こんなことがありました

2023年5月の記事一覧

生き物とともに成長!

5月12日(金)、登校するとすぐに2年生が畑にやってきて、昨日マイ植木鉢に植えたミニトマトの苗に水やりを...。と思ったら、移植へらを持ち出してきて結構大きな作業開始。マイ植木鉢に紙パックを付け足して土のかさ上げをするのだそう。「何で土を増やしたの?」と聞いてみると「先生に言われたから...」と。近くにいた担任の先生は慌てた様子で「あれあれあれ...」となりましたが、「先生は理由も話したんじゃないかな?」と追質問してみると「根っこが大事」「大きな根っこにする」としっかり答えてくれました。「理由の方が大事だよね!」と伝えましたが、子どもたちの答え方って時々ドキッとしますね。美味しいミニトマトが収穫できますように!

こちら3年生。女子児童に「キャベツ畑でモンシロチョウの卵は見つかった?」と聞いてみると「もう幼虫いるし」とのこと。マジ?!と言うことで3年生の後をついて行くと、確かにモンシロチョウの幼虫がいました。「触るとつるつるしてんだっけ」とのこと。そしてキャベツに水やりをしながら「あ、キャベツの葉っぱの上だと水は丸になる、ガラス玉みたい!なんでかなぁ?」とのつぶやき。これは「キャベツの葉は水をはじく」ことへの気付きですね。そう言われれば、葉が水をはじくのはなぜでしょう?皆さんもぜひ調べてみてください。加えて「ガラス玉」という表現、素敵ですね。 

そう言えば5年生が育てているメダカの卵のその後お話し。見事、子メダカが3匹誕生していました。子どもたちも満足げ。それで「名前は決まったの?」と聞いてみると「えっ!」とのこと。「名前付けないの?」「だってみんな同じに見えるから、名前付けたら訳分からなくなるし」とのこと。「よーく見ると違いがあるかもよ」「うそだ~!」と。イワシに1匹ずつ名前を付けたら大変なことになりそうですが、メダカには名前を付けることは可能なのでしょうか...?

そんなこんなで子どもたちは素晴らしい好奇心を発揮しながら生き物たちと触れ合い、毎日明るく楽しく学んでいます。

なお、松食い虫の被害により倒壊が心配されていた校庭南側の松の木ですが、10日(水)に伐採しました。これで一安心でございます。市教委と業者の皆様に迅速に対応していただきました。ありがとうございました。

学校生活の様子をあれこれと。

昨日10日(水)に運動会の予行練習を行い、その中で、4年生以上で演奏する「鼓笛パレード2023」のリハーサルも行いました。本番さながらの雰囲気の中での演奏!どうやら納得いかなかったご様子。午後、改めてミーティングを開き、立ち位置やテンポの確認を入念に行っていました。「なんか6年生、変わってきたよね!」とは後輩の子どもたち。全力でチャレンジし続ける姿勢で「ながくらの鼓笛」も「学校生活」もぐいぐい引っ張っています!

さて、今日11日(木)も運動会の全体練習を行い、特に応援合戦から紅白対抗リレーまでの流れを確認しました。低学年の子どもたちからは「応援の仕方がわかった!」「楽しい!」の声が聞こえてきました。その上でのリレーですから、昨日以上の盛り上がり。本番が楽しみでございます!

それにしても「ながくらの応援団2023」は熱い!さらによい応援となるように、今日も何度も何度もミーティングを積み重ねていました、素晴らしいチャレンジ!

さてさて、毎日、運動会の練習ばかりやっているのではございません。子どもたちは、なんだかんだ言っても勉強は大事!ということを理解していて、あちこちで熱心に学ぶ姿を見ることができます。

2年生は生活科でミニトマトの栽培にチャレンジするそうで、マイ植木鉢に土を入れ、苗を植え、水やりをしていました。自分の作業が終わったら、次はお友達と確認し合う姿が見えました。最近、2年生は視野が広くなってきたように感じています。

そして2年1組の国語の授業。イラストを見て気付いたことを記録し、それを相手に伝えようとチャレンジしていました。伝え終えて、相手から「わかるわかる!」「いいと思う!」という講評をもらって、ここでもお互い高め合おう!という姿を見ることができました。

2年2組は算数で「47-15」の引き算の仕方について検討していました。後ろの児童と先生とのディスカッションを聞いてマイノートをチェックする姿、2人のディスカッションをじっと見つめて頭の中の思考をぐるぐるさせている姿等々、教室内は真剣!でございました。

4年1組は理科の授業。先生から「晴れの日の気温の変化は?」と問われ、日頃感じていることを文章化して発表し合っていました。データは同じでも、人によって感じ方は違うものなんですね。

4年2組は社会科のテスト中(お邪魔しました!)。本日は担任の先生が出張でしたが、いつも以上に丁寧に生活する様子がうかがえました。というのも、担任の先生からのメッセージが黒板に書いてありまして、朝の会で「先生がいないときこそ頑張ろう!」って話になったそうで。頑張ってますね!

3年生は、4校時の授業が終わってしまい給食の準備中にお邪魔しました。「一緒に食べる?」との誘い。「全部食べちゃうぞ!」と返したら「それはだめ!」との会話、楽しかったです。

1年生も給食の時間に失礼しました。「はい、ポーズ!」の声に、やや控えめな反応。いつもはたくさん話しかけてくれるのに、給食の魅力には叶いませんでした。たくさん食べていて嬉しい限り。

という本日の学校生活でございました。こんなに頑張っている子どもたちのためにも、明後日13日(土)はぜひ晴れとなりますように!

ながくらの応援団2023、始動!

運動会といえば応援団。今年も、紅組5名・白組5名から成る「ながくらの応援団2023」が結成されました。「自分たちが運動会を盛り上げる!」という思いを表現するためにさっそく練習開始。まずは、先輩方がやってきたことを思い起こして話合いを。そして今年から加入した4年生にも丁寧にレクチャーしていきました。ではやってみましょう!ということでパフォーマンススタート!

しかしながら、そうそううまくいくはずもなく。姿勢かな?声の出し方かな?と分析をして、最終的には練習と度胸だねってなったご様子。そこに頼りとする先生の登場!ご覧の通り、迫力あるパフォーマンスを披露してくれて、良いお手本を間近に見ることができて目指すべき姿を共有していきました。

そして、昨日9日(火)の全校練習。リーダーの6年生、「このタイミングで手を上げてください」「手の上げ方はこうです」と全校生に自分の言葉でご説明、立派でした!一度通してパフォーマンスしてみて、「白組に声で負けているので声を張り上げましょう!」「紅組の方が腕の上げ方がいいので白組も頑張りましょう!」と紅白のリーダーからのご助言、たいしたものです!その甲斐あって3回目の通し練習では、元気いっぱいの応援パフォーマンスが出来上がりました。礼の仕方もじつに美しい!

 短い時間ではありましたが、応援団の子どもたち、そして全校生の吸収力のすごさを実感しました。そして表現する心構えも確認することができました。「人を全力で応援できる人」ほど格好いい人はいないと思います。応援団の子どもたちを中心に、長倉のこどもたちがそんなふうに成長していって欲しいですね!

さて、そんな子どもたちの頑張りを陰からそっと見守っているのは、新採用の彼。実は「自分も小学生の時に応援団だったんですよ」ということで、先輩先生のご指導の様子を観察しながら、「次は自分が...」との思いを強くしたことでしょう。期待の新人!でございます。

さて、このページがアップされている頃は、運動会予行です。今日は全体の流れの確認がメインではありますが、子どもたちにとってはさらに成長していく絶好の機会。天気も上々、わくわくしております!

運動会の係打合せを開催しました!

5月8日(月)、今朝は常磐地区青少年育成協議会の皆様による月1回のあいさつ運動の日。あいにくの雨模様で肌寒い中での登校となってしまいましたが、一人ひとりに「お早うございます」「足もとに気を付けてね」「あらあら、荷物多くて大変ね。もうちょっとよ!」と温かい声をかけてくださいました。今月もありがとうございました!

こういう日は長靴が一番だね!と思いながら昇降口に行ってみると、3年生が颯爽とやってきて、各学年のシューズボックスの点検を始めて長靴をきれいに入れ直してくれました。「撮らないで!」と言いつつも何だか嬉しそう。ちょボラ(ちょこっとボランティア)精神をたくさん褒め称えました。ありがとうございました!

さて、3年生以下が下校した6校時、校内では運動会の係打合せを行いました。

こちらは救護係。万が一、けが人や病人が出た際の対応について養護教諭からレクチャーを受けていました。皆さんがいるから思い切りパフォーマンスすることができますね。頼みましたよ!

指揮係は精鋭1名。5年生男子が担当の先生と入念な打合せ、そしてスターターピストルの確認を行っていました。責任重大ですが、力強く「頑張ります!」と答えてくれました。

記録・受賞係は、種目毎にゴールシーンをイメージして、準備物や記録までの流れ等を確認していました。担当の先生によるゴールシーンの演技も素晴らしくて...。「みんな自分が1位だと思ってゴールしてくるので、審判係とテキパキと仕事することが大事よ!」とのアドバイス。スピード感を持って活動して参りましょう!

看護係は、健康面への目配りやスムーズな進行に直接関係する大事な役目。「特に低学年の子どもたちが夢中になれるようにみんなで声をかけ合って確認していきましょう!」ということで、先生方・支援員さんもメモを取りながら真剣に確認をしていました。先生方が各係で出払う中、困りごとはいつでも本部席へどうぞ。

招集引率係は入場門付近で活動します。指定された隊形で整列を呼びかけます。プログラムを先読みすることが大事と、自分が出場する種目と係で担当する種目の順番を確認していました。混乱しないように的確な指示をお願いしますね。

放送係は、プログラムの読み上げとともに種目内容の説明も。早速、作成した原稿を読む練習に励んでいました。読むことよりも伝えること!区切りを多くしてみるとハッキリ聞こえるよ!イントネーションは気にしないで!等々の留意事項。当日、会場を盛り上げる「アドリブ」にも乞うご期待です!

準備係の打合せでは、種目毎に、どこに何を何個置くか、それを誰が担当するか、会場図を真ん中において入念に話合いをしていました。誰かが「猫の手も借りたい」と漏らしていましたが、いざとなれば総掛かりです。力仕事となりますが「やりますよ!」と心強いお言葉いただきました!

審判係は、着順を判定する重要な仕事を担います。5・6年生グループの多くは昨年も経験したとのことで余裕の表情。一方、今年初めて係活動に加わった4年生グループ内では、「何をやりたいかはっきり言って!」「みんなで意見出さないと本番困るって」等々の声が。責任感からでしょう、ピリピリした雰囲気の中で話合いを行っていました。やらされてる感ではなく、自分ごとと受け止めているところ、素晴らしいですね。今年度設定した「育てる4つの力」を最も発揮して活動していたグループでした。頑張れ!

運動会の係活動は、縦割りグループというよりも各学年毎の活動となりますが、どの係からも、自分たちがお手本を示さなければ!という6年生の思いが十分伝わってきました。また、5年生は今年2年目ということもあり少し余裕の表情、4年生は今年から係活動に加わって張り切っている様子が印象的でした。自分が出場する種目と行ったり来たりとなりますが、会場のあちらこちらで責任をもって活動する子どもたちの姿にも大注目でございます!

遠足に行ってきました!高学年編

高学年5・6年生の遠足。出発式では屈伸とアキレス腱を伸ばす運動から。目指すは福島県唯一の国宝建造物の白水阿弥陀堂、山越えの片道4.4kmを徒歩にて移動でございました。出発式では準備運動後、元気にいっぱい「行ってきまーす!」とあいさつをしてくれました。

歩道がない山道もみんなで声を掛け合い交通安全第一で!車で通りかかったわたくしに、「急にお腹が痛くなってきました。車に乗せてください!」と元気に申し出てきた子どもたちが多数おりましたが、それはそれとして、春の風景や香りを感じながら楽しく仲良く歩いておりました。

道中、常磐炭鉱の発祥の地である弥勒沢、入山三坑・入山銀座と呼ばれていた炭鉱跡地、そして石炭運搬の鉄道が走っていた不動山トンネルを通って、往時の賑わいに想像を巡らせました。

白水阿弥陀堂では、お寺さまから由来とともに建造物としての価値、常磐炭鉱との関係について解説していただきました。浄土式庭園もお見事。その後、大きな広場でお弁当を食べ、思い思いの活動へ。ドッヂビーやボール遊び、草木の観察等で盛り上がりましたが、先生方も夢中になっていて、活動写真は相撲だけとなってしまいました...。

 

 

阿弥陀堂に入った際、子どもたちは声を掛け合って靴をきちんとそろえていたのだそう。今年も「いつでもどこでも誰にでも爽やかなあいさつを!そして靴をそろえる心を大切にしていこう!」と呼び掛けていますが、それを丁寧に実践している高学年の子どもたち、立派ですね。素直で純真な長倉の子どもたち、ますます応援して参りましょう!