こんなことがありました

2023年12月の記事一覧

2学期終業式、よいお年を!

終業式後、愛校活動へ。縦割りで行っている清掃活動、今日も先輩が後輩を温かく見守り、後輩は先輩に倣ってしっかり活動していました。今年お世話になった校舎をピカピカにして、心も爽やかに年越しを迎えましょう!

学級活動では、これまでみんなで紡いできた学級生活を振り返り、学級通信を読みながら冬休みのことや3学期へ見通し、そして新たな一年への抱負等について語り合いました。どの学級も「写真を撮ろうよ!」の呼びかけにイエーイ!クリスマス!お年玉!と声を出して応えてくださいました。この1年、そして2学期を十分やりきった感!が伝わって参ります。

 「先生さようなら!」「みんなじゃーね!」と挨拶を交わしながら元気に下校していきました。今年は「よいお年を!」の声が多かったでしょうか。みんな大きく成長しましたね!さあ、17日間の冬休みです。健康で明るく新年を迎え、1月9日(火)に元気に登校してください!

2学期終業式、子どもたちの発表と...

終業式では「2学期をふりかえって」をテーマに代表児童の作文発表を行いました。

1年生は、勉強で特に苦手の引き算についてお父さんやお母さんにも問題を出してもらいながらチャレンジしたとのこと。できるようになったら授業がとても楽しくなったのだそう。また、お友達と楽しい日々を過ごしたことについてお話しくださいました。

3年生は、算数の計算で小数点に気をつけながら復習を進めてきて、さらにもっとすらすらできるように頑張りたいと高い志をお話しくださいました。また、持久走記録会では仲間と切磋琢磨したことで1位になれたこと、係活動では整理整頓係として、教室がいつもきれだとスッキリする!と頑張ってきたエピソードもお話しくださいました。「4つの力」と関連付けて発表してくれて嬉しかったです!

4年生は、頑張ったことが沢山ある中で、持久走記録会で最後まで走りきれたこと、授業参観でタブレットを使って頑張れたこと、クリーン活動では校庭がきれいになって気持ちよかった!と、楽しかった学校生活の様子について元気にお話しくださいました。

5年生は、特に宿泊活動について、キャンプファイヤーやさまざまな野外活動を通して、みんなの仲がグッと縮んだことや協力することの大切さ、役割を果たすことの尊さを学ぶことが出来ました!と清々しくお話しくださいました。また、これから伝統をしっかり引き継ぎ、6年生の皆さんを安心させていきたい!そのために最高の鼓笛隊をつくりあげていきたい!と決意を語ってくださいました。

そして、先日表彰を行いましたが、県児童作文コンクールで特選に輝いた5年生児童に作文朗読をしていただきました。題は「折り紙の続きを」。大好きなおばあさんとの交流や家族の絆を心温まる言葉で綴った作品です。心根の優しさ・美しさに触させていたただき思わす涙してしまいました。素敵なお話をありがとうございました。

表彰式も行いました。第42回全国児童がコンクールで、3年生女子と4年生女子が入賞し、5年生男子が特選に選ばれました。夏休みの課題でしたが、ご家族に嬉しい報告ができてよかったですね!

受賞作品はこちら。いずれも、状況を俯瞰する目線が素晴らしいですね。色の使い方・塗り方もとても丁寧で、素直で純真さが伝わって参ります。

5年生男子「ラーメン最高」。妹さんでしょうか、その喜びようが最高でございます!

3年生女子「夏祭り」。花火の音、にぎわいの音も伝わってきますね。

4年生女子「ふくろだの滝」。ダイナミックさと繊細さに魅了されますね。

その後、生徒指導主事から冬休みの生活について「特に飛び出し事故、そしてSNSに注意しましょう!困ったことがあったらすぐに学校に知らせてください」等の具体的なお話があり、養護教諭からは健康面について「やっぱりうがい手洗い、そして規則正しい生活ですよ!」とお話がありました。

式の最後には全校生で元気に校歌を歌いました。日輪はさんと輝く~♬ 清々しい歌声がとても素敵でした。

2学期終業式、校長式辞より...

12月22日(金)、2学期終業式を実施しました。校長式辞では「4つの力」をフル活用して日々チャレンジしてきた全校生に大きな拍手を送りました。その上で、特に印象に残った出来事として、台風13号の大雨災害に対する「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」を取り上げ、活動のまとめを行いました。

みんなで集めた募金や応援メッセージを各所にお届けしたことを報告し、3ヶ月が過ぎた現状を説明しました。宮小学校は元の校舎に戻ることができて、私たちの応援が励みとなり、お礼のお手紙が届いたこと。菊田小学校からはお礼のビデオメッセージが届きましたので3学期に視聴しましょう。社会福祉協議会では募金を被災者の心の支援の場「ふくみちゃんカフェ」の運営費としてご活用いただいたとのことです。感謝状をいただきましたので、代表委員の代表にお届けしました!

また、12月13日(水)に代表委員会で代表委員の皆さんがお話くださった感想を紹介しました。全員が、熱い眼差しで、自分の言葉で堂々と語っていて、すごいな!と感じました。中心となって活躍した代表委員に大きな拍手!代表委員の呼びかけに応えて活動してきた全校生もお互いに大きな拍手!

そして、今回のチャレンジを改めて振り返りました。「自分にできることは?」という問い掛けを持って生活することが大切ということ、加えてその問い掛けは、災害が起きた時にだけでなく、毎日の生活においても使ってみてはどうか?と提案しました。「みんながHAPPYになるために、自分が活躍していくのです。そんな人に育っていって欲しいと思うのですが、皆さんいかがですか?」

「さて、明日から17日間の冬休みを迎えます。冬休み中もぜひ「自分にできることは?」と問い掛けて、やってみたい!を見つけてチャレンジしてみてください。自由な時間がたくさんありますね。タブレットも持ち帰ります。家族、お友達、皆さんが住んでいる地域、はたまた世界中の人々がHAPPYになるために、やってみたいことに思い切りチャレンジしてみてください。長倉小学校は皆さんのチャレンジを引き続き全力で応援して参ります。」

改めて2学期、そして令和5年の長倉小学校、本当によく頑張りました。子どもたちを支えてくださっているご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝致します。よい年を迎え、1月9(火)に元気にお会いしましょう!

子どもたちが「タブレット活用のルール」を作成し運用を開始しました。

冬休みを前にお昼の放送で、5・6年生の代表委員会の皆さんから「タブレット活用のルール」を改めて周知する放送がありました。3日かけて少しずつ、全校生に丁寧に語りかける姿から、このルールを大事にしたい!という意識を感じました。

子どもたちによるルールづくり、発端は6月27日(火)の6年生リーダーとの懇談会でした。すでにルールの素案を作成していて、「正直言ってうちらもネットの使い方でミスしたことがあるんで、ルールが必要だと思ったんで、つくってみていいですか?」とのこと。「もちろん!」です。以来、他校のルール等を参考にして作成していきました。

完成させたルール。「このルールは、タブレットを使う私たちが、私たちのために、私たち自身がつくっていくものだと思います。そこで私たちは、タブレットを安全に正しく使い、さらに今よりも学びを発展させていくために、どのようなルールが必要かを話し合ってつくりました。・・・」というこの書きはじめが素晴らしいと思うのです。

 

 

また、タブレットやネットを利活用することのメリットとデメリットの両面に目を向けていてバランスがGood! 先生や家族の声を組み入れたのはGood idea!ですね。「タブレットの持ち帰り」の項目は、まとめきれずに時間がかかったとのことで、教育委員会からの通知文に頼ろう!と判断したとのことですがOKでしょう。

 

作成したルールは、12月に入って代表委員会で確認して職員会議に諮り、8日(金)の授業参観で保護者の皆様にお伝えし、12日(火)の全校集会で全校生に承認してもらって運用スタートとなりました。

本日の放送のラスト、「これからもみんなで話し合い、見直して、よりよいルールにつくり続けていきましょう!」との呼びかけは本当に素敵でした!

子どもたち自身が思慮深く作り上げたこのルールを尊重し、私たち大人も拠り所として活用して参りましょう!ルール等は、ホームページ「お知らせ」に掲載してございますのでご覧ください。

3・5年生、書き初めに向けた特別レッスン!

特別非常勤講師の丹美枝先生に、書き初めに向けた授業を実施していただきました。12月12日(火)は5年生。5年生は3年連続でご指導いただいております。子どもたちは朝から「今日は丹先生の習字でありがたいんですよ。だって今年のお題は『早春の光』で難しくて...」とのこと。この日を心待ちにしていました。

漢字ばかりに気を取られがちですが、平仮名の「の」が最後まで墨がもたずにかすれてしまうという課題が。丹先生から「平仮名の『の』はね、ここでこうしてちょっと待つの。待つと墨が降りてくるから、そうしたら後はぐるりとジェットコースターよ!」とのアドバイス。それが魔法の言葉となって、子どもたちの筆は早く進むようになり、解決の糸口をつかんでいきました。

19日(火)は3年生にご指導いただきました。授業前から‘御辞儀をする筆’を見せっこして意欲満々のご様子。とは言え、初めて毛筆による書き初めにチャレンジする3年生、お題「たつ年」にやや緊張した表情を見せていました。

3年生は1学期にも丹先生にご指導いただいたので、道具の置き方や筆づかいを思い出しながらのレッスン。「平仮名は、丸み、つながり、軽い始筆がポイントよ!」のお言葉に、誰かが「あっ、ドラえもんだ!」と1学期の授業のことを思い出した様子。あの頃は、なぜか手にたくさんの墨が付いてしまっていましたが、丹先生の教えが身に付いて、今では手を汚さずに習字ができるまでに成長しましたね。

ご指導をいただきゆっくりゆっくり筆を進めていきました。よって妙に太くなったり、かすれてしまったり...。そんな一人ひとりに丁寧かつ的確に魔法の言葉をかけていく丹先生。授業後の子どももたちはやりきった感に浸って「オレ、けっこう上手く出来た!」とか「小筆の名前も頑張る!」とか明るい表情で報告してくれました。

3年生へのレッスンを終えて控え室で休憩されていた丹先生の元へ、トントントン!「失礼します。5年生です。丹先生にお礼を伝えに来ました!」との展開。「丹先生、3年続けてご指導ありがとうございました。一人ひとりに丁寧にアドバイスしていただいて、みんな習字に自信がつきました。上手になったのは丹先生のおかげです!」とのご挨拶。そして授業の様子を記録したアルバムを手渡しました。このサプライズに丹先生も笑顔で応えてくださり、「毎年上手になっていく姿を見ることができて嬉しかったです。これからも習字に勉強に頑張ってね!」とお声かけくださいました。

「筆を自在に操るためには姿勢が大事!その姿勢をしっかり整えるためには いい字を書きたい!という思いを継続させることが大事!じつは授業もこの心構えが大事なのよ!」という丹先生の教えが子どもたちに浸透して、その成果が普段の授業にも活かされております。

改めてその道のプロとの出会いは、子どもたちを大きく成長させていくことを実感!加えて3学期はじめに実施する校内書き初めがとっても楽しみになりました!