こんなことがありました

カテゴリ:今日の出来事

第1回学校評議員会を開催しました。

6月24日(金)、今年度第1回目の学校評議員会を開催しました。

まずは授業参観の様子をご覧いただき、その後に学校評議員5名の方に委嘱状をお渡ししました。

 

今回の学校評議員会で話題となったことは、主に3つでした。まず、コロナ禍における体験活動の実施状況についてです。子どもたちが心身ともに健やかに成長していくためには体験活動が欠かせません。今年度本校は、保護者の理解を得ながら「学校の新しい生活様式」に基づいて、体験活動を可能な限り実施し、学校全体が活性化していることをお伝えしました。

2つめは、家庭・地域との連携についてです。教育講演会や保護者も参加できる行事についてのご意見をいただきました。また、炭鉱を素材として地域を知り、地域の方と一緒に郷土愛を育んでいくことや未来志向の学びをいっそう充実させていくことについて議論させていただきました。

3つめは、本校で育んでいく子ども像についてご意見をいただきました。登下校時のあいさつが日に日によくなってきていること。上級生が下級生の面倒をよく見ていて、雨の日に自分は濡れていても1年生の傘をしっかり支えてあげる姿に感動したこと。優しさや思いやりを大事してきた地域であること。炭鉱があった頃からスポーツ熱が高かったこと等々、貴重なお話をうかがいました。

3年ぶりの開催となりましたが、やはり対面形式での実施は重要であることを再確認しました。顔と顔が見える関係で、今後ともご指導をお願いいたしました。

授業参観、ご来校ありがとうございました!

6月27日(月)、蒸し暑い日が続きます。今週のめあては「体調管理に気をつけよう!」です。汗の始末、水分補給をこまめに小なうように声かけをして参ります。

さて、6月24日(金)、授業参観を実施しました。暑い中ではありましたが多くの保護者の皆様にご来校いただきました。

1年生は、お父さんお母さんが教室に入ってくると後ろを向いてニコニコと。でも国語・算数ではかなり頭を使って考える授業を行いました。体育では一人ひとりのよさを発揮し合い、お互いを理解し合うことにつながる活動を実施しました。学校生活に慣れることからスタートした1年生、一歩ずつ成長していることを実感。引き続き一人ひとりへの声かけを行い、励まして参ります。

また今回は、保護者の皆さんの参加型の学習活動を多く実施しました。カッターを使った紙工作では思うように切り込みを入れることができずめげそうになる子どもたち。ノコギリをつかった木工ではノコギリを前後に一生懸命に動かすもののなかなか刃が進んでいかずため息をつく様子も。裁縫ではまず玉結びに苦戦、波縫いでは思わぬ所から針が出できてビックリ、最後の玉留めもゆるんでしまって苦笑い。それぞれの場面で、保護者の皆さんはわが子のみならず、まわりの子どもたちにも温かく接してくださいました。こうやるといいんだよ!と見本を見せてくれたり、あせらないで何度もやってみると上手くなるよ!と励ましの言葉をかけてくれたりと、子どもたちに、よし頑張るぞ!というパワーを与えてくださいました。

6年生は、陸上大会を振り返り、親子で今の心境を俳句にして伝え合っていただきました。お互いの思いを五七五で表現し合う空間がとても素敵でした。詠み合った俳句は、ここでは紹介せず、福島県主催の「ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業」にぜひ応募しましょう!

ご家庭あっての学校、今日は保護者の皆様と素敵な時間を共有することができました。学校っていいところだな!とつくづく実感。また明日から頑張って参ります!

魔法使い 白木先生との約束!

6月22日(水)、特別非常勤講師の白木啓子先生が再び4年生の授業に現れました。わたしが会場の体育館に出向いたときは授業の終盤、白木先生の独唱「もののけ姫」の最中でした。子どもたちは楽譜を見ながらメモ書き、でもいつの間にか口を開けて見とれる状態へ。ホンモノの歌声、聞きほれる!とはこういう状況をいうのでしょうか。

演奏後にお辞儀をする白木先生。その時の子どもたちのこの姿勢は背筋が伸びていて...。余韻に浸る!とはこういうことを言うのでしょうね。そして10秒くらい経って拍手が湧き起りました。

授業の最後は、YOASOBIさんの「ツバメ」をダンスしながら歌い、白木先生が言う「歌詞を大事にして楽しんで!」を表現。たった2回の授業ではありましたが、子どもたちの表現活動、特に心から歌詞をメロディーに乗せてまっすぐに音を楽しむ姿に白木先生も感動している様子。白木先生もわたしも涙が込み上げてしまいました。「この授業のために準備をしてくださった担任の先生には感謝よね。それがあって子どもたちがこんなに素敵な演奏をしているのですから。もう素敵!明日また生きていく元気をいただいたわ」と謙虚のお話。恐縮でございますわ。

そして授業の終わりのあいさつはご覧の通り。

しかし、それで終わらないのが4年生。延長戦と言わんばかりに、再びツバメに変身!「分かったから先生を見送りましょ!」と言ったのですが、子どもたち、「今日は白木先生と記念写真を撮って、ホームページに載せてください!」とのことで、「はい!ツバメ=ポーズ!」

「長倉小の子どもたちは前向きよ!あなたたち素敵よ!学習発表会はあるんでしょ!いろいろアレンジして、素敵なツバメを演奏してほしいわ。きっと観に来てくれるお家の方やお客さんを感動させるわ!楽しみよね。本当に楽しみよね!」

子どもたち、「はい!楽しみにしていてくださいね。ありがとうございました。まったね~!」と。

 

「ん?!」どうやら学習発表会に白木先生をご招待するとの約束が、この場で成立したようです。担任の先生は、何となくプレッシャーを感じた様子ですが大丈夫でしょう。4年生の本気、やる気、元気、しっかり表現して参りましょう!

白木先生、今年もどうもありがとうございました。

本校は習字の時間も大事にしています!

6月23日(木)、校舎内を歩いていると3年1組で習字の授業が。今日は「折れ」の向きに気を付けて書いてみよう!をねらいに授業を行っていました。

子どもたちが姿勢よく、落ち着いて、習字の授業を大事にしているのには理由があります。その一つは、ずっと前から習字の授業を大事にするという文化が根付いていること。本校は、令和2年度、3年度と県書き初め展で優秀学校賞をいただいている経緯があり、子どもたちもそれをよく知っているのです。

もう一つは、丹美枝先生の存在。特別非常勤講師として本校生を長年ご指導いただいています。今年も早速、初めて筆を持つ児童が多い3年生に習字の極意をお教えいただく授業を実施しました。丹先生の素晴らしいところは、長年蓄積されてきた指導の記録を読み直し、毎年、指導方法を改善されているところ。また、子どもたちとの呼吸の合わせ方、授業の進行も見事なのです。筆で書くポイントもさることながら、いつの間にか「筆で書いてみたい!」「もっときれいに書いてみたい!」という思いを持たせてくれます。筆で書く、その前に準備が大事、その前に姿勢が大事、その前に「心の持ちようが大事」と諭してくださいます。

そして本校の廊下は、習字の成果物が多いこと。

「書写」ではなく「習字」。習字の語源は「雛鳥が巣立ちの前に自ら羽ばたく動きを繰り返す」ところからきているのよ、と丹先生。筆を持ってクオリティを上げていくために「繰り返し練習する」というところに学びの本質があるようです。本日は授業参観日。そんな子どもたちの学びの姿勢をぜひご覧にお越しください!

代表して1年2組の子どもたちのWELCOME写真!

陸上大会に挑んだ6年生からのメッセージ!

6月21日(火)、3年ぶりに開催されたいわき市小学校陸上大会に本校からも躍動する6年生25名が参加しました。 とても蒸し暑い中ではありましたが、練習で積み上げてきたことを発揮し、最後までよく頑張りました!

今日23日(木)のお昼の放送で、各種目キャプテン2名から全校生に、大会報告とメッセージが伝えられました。

「1008人が出場した陸上大会に、1年生から5年生の皆さんに応援と勇気をもらって、誰一人休むことなく25人全員で参加することができました。本当にありがとうございました。」

「本番ではみんな緊張しましたが、クラス全員で出場できたことが嬉しかったです。一緒に練習してきた仲間達とアドバイスを出し合いながら乗り越えてきたことを誇りに思います。初めての幅跳びで、けがもあり、助走練習がなかなかできず不安もありました。ただ、練習してきたことを前向きに考え、応援を力に変えて楽しく思いっきり跳びました。リレーでは代表選手だけでなく、クラス全員の思いを乗せてスタートしました。全員が最後まであきらめず走りきりました。結果もそうですが、全員が全力を出せて頑張れたことが一番よかったことだと思います。初めての行事で緊張しましたが、目標に向かって頑張り、いい経験になったと思います。そして、1年生から5年生の皆さん、練習は嘘をつきません。特に5年生の皆さんは、だんだん6年生が近づいてきます。仲間とできる感謝を忘れず、6年生になったら全力を尽くしてください。きっと陸上をやる楽しさや大変さ、嬉しさが感じられると思います。応援本当にありがとうございました。」 

4月から学校生活を牽引してきた6年生。今回は6年生のために学校全体で応援をしてきました。しかし、6年生からのメッセージを聞いて、抱いている純粋でひたむきな思い、学び合い高め合う姿勢に改めて教えをいただいたという思いをしています。また、改めて保護者の皆様のご協力とご声援に感謝申し上げます。当日も看護ということで休む時間も惜しんで付き添っていただきましたことに重ねて御礼申し上げます。そしてそして、ここまで導いてくださいました担任の先生にも感謝ですね。大きな拍手!

陸上を通して、体を鍛え、頭も鍛え、心まで鍛えてきた6年生の皆さん、さて次なる目標は?また一緒に見つけていきましょうね。