こんなことがありました

6年生「会社経営にチャレンジ!」

6月7日(火)、6年生は、日本証券日業協会から講師を派遣していただき、体験型学習プログラム「チャレンジ!おかしの株式会社」を開催しました。この学習は、おかしの会社を経営するミッションを通じて、株式会社のはたらきや株式による資金調達の仕組みについて学習していきます。

授業は、動画を視聴しながら、まず株式会社のしくみを学習し、株式を売って資金を集めることが大切ということを学びました。

 

そして、グループになり、実際におかしをつくる会社を設立して、新商品の開発とおかしのパッケージ作りを行いました。「社長」を決め、社長を中心に新しいおかしの商品開発の会議へ。現実の会社さながら熱い討論が行われました。続いて、株式を発行して資金をあつめるために、新商品の魅力を伝えるプレゼンテーションへ。

会社名:久志田
商品名:白い木の枝チョコ

会社名:スゥイートPOP
商品名:CANDYアソート

会社名:YHR
商品名:芸能人〇✖名言グミ

会社名:クッキー
商品名:ふわふわまっちゃクッキー

会社名:SKY
商品名:SKYチョコエッグ

会社名:石河
商品名:フルーツグミ

 そして、いよいよ新商品プレゼンテーションです。たくさんの資金を集めようと熱のこもったプレゼンテーションをしていました。

 

 その後、株主となるべく、出資したい会社へ現金(カード)を持参し、株式と交換へ。目標額を上回る資金を得た会社もあれば、大きく下回った会社も。目標額を下回った会社は商品が作れませんから、残念ながら...。

 

「ずいぶん集まったね。それじゃ、それを倍に増やしてあげるから、全額わたしに預けてみない?」という魔の誘いに対して、「それって、悪い大人のいうことですよね。本当にいいんですか?」という大人の反応。結構リアルな社会を理解しているんだなと感心感心。

ということで、今回最も多くの資金を集めたのは、新商品「芸能人〇✖名言グミ」なるものを提案した「YHR株式会社」、合計1,600万円の資金調達に成功しました!味はともかく?!

教室内では、「やっぱりね!」という声が聞かれた一方で、「味は絶対こっちの方が売れるのにな!」とか「プレゼンテーションが上手だったからなぁ」と早くも競争社会に飲み込まれた様子。また、株主目線での感想も聞くことができました。

 最後は、講師の先生に御礼。子どもたちは「株式会社の仕組みが分かりました」「商品を作って売る前に、お金を集めなけれなならないことがわかりました」「売れる商品を作るのは大変だ」「社長って呼ばれてプレッシャーになりました」などなどの声が。有意義な時間を過ごすことができました。

 授業の後、職員室には各会社?!が開発したお菓子のパッケージが並びました。そして、先生方のコメント。子どもたちの頑張りとともに、消費者としての真面目なアドバイスも!

ちなみに私はいまだに株券を保有しております。いつの日か、配当金又は株主優待の何かが届くことを期待しているのであります。