こんなことがありました

カテゴリ:今日の出来事

子どもたちのためによりよい授業を探究!

6月17日(金)、校内研修の一環として授業研究を実施しました。今年度の本校の研究テーマは「主体的・対話的で深い学びをする児童の育成」と設定し、国語科の授業を中心に説明的文章に着目した取組を進めています。

今回は、4年生国語の単元で実施しました。教科書の説明文を読んで、筆者の説明の仕方のよいところを見つけることが授業のねらいです。子どもたちは、教科書を読み、自分の考えをワークシートにまとめ、グループそして全体で考えを練り上げていきました。

今回の授業研究、わたしが注目したのは、先生の情熱!です。めあてと向き合う子どもたちの学びを最大限尊重し、身振り・手振り、常に全体を見渡し、時には個別に対応し、一人ひとりの気づきをコーディネートしていく姿、大変勉強になりました。

また、周到な授業準備、ここにも先生の情熱!を感じました。子どもたちが撮影した写真の活用、デジタル教科書の活用、既習事項の掲示などなど、いつも実践していることなので、子どもたちは違和感なく学習に取り組んでいました。

若手教員も「いやー、貴重な時間で、勉強になりました。本の読ませ方など、さっそく自分もやっていきます!」とのこと。期待してますよ!

 放課後、職員室では全体研修会をワールドカフェ形式で行いました。今回の授業を手がかりに、よりよい授業、充実した教育活動について情熱!をもって意見を交換しました。

 

引き続き、子どもたちが分かった!できるようになった!と実感できる授業実践、そしてこれからの生活で使っていこう!という意欲を高める教育活動にチャレンジして参ります。

3年生「わくわく探検隊!」

6月9日(木)、3年生は町探検を実施しました。2年生の時よりも範囲を広げ、常磐湯本町の中心部へ。今回も、2年生町探検でお世話になった岩田さん、パートナーシップ事業コーディネーターの今野先生にご同行いただきました。

湯本一中さんの前を通って、旅館新つたさんが最初の訪問地。若女将さんから、いわき湯本温泉の説明をしていただき、その後子どもたちの質問に丁寧に答えてくださいました。

続いて、いわき市役所常磐支所さんへ。お忙しい中、施設内をぐるりと一周させていただきました。

次は、温泉神社さんへ。途中、温泉タンクがあったことにはなかなか気づかなかった様子。帰り道に気づいてびっくり!という状況でした。

神社の入り口には温泉が湧いていて、これには子どもたちも驚いた様子。まさかここに温泉が湧いているとは!温泉のにおいを確かめながら石段を登って温泉神社へ。

結構急な石段でした。境内には茅の輪がありました。そして神社の方から温泉神社の歴史などについてご説明いただきました。

常磐郵便局さんにもお邪魔しました。改めて、郵便局の仕事内容を説明していただきました。

3時間、約4㎞の行程を元気に活動しました。岩田さん、今野先生本日も大変お世話になりました。ありがとうございました。

ということで、3年生はこの学習の成果をグループで「湯本町探検レポート」としてペーパー化しました。「〇〇のここがすごい!」「〇〇のひみつ!」「〇〇で発見!」というフレームで、学習したことを子どもたちなりに記録していました。

「湯本一中には野球場があって部活動が気になる」「いわき湯本温泉は日本三古泉の一つ」「温泉は地下から51~54℃のお湯をくみ上げている」「温泉の温度を下げるためにパイプの周りに水を流している」「藤井聡太さんが将棋の試合に来ておやつを食べて喜んでいた」「常磐支所にはたくさんの人がいた」「温泉神社はたくさんお湯が出ていた」「温泉のにおいがした」「郵便ポストに入れる前に住所を言う!」などなど。

地元を知ることは大切な学習です。これから行動範囲が広くなるにつれて、似ていることや違うことに気付く手掛かりになっていきます。これは、地域の人との出会いも同じと言えます。教室から飛び出す授業を、これからも大切にして参ります!

5年生「囲み取材を敢行!」

それは、6月8日(水)午前8時4分のことでした。6年生の教室内をうかがう5年生代表委員の児童たち。顧問の先生も教室をそーっとのぞき込んでいます。 

「おはようございます!陸上大会に出場する6年生を取材しにお伺いしたのですが...」「あっ、今、リレー選手は体育館で練習しているからそっちに行ってみてください」「わっ、わかりました、失礼しました」

ということで、体育館へ移動開始。普段は隣り合わせの教室なのに、妙にかしこまった様子の5年生。それだけ6年生が真剣に陸上大会の練習に励んでいることを知っているということなのでしょう。

そして、6年生への囲み取材を敢行!聞きたいことはしっかりメモに起こして準備をしてきました。「いつも、どんな練習をしていますか?」「去年の6年生を見て、どんなことにあこがれを持ちましたか?」「この経験を中学生になったらどう生かしていきますか?」など。それと「応援メッセージを伝える→どんな表情をしているかな?」とのメモ書きも。

私たちから見れば6年生を慕う5年生ですが、いざ囲み取材をしてみると「あっ、あの」とか、「そっ、そうですか」とか、「わっ、わっかりやした」と、ものすごく緊張する様子が。そうですよね。真剣に練習している人を相手にしているのですから。また、6年生は質問に対して臆することなく自分自身の言葉でしっかりと受け答えをしていました。相手の立場を尊重して質問する5年生、5年生の思いをくみ取って答える6年生、両者とも内容もそうですが相手の目を見てしっかりとやりとしているところがとても素晴らしいと感じました。

最後はお互いに礼をして5年生の囲み取材は終了。この取材の成果は、6月13日(水)に実施した6年生を励ます会で披露した、というわけです。

6月7日にお伝えした「5年2組の廊下を歩いていると...」で、5年生は国語の授業で、取材・記録・報告書作成のテクニックを習得したことをお伝えしました。学習の成果を、こうした日常生活で活用することができたという経験はとても有意義なことだと思います。加えて囲み取材を行って6年生の生き方を直接体感した5年生代表委員の学びも大きいと思います。躍動する6年生の姿を見て、5年生はどう変身していくのか楽しみであります!

6月20日(月)、新たな一週間のスタート!

今週は、21日(火)に6年生がいわき市小学校陸上競技大会に出場、24日(金)は授業参観があります。

今朝は、蒸し暑さのせいか、やや元気のない登校となりましたが、徐々にエンジンがかってきた様子。登校後は早速野菜に水やりをはじめていました。

そんな中、早くもナスが実りはじめていることに気づいた児童。先週はちっちゃかったのに、大きくなりました!報告に来てくれました。よく観察していますね。

今週のめあては「生活習慣を整えよう」です。階段を静かに安全にあるくこと、忘れ物に気をつけることを確認して生活していくよう声を掛けて参ります!また、熱中症注意日が続きますので、特に登下校時はマスクを外してもよいことを改めて伝えて参ります。

野菜に負けない大きな成長を期待し、長倉小学校は今週も前進して参ります!

6年生「会社経営にチャレンジ!」

6月7日(火)、6年生は、日本証券日業協会から講師を派遣していただき、体験型学習プログラム「チャレンジ!おかしの株式会社」を開催しました。この学習は、おかしの会社を経営するミッションを通じて、株式会社のはたらきや株式による資金調達の仕組みについて学習していきます。

授業は、動画を視聴しながら、まず株式会社のしくみを学習し、株式を売って資金を集めることが大切ということを学びました。

 

そして、グループになり、実際におかしをつくる会社を設立して、新商品の開発とおかしのパッケージ作りを行いました。「社長」を決め、社長を中心に新しいおかしの商品開発の会議へ。現実の会社さながら熱い討論が行われました。続いて、株式を発行して資金をあつめるために、新商品の魅力を伝えるプレゼンテーションへ。

会社名:久志田
商品名:白い木の枝チョコ

会社名:スゥイートPOP
商品名:CANDYアソート

会社名:YHR
商品名:芸能人〇✖名言グミ

会社名:クッキー
商品名:ふわふわまっちゃクッキー

会社名:SKY
商品名:SKYチョコエッグ

会社名:石河
商品名:フルーツグミ

 そして、いよいよ新商品プレゼンテーションです。たくさんの資金を集めようと熱のこもったプレゼンテーションをしていました。

 

 その後、株主となるべく、出資したい会社へ現金(カード)を持参し、株式と交換へ。目標額を上回る資金を得た会社もあれば、大きく下回った会社も。目標額を下回った会社は商品が作れませんから、残念ながら...。

 

「ずいぶん集まったね。それじゃ、それを倍に増やしてあげるから、全額わたしに預けてみない?」という魔の誘いに対して、「それって、悪い大人のいうことですよね。本当にいいんですか?」という大人の反応。結構リアルな社会を理解しているんだなと感心感心。

ということで、今回最も多くの資金を集めたのは、新商品「芸能人〇✖名言グミ」なるものを提案した「YHR株式会社」、合計1,600万円の資金調達に成功しました!味はともかく?!

教室内では、「やっぱりね!」という声が聞かれた一方で、「味は絶対こっちの方が売れるのにな!」とか「プレゼンテーションが上手だったからなぁ」と早くも競争社会に飲み込まれた様子。また、株主目線での感想も聞くことができました。

 最後は、講師の先生に御礼。子どもたちは「株式会社の仕組みが分かりました」「商品を作って売る前に、お金を集めなけれなならないことがわかりました」「売れる商品を作るのは大変だ」「社長って呼ばれてプレッシャーになりました」などなどの声が。有意義な時間を過ごすことができました。

 授業の後、職員室には各会社?!が開発したお菓子のパッケージが並びました。そして、先生方のコメント。子どもたちの頑張りとともに、消費者としての真面目なアドバイスも!

ちなみに私はいまだに株券を保有しております。いつの日か、配当金又は株主優待の何かが届くことを期待しているのであります。