏曲~

1年生の音楽。日本文化の“箏曲”に取り組んでいます。はじめて触れる生徒が多く、戸惑う様子も見られましたが、ペアを組んで互いに音階をアドバイスしながら、繰り返し練習していました。

練習するうちに、音色にも変化が見られるようになりました。アレンジを加えたりと自分なりの箏曲を演奏していました。

鉛筆 研究授業を行いました

先日、1学年の保健体育の授業で研究授業を行いました。テーマは「異性」について。思春期の中学生にとっては、小学生の頃とはちがって、異性との関わりについて難しくなってくる年頃です。それは、どうしてなのかについて考えました。

まずは、自分自身の異性に対する考えについて整理しました。

異性に対する考えの変化がどうして起こるのかについて資料からまとめます。

それぞれの意見をグループで共有し、考えをさらに深めます。

「性」とは「心」に「生」と書きます。性に対する意識は、心が伴うことが大切なようです。よりよい「性」についてこれからも学習し、思春期ど真ん中の中学時代を健全に生活していきましょう。