こんなことがありました

3ツ星 こんなことがありました、中央台北小

3年生。国語。班ごとに物語を作っての発表会。

聴いていた先生。一人一人に良いところを見つけて、言葉にして付箋にして渡します。

班ごとの物語づくりは山あり谷あり。根気強く取り組んできた成果を先生に褒められることでどの子も苦労が報われます。

続いて次の班。じゃんけんで順番が決まります。どの班も早く発表したい!

物語の挿絵はデジタル黒板で拡大してみんなに見せます。

どの班も、イラストが可愛い!素敵な挿絵!

制作の大変さを知っているから、見ている方も真剣に見ています。

1つの班の発表が終わったら5分の感想タイム。友達の良いところ、発表のよいところを付箋に書きます。

書き終えたら、その友達に直接渡します。先生にも褒められて、友達にも褒められて。

続いて一人がお休みの子がいる班。その子が書いた分担のとろこも代わりに読んで発表。

何度もみんなで読みあってきたから、すらすらと読めます。どの班もすらすらと。

先生も、聴くこと・見ることを楽しんでいます。一番、楽しんでくれるお客さん。笑ったり感心したり拍手をしたり。

本気になって、楽しんで見てくれる先生の存在で子供たちは自己肯定感も高まっていきます。国語の授業でありながら、子供の心も育てます。

お休みしている子にも、良いところを見つけてメッセージを付箋に書きます。発表はできなかったけど、書いた作品の良さはみんなに伝わります。

「もう一回見せて。」作品の挿絵で気になったところを見に来た子。

「すごい上手だね。」温かい言葉が飛び交います。

「そういえば今日のドッジボールで僕にボールを回してくれてありがとう。」温かい言葉には温かい言葉が続きます。

物語づくりは班の友達と協力して2週間かかりました。子供たちの頑張った作品を持ち帰りますので、ぜひご家庭でたくさん褒めてあげてください。

続いて次の班。、、、と、いうところで終業のチャイムが!!!「え~!!!」

先生と明日、続きをやる約束をしていました。

「早く明日にならないかな。」明日を心待ちにする子供たちの嬉しいつぶやきを聞いて授業が終わりました。

 

 

3ツ星 幼小連携活動②

隣のクラスも年長さんとの交流会。

1年生から年長さんへ、手を出して、自分たちの傍へ誘導します。

「始めのことば」ダンス・歌を披露。アブラハムの子のダンス。

実際の姿と、動画に写るお手本を見ながらみんなで踊ります。

続いて新聞じゃんけん。負けたら新聞を半分にしていくゲーム。

進行の男の子。振り返りのワークシートに「説明するのがドキドキしたよ。」と書かれていました。

続いて中央台北小の学校紹介。全員で行いました。

「5月13日は運動会 かけっこ 玉入れ たのしいな」「9月20日は見学学習 給食センター アクアマリン いい思い出たくさんできたよ」

続いてお店屋さんごっこ。

文房具屋さん、楽器屋さん、パン屋さん、魚屋さん・・・

果物屋さん、洋服屋さん。国語での学習を生かして。

看板も作って、呼び込みもして。生活科の学習でもあります。

1年生の振り返りシートには「1年生だけでやった時よりも楽しかった。」と感想が。

相手との交流があって、ますます学習が楽しくなります。保護者の皆様にもご協力いただいた「学校評価アンケート」でも『体験的な学習を楽しんでいる』についての項目が、非常に高い結果を得ました。

 

楽しい時間はあっという間。

メダルのプレゼント。

1年生、自分たちで年長さんを楽しませる企画を考えて練習・準備をしてきました。

 

担任の先生から。「子供たち、本当に一生懸命、年長さんたちが喜ぶようにと動いていました。」

放課後、1年生の成長について感激してお話してくれました。

これまで1年間を通して、他学年にしてもらったこと、特に6年生に。

https://iwaki.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/2486/ac340ca32c64e0ba2075110806a4cba4?frame_id=2469

「今度は、自分たちが、より小さい子のお世話をしたい、喜ばせたい。」そんな気持ちが育っています。

 

 

 

 

 

 

3ツ星 幼小連携活動①

近隣の子ども園の皆さんが来校。

3年生と年長さんの姉妹。「先生、一緒に写して~」

廊下で待機する1年生。ランドセル背負って?

廊下から教室に入るタイミングを見ています。

「おはようございます」

1年生と年長さんが迎えます。

「1年生の一日」を、年長さんに披露します。

「朝、学校に来たらお着替えををします。」

動画と言葉で説明します。

国語の時間。絵本も上手に読んで年長さんに披露します。

見ている1年生も一緒に楽しみます。

算数では、計算カード、足し算・引き算を披露。速い速い!

音楽。みんなで盛り上がりました。

「アブラハムには7人の子~♪」

盛り上がりは最高潮に。

続いて、「スリーヒントクイズ」。3つのヒントから。

一番、答えが出にくかった問題。

①ぼくは、大きいです。②ぼくは、怖いです。③ぼくは、肉をたべます。さて「僕は誰?」

なかなか当たりが出そうで出ません。良い問題!

「まだ、一度も指されていない子を指してあげて。」女の子からアドバイスが。

下校の時間がやってきて。北小1年生の1日が終わります。

最後に、1年生からサンタの折り紙のプレゼント。

「4月からの1年生。みんなを待っています!」

「4月にまた、会いましょう。」校長先生とハイタッチ。

1年間を通して行ってきた幼小連携活動。今年度最後の活動が終わりました。

 

3ツ星 こんなことがありました、中央台北小

校長先生、5年生に呼ばれて。

本校のフリースペース、多目的教室へ。

5年生に呼ばれた先では、外国語の授業。

「Kitasyo Cafe」北小カフェ!

お客さんには6年生も。

場面設定を工夫して、場面を意識させながら特有の表現を話す言語活動。

5年生は、準備してきたメニュー表を提示してカフェの店員になりきります。

練習してきた表現を使って声をかけます。「What  would you like?」

「I'd like pizza」「How much is it?」

いろいろなお店で、やりとりする相手を変えて、何度も6年生がお客さんとして練習の相手になります。

1000円以内の注文。5年生も英語で代金を伝えます。

校長先生もフライドポテトを注文。「I’ts three hundred yen」

私にも注文を取りに来てくれました。笑顔での接客!素晴らしい!パンケーキ、パフェ、グリーンティーで1000円で足りるかな???

お客さんの6年生。組み合わせで1000円になるようにオーダーすることに燃えている子もいました。

お客さんの6年生も楽しそう。

次はどこに行く?楽しむ6年生。

たどたどしく緊張していた5年生も、だんだん慣れていく姿。

Great staffをもらった子も!

接客が上手だと英語の先生からGreat staffのカードをもらえます。

先生の励ましのカードが子供たちのモチベーションを上げます。

膝をついてお客さんの目線で接客する子も。

おめでとう!

おめでとう!

コミュニケーションを通して表現の意味や働きを体験的に理解することができました。

 

3ツ星 今日の中央台北小

4年生。前の授業の振り返りを子供のノートで行います。

「いわきの偉人をみんなで共有したい」先生からの提案ではなくて、子供たちの願い・思いで授業を始める。

自分たちの願いや思いが授業の中で叶う経験をしてきている子たちだからこそ「授業で○○したい」という意欲が湧いてきます。

「1人で調べる?みんなで?」「何分くらいで調べるか」「どんな媒体を使うか」

ここでも先生から一方的な提案ではなく子供たちと話し合って判断・選択していきます。そのことで子供たちは「学び方」を身に付けていきます。

「早く伝えたい!伝えたい!」思いが高まります。前時から調べてきたこと、早く誰かに伝えたい。

草野心平を調べている子。この後、小川出身の心平と小川江筋について年表を見て相関関係を調べていました。

「小川江筋ができて、人が生活できる土地になって。だからこそ草野心平のような詩人が小川で・・・」物事を空間的に時間的に横に縦にみて考えることができています。

タブレットと図書資料を使って。デジタル・アナログ、どちらの良さを分かっている姿。

「みんなで決めた調べる時間」押し付けの時間ではなくみんなで考えたリミットだから、その時間までどの子も集中して調べます。

調べたことを発表しあうグループは先生が決めたグループ。効果的な学びにするために、先生が主導権を握る場面もあります。

床で話し合う子供たち。机を並べてる時間よりも早く話したい!形式的なことよりも真正な学びに価値を感じている姿。

 年代についても考えます。「いわきの先人たちが苦心した時代は?貢献した時代はいつ?」その時にどんな課題があったから?活躍した時代の背景も捉えます。

見守る先生から感嘆の声「へぇ~」「なるほど~」

先生がこの授業を楽しむ姿は子供たちの主体性の心に火をつけます。

いわきの先人。「一言で言うとどんな人?」先生の手作りワークシートにそって班ごとの発表、伝え合いが進みます。

 

中村豊は「自分の想いを実現した人」、大河内一郎は「しょうがいのある子どもの自由を作った人」

 

国府田敬三郎は「アメリカに渡って大規模な米作りに成功した人」子供たちがまとめる偉人を一言で言う「○○な人」。たくさんの情報の中から一言にまとめていく作業の中で、それぞれの調べ学習での知識が生かされていました。

本校では、今年度、社会科教育の研究を行っています。4年生の子供たちの興味関心が、半径5メートルから地域へ、いわき市へ、福島県へ~と広がっていく姿、育っている姿を捉えることができています。