こんなことがありました

出来事

持久走記録会2022・後編

5年生です。距離は昨年よりも400ⅿ長くなって1,440mへ。まずは女子。団子状態のスタートに「もう少しペースを上げていこうよ!」の声が...。校庭7周は相当の覚悟が必要なんですね。その後は目標を再確認したのか徐々に縦長になっていってのチャレンジとなっていきました。続く男子は元気よくスタート。初めからタテに並んで先導役を交換しながら力走し、最後は2人が抜け出し僅差でFINISH!女子1位は6分28秒67、男子1位は5分50秒63、2位との差は1秒56でした。早くも来年の陸上大会に視線を向けている5年生に励ましの拍手!

そして小学校生活ラストチャレンジとなった6年生も1,440m。女子は市大会800m2位に入賞した児童が圧巻の走り。記録は5分34秒42で記録更新には一歩届かず。その心境を率直に「悔しいです!」と語る姿、これからの成長がますます楽しみでございます。その姿に引っ張られて顔を真っ赤にして最後まで走り抜いた皆さんの姿、とても美しく見えました。大きな拍手!

続く男子も熱く切磋琢磨して走る姿が。最後の最後にこの差でFINISH!1位の記録は5分57秒43。2位との差は0秒30でございました。6年生ともなるとやはりフォームが安定していましたね。順位の入れ替わりはありましたが自己ベスト続出!全員完走を果たした皆さんに大きな拍手!

6年生への全員インタビューでは、やはり「小学校生活最後の...」という枕詞とともに、走ることを通して今の自分の生き方を語る姿が印象に残りました。その目線で残りの小学校生活をやりきって欲しいと思います。

今年の持久走記録会はBGMを流さずに行い、走る子どもたちの息づかい、大地を蹴る音、そして元気に応援する声が長倉の杜に響き渡りました。その中で特に印象に残ったのは、「◯◯ちゃん頑張って!」「◯◯くん頑張れ!」とお互いの名前を呼び合って応援していた子どもたちの姿、そしてそれが学年学級を超えて先輩後輩間で行われていたところ。私たちが思う以上に子どもたちは強く熱い絆でつながっていることを実感、子どもの力ってやっぱり凄い!を再認識いたしました。

やっぱり凄い!と言えば、やっぱり本校職員。ゴールで記録を担当する先生は、敢えて目立つ赤色のユニフォームを着用。「あんなに頑張る子どもたちが、最後、ゴールを間違えたら申し訳ない感じがしますでしょ!」とのこと。その先生の後ろ姿、大きなジェスチャーで子どもたちを呼ぶ姿に、やっぱ先生っていい仕事だよな!を実感いたしました。今日もチームワークで子どもたちの頑張りを支えてくださいました。いつも子どもたちに寄り添い、最高の愛情を注いでくださる先生方にも感謝の拍手を送ります!

明日から12月。まだまだやれる予感がしています!もっともっとチャレンジできる手応えを感じています!長倉小学校全員で2023年を精一杯駆け抜けて参りましょう!!