こんなことがありました

出来事

よりよい授業を探究!校内研修会その7

11月のことになります。国語科の校内授業研究会を3年2組にて行いました。担任は期待の若手教員!扱った単元は「すがたをかえる大豆」で、さまざまに調理される大豆料理が紹介されている説明文です。今日の授業では「筆者はどういう考えをもって大豆料理の説明の順番を決めたのか?」についてみんなで考えていきました。

初めに教科書を音読。担任の先生、多くの先生方が授業を参観していることに緊張した模様。なんと、予定よりも前の箇所で音読を中断!これには子どもたちがすぐに反応、「先生、もう少し先まで読むんですよね!」って。「あらら、ごめんね、ごめんね」。子どもたちと先生の温かな関係性とともに、子どもたちが説明文の世界にしっかり入り込んでいる様子が伝わってきました。<焦るなよ、若手のホープ!>

筆者の考えについて、自分なりの意見を持ち、それを持ち寄ってグループで話し合う場面では、子どもたちはお互いの意見を大事にして、練り上げていく様子が。また、全体で意見交換する場面では、同じ意見であればパー、違う意見であればグー、付け足し等はチョキといったハンドサインを自然と使う姿も見ることができました。<授業の進め方を先輩先生から謙虚に学んできたんだね。いいぞ、若手のホープ!>

 「(大豆の)姿の変え方が分かりやすい順になっている」という学習のまとめ。子どもたちの意見が反映されていったまとめとなったので、子どもたちも満足した様子が印象的でしたね。子どもの思考過程である板書、とても分かりやすい!<若手のホープ!なかなかやるじゃないか!>


また、説明する時の「順序を表す接続語(次に、また、さらに等)」について、子どもたちはタブレットを使って演習問題にチャレンジしました。授業後に担任の先生は、「演習問題でタブレットを使ったのは今日が4回目なんです。初めは、タブレットを出し入れする時間が気になっていてなかなかチャレンジできなかったのですが、子どもたちはすぐにパッパッて出し入れできて、もっと早く使わせてあげればよかったと後悔しています。」とコメント。<若手のホープ!「反省的実践家」への道を歩み始めたようだね!>

じつは数日前に、3年1組で、今日と全く同じ箇所の授業研究会を実施していたのであります。つまり若手のホープは、先輩先生の授業を見て学び、2組の子どもたちのためにと授業展開を再構築して今日を迎えたということなのです。今日の授業に込めた思いを、放課後の研修会で語ってくれました。

かの茶人 千利休は「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」と述べました。修業に際して、まずは師匠の型を「守る」ところから始まり、徐々に自分に合った型を模索していくことで既存の型を「破る」ことができ、いずれ既存の型に囚われることなく型から「離れ」て自在となることができる、と。私たち教員も同じではないでしょうか。まずは先輩教員にしっかりと学ぶ若手のホープ、今後の成長を期待してますぞ!

表彰式、学業に運動に大活躍!

12月5日(月)、新しい一週間が始まりました。今朝は今年一番の冷え込みだったでしょうか。何よりも健康第一で12月を過ごして参りましょう!

さて、今回は5件の表彰式を行いました。
まず、絵画です。先日のホームページでも紹介しました校内絵を描く会の金賞作品。その中から、第47回いわき児童造形展覧会に出展しまして多くの児童が入賞し、特選を受賞した6名に賞状を伝達しました。学年と作品名は次の通りです。

5年「子ども広場」
4年「ヘチマの楽しい世界」
4年「あわ色 ヘチマ国」
3年「みんなでおよいで楽しいな」
3年「三本の首のきょうりゅうと にじ色の火山」
1年「こどもたちと うみのいきもの」

続いて、音楽です。第76回福島県下小中学校音楽祭(第3部創作)いわき地区大会において、5年生が入選しました。いずれお昼の放送で創作した曲を紹介したいですね。

3つ目は、作文です。夏休みの課題としてホームページでも紹介しましたが、児童作文コンクールでいわき市の代表に選ばれていた2名の作品が、県の審査において、4年生児童が準特選、1年生児童が佳作に入賞しました。「賞状大きいなぁ!」「二人の偉い人のハンコがあるぞ!」と言いながら、満面の笑み!

4つ目は、書道です。税の書道審査において、6年生がいわき法人会長賞と銀賞を受賞しました。記念品としていただいた高級な筆を手に「次は書き初め展、がんばります!」と意欲満々のご様子。

  

そしてもう一つは、運動です。11月18日(金)に開催した校内持久走記録会で1位の記録を出した12名に賞状と金メダルを!代表して6年生男子にお渡ししました。走ることが大好きな彼、1年生の時から見事6連覇達成!素晴らしいですね。

 

表彰式の様子は、今回も給食の時間に動画配信して全校生にお伝えし、拍手を送ってお祝をいしています。今週も上を向いて頑張っていく勇気をいただきました。受賞された皆さん、本当におめでとうございます! 

校内を歩いていると、2年生が...。

12月1日(木)のことになります。2年生の教室が楽しそうで入ってみると、生活科の授業で「うごく うごく おたのしみ おもちゃ」を協働作業していました。どうやら、つくったおもちゃを使って1年生と楽しい時間を過ごそう!ということらしいのです。

動く的当てゲーム?とのところでは、的の高さを1年生の身長に合わせて低く設定する様子が。そして「的が小さいから、少し大きくしよう!」と改修作業へ。どのゲームも2年生にとっては唯一の後輩になる1年生が楽しんで欲しいという思いで準備を進めていました。

このゲームは...?こちらのグループは色塗りで話合い。「この色、不思議な色でしょ!1年生、気に入ってくれるかな」「この色とこの色を混ぜるとこうなるからやってみて!」「でもこっちは違う色でいいんじゃない?」「あっ、いいね!」なんて会話も楽しそう。色を混ぜ合わせる楽しさとともに、絵の具パレットの使い方や水を使っての色の薄め方など図工科の要素も盛り込まれていましたね。

こちらのゲーム、何かのレース会場みたい。コース脇に国旗を描いて華やかさを演出しようと本を持ち出して頑張っていました。

気付けばロシアとウクライナの国旗が隣に並んでいて...。詳しくは聞きませんでしたが、子どもながらに気になっているのでしょう。そして茶色を基調とした国旗はカタールですね。まさにサッカーワールドカップ2022。今朝2日(金)早朝のスペイン戦勝利を予感していたのかも...。ブラボー!!

そう言えば、「1年生にはまだ内緒だかんね!絶対言っちゃダメだかんね!」と言われていたことを思い出しました。皆さん、2年生のこのチャレンジ、1年生には内緒!ということでお願いしますね。

さあ、今週も今日で終了です。今日は寒かったですね。本校の紅葉もそろそろ終わりに近づいていますが、そんな季節の移り変わりを感じながら子どもたちは元気に下校していきました。いよいよ12月師走。今年のやり残しがないように、来週も子どもたちとともに全力疾走して参ります!

6年生、人権について考えました!

11月22日(火)、6年生は「人権教室」を行いました。内容は2つ。まず「スマホ・ケータイ安全教室」では、NTT安全教室インストラクターの山内理沙先生よりオンラインでスマホ等の携帯情報端末の使い方についてお話をいただきました。

キーワードは「個人情報」「利用時間」「ネット上での言葉づかい」。動画(トラブルの再現ドラマ)を視聴しながらどのようなトラブルが生じる可能性があるのか、対応の仕方は?について、友達との意見交換、山内先生との対話を通じて具体的に学習しました。例えば「どうしたらお互い嫌な気持ちにならずに楽しく利用できるか?」の問い掛けに対して6年生は「自分が嫌と思う言葉はつかわない」「あって話をすればいい」「やっぱり相手を思いやる心が大事」等々の意見が。いわゆるスマホやタブレットは諸刃の剣!便利で楽しい道具であると同時に、人を傷つける道具にもなり得るという自覚を持つことが大事。何のために使うのかを常に確認していくことが大切だと感じました。

続いて、「人権~いじめと言葉、そして、命~」をテーマに、いわき人権擁護委員協議会副会長の磯上正巳先生(元湯本一小校長)よりご講話いただきましたました。「人権は生まれながらにして幸せに生きるための権利」「いじめはなぜだめなのか?」「いじめを受けたら相談を!話せば楽になる」「いじめを知ったら、見て見ぬ振りをしないで」「一つしかない命をどう使えばよいだろうか?」「何かに頑張っている人は命を大切にしている人」といった内容。

 

途中、「みんながもらって嬉しい言葉は?」の問い掛けに「頑張ってね」「ありがとう」と答えた6年生。「言葉には人の命を途絶えさせてしまう力もあるけれど、人を救う力もある、言葉を大事に使ってほしい!」とお話しくださる場面も。最後には「みんな違ってみんないい。自分にしかないよさ・個性を認め合い、尊重し、思いやっていくこと。それが『人権は守られている』ということになるよ」と、これまでのご経験を踏まえ、分かりやすく丁寧に、かつ熱く語っていただきました。終了後の6年生、磯上先生に今日学んだことを振り返って会話しておりました。

今回は、PTA教養委員会の講演会とタイアップして開催させていただきました。平日にもかかわらず約30名の保護者の皆さまにもご視聴いただきました。準備、運営面でもご協力くださり感謝申し上げます。

火災を想定した避難訓練を開催!

11月30日(水)、今年度3回目となる避難訓練。今回は南校舎3階理科室で火災が発生したことを想定し、かつ事前予告なし!で実施しました。授業中、急にサイレンが鳴り、教頭先生より「児童の皆さんは先生の指示に従い校庭に避難しなさい!」の放送が。真っ先に校庭に避難してきたのは養護教諭。目印の旗をもって一目散!

子どもたち、「本当に火事なの?」とつぶやきながら先生方とともに校庭へ避難。中には「消防車が停まってたから訓練じゃない?」と気付いてしまった声も。

 

ということで避難完了。春に実施したときよりも30秒早く非難することができました、Good!校長講話では、今回は「お・は(か)・し・も・ち」の合言葉で避難するときの心得えをを確認しました。「し:しゃべらない!」はちょっと守れなかったでしょうか。「ち:ちかよらない」は火だけというよりも煙に対してもということです。

この後、こども広場に移動して「救助袋」を使った避難を実演しました。「初めて見る!」と盛り上がりを見せ、トップを切って避難してきた先生には「頑張って!」との声援があちこちから。子どもたちを代表して体験した6年生も「怖かったけど、最後に出てくるところは、まるで生まれてくる子羊のようでした!」との感想も。いやいや、実際に救助袋を使う時は、背後に火や煙や熱が迫ってきている状況だよ!と伝えると「そう考えると違う怖さが出てきます」と話してくれました。やっぱり火を出さないことが一番ですね!

 今回の避難訓練、常磐消防署の菊池先生、大谷先生、渡辺先生、小泉先生にご指導いただきました。「避難する際、上級生が下級生を先に避難させていて立派でした!」との感想とともに、「やっぱり『しゃべらない』ことが大事。煙を吸い込むとすぐに気を失ってしまう。特に気を付けましょう!」とのご指導もいただきました。訓練後も校舎を見渡して「あそこで火災がおきたらどう対応する?」という会話をしていて、さすがはプロ!私たちの命を守るための強い使命感・責任感を感じさせていただきました!

なお、この救助袋、初めて経験する教員も多く、じつは事前に業者の方を招いて勉強会を開催しました。実際に救助袋で降りてみると、中はらせん状の道になっているのですが、足からスタートしても途中でぐるっと回転して、頭から降りてくるケースもあることが判明。よって、救助袋の出口は危険ということを再確認し、本番でもしっかり救助袋の出口を持ちあげて対応することとしました。

教頭先生は、何事もなかったかのようにスッと出てきて立ち上がり、これが理想!と一同納得した次第。

本校の先生方は「何事もまずは私たちがやってみよう!その方が前に進む!」という思いでつながっています。救助袋の事前勉強もそうですが、日々の教育活動も同様です。教員としてのプロ根性!誇りに思います!!

歯科保健指導を実施しました!

こちらの写真は何でしょう?

ずばり卵をお酢に浸けているところ。卵の殻から出ている泡は二酸化炭素。炭酸カルシウムでできている卵の殻はどんどん溶けていきます。そして3週間経ったら卵の殻はなくなってしまいました。

これは虫歯になっていく過程を再現したもの。プラーク(歯垢)の中で虫歯の原因菌が酸を発生させ、その酸が歯の中のカルシウムを溶かしていって虫歯となっていきます。これを予防するためにはやっぱり歯磨き!なんですね。これを見た3年生は、「やばい!」「溶けていくぅ~!」「えっ、溶けてなくなるの?」といった感想。

さて、歯科検診の結果から、本校は改善傾向にはありますが虫歯所有率が高い状況にあります。今年も学校歯科医の菅原勝人先生の協力をいただきながら全学級で歯科保健指導を実施してきました。
まずは養護教諭の講話。各学年毎にテーマを設定してお話ししました。
1年生:歯と食べ物
2年生:6歳の臼歯、歯の王様
3年生:どうしてむし歯になるの?
4年生:歯の生えかわり
5年生:小学生でもなるんだよ、歯周病
6年生:たくさんかんで元気なからだ
特別支援学級:正しいはみがき

その後、菅原先生より、現在使用中の歯ブラシチェックと順番磨きの具体的な歯磨きの仕方をご指南いただきました。菅原先生のお話に乗って、歯磨きをシミュレーション。磨き残しなし!

子どもたちには家庭でプラーク(歯垢)チェッカーをしてみようと呼びかけております。正しい歯磨きができているか、私たちも時々点検!ですね。長倉小の先輩である菅原先生、今日もどうもありがとうございました。

6年生、省エネ・省資源ノスゝメ

11月21日(月)、6年生は、ふくしまゼロカーボン宣言事業の一環として「ナッジワークショップ」を開催しました。ナッジとは、望ましい行動をとれるように人を後押しするアプローチのことだそう。講師に(株)オフィス・コラボの高尾先生、井澤先生、北原先生をお迎えしました。

活動目的と内容を聞いて、まずはじめに「ここで〇〇をしたら省エネ・省資源につながる」という視点で校舎内を探索へ。

教室に戻ってからは、「省エネ・省資源のために〇〇をしよう!」と呼びかけるためのポップ(小ポスター)を作成しました。中には辞書を持ち出して、漢字の確認を丁寧に行う姿も、立派!そしてラミネート加工を施して完成。

そのポップ、手分けして校舎内に設置して回りました。

これらの取組をすべて実行していったら、本校は省エネ・省資源に相当貢献するのではないでしょうか?!ちなみに校長室の出入口には...。違う意味でありがとうございます!

子どもたちの授業後の感想、「自分から進んで環境問題の解決に取り組めてよかった」「今まで気付かなかったことに気付けてよかった」「分かっている気がしてたけど、やっていないことに気付いた」「ポップを見て、やってくれたら嬉しい!」等々、地球環境問題は身近な問題だと改めて実感することができました。高尾先生からは「ぜひお家でもチャレンジしていきましょう!」とのお言葉。たった2時間でしたが内容の濃い授業を実施していただきました。ありがとうございました。

畳の上でのおはなし会、5年生編

11月22日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」、今回は5年生を対象に行われました。

1冊目は「ひさの星」。道徳科の資料として読んだことがあるようで子どもたちも敏感に反応。登場人物の中の、誰の立場で読むかによって、感じることが違ってきます。子どもたち、今回はどんな感想を持ったのでしょうか?岩崎ちひろさんの絵も素敵な一冊でした。

「じごくのそうべえ」は大型絵本で。たしか落語の作品が原作だったでしょうか。地獄に落ちた人間たちが幾多の困難を乗り越えて...。子どもたちは、大胆な構図の絵とコミカルでテンポよく進行するストーリーに心地よさを感じた様子。ボランティアさん4人が一体となって多くの登場人物?鬼?のやりとりを見事に表現してくださいました。関西弁って案外難しなぁなんて感想も。

続いて「みんな、この世で一番速いものって何だろう?」の質問が。子どもたちもあれこれと反応。「それでは...」ということで次の絵本「このよでいちばんはやいもの?」の世界へ。子どもたちの思考は、身近な動物からスタートし、魚や鳥、新幹線、やがて惑星へとどんどんどんどん広がっていきました。最後は、意外な展開を迎えて「そうきたか!」と納得! フローマン・ロバート原作で、コラムニストの天野祐吉さんが書き上げた作品とのこと。天野さんらしい読者へのメッセージ、子どもたちの心に届いたでしょうか?

本日最後は大型紙芝居「片寄平蔵物語」。1枚目の絵を見た瞬間、6年生が学習発表会で披露したスライド写真と同じ!と気づいた様子。9月にみろく沢炭鉱資料館や選炭場跡地にも行ってきたことも思い出して興味津々。改めて紙芝居を視聴して、常磐炭鉱や当時の社会の様子、平蔵さんの功績等々の理解を深めることができました。「やっぱりね、長倉小の子どもたちにはしっかりここで石炭を掘っていたという歴史を学んでいって欲しいわ」とは、読み手のボランティアさんの思い。

なお、この紙芝居、木枠にも注目、「絆」「広島・福島」の文字が。

これは東日本大震災の復興、特に心の復興を!と広島市のボランティア団体が私たちに心を寄せ、いわき市内の団体と協働作業によって作られたとのこと。「3.11」は5年生が生まれる直前の出来事ですね。今こうして本や絵本に親しむ時間が持てていること、とても幸せなことだと改めて感じた次第です。「読書は心のビタミン」本日もご馳走さまでした!

11月28日(月)、朝の生活

11月28日(月)、新しい一週間がスタートしました。子どもたちは朝から元気です!持久走大会は終わりましたが、校庭でランニングする姿が。その後の朝の活動、課題を提出したり、課題を教え合ったりする姿も。先生方はここで一人ひとりと言葉を交わし、頑張ったことやできたことを褒め、次のステップに進んでいけるように自信をつけさせています。朝の会では元気にあいさつ、立派ですね!

間もなく12月を迎えます。2学期にチャレンジしてきたことを振り返りましょう!今年の成長を喜び合いましょう!冬休みの目標と計画を立てましょう!新年を迎える準備を進めていきましょう!等々の声かけをしていく時期となりました。今週も個別懇談が続きます。手を取り合って子どもたちのチャレンジを引き続き応援して参りましょう!

自然の恵みを満喫!

さてさて特別支援学級で10月27日(木)に収穫したさつまいも、その後どうなったかというお話。熟成させた方が美味しくなるぞ!ということで大切に寝かせておりました。そしていよいよその時がやってきました!11月9日(水)にスイートポテトへと変身!まずは選抜選手によって不要な部分を切り落とし、炊飯器でふかす作業へ。包丁を手に、ここでいい?本当にいい?と質問しながらゆっくり丁寧に。

 約束の時間になって炊飯器の蓋を開けてみると、そこには大量のさつまいもがゴロゴロと。これだけも美味しそう!の声が...。もっと美味しくしましょうよ!

第一段階、皮取り作業。マイさつまいもを受け取り、当然手作業で。なかなかとれない!細かすぎる!とか言いながら夢中になる子どもたち。そりゃそうですね、美味しいスイートポテトが頭の中をぐるぐる巡っているのですから。

皮を取ったさつまいもはキッチンパックの中へ。そこに、牛乳、バター、砂糖を入れて、封をしてこねこねと!その手触り感が心地よさそう。どのくらい入れるの?どのくらいこねるの?との声。味付けはイメージしながらね!さつまいもの繊維をどのくらい残すか?それは自分が決めるんだよ!とのアドバイス。

そして出来上がったオリジナル・スイートポテト。やったー!いいんじゃない?美味しいに決まってる!ということでいざ実食!感想は表情が物語っていますね。わたしもおねだりしていただいた次第。素朴な味わい、妙に感動いたしました!マイ・スイートポテト大成功!

そしてそして畑の一角で目を楽しませてくれていたコキア。見ごろ終えて、今度はほうきへと変身。もふもふ感の心地よさ。子どもたち、早速使ってみると「なかなかいいんじゃない?」と満足そう!

本校の魅力である豊かな自然と子どもたちの心の見事なコラボ。買えば済むという現代社会ではありますが、こうした手作り感満載の取組は子どもたちの知的好奇心をくすぐりますね。子どもたちと一緒に楽しむ先生方の姿も素敵です!