こんなことがありました

2022年7月の記事一覧

今週は「新体力テスト」ウイーク!

今週は、1日2種目ずつ、毎日こつこつと新体力テストを実施しています。

体育館では、長座体前屈、立ち幅とび、 反復横とび、20mシャトルランを行いました。シャトルランでは、最高得点を目指す児童と一緒にチャレンジする先生たちの姿も。見事クリア!よく頑張りました。

体育館通路では、握力と上体起こし。力業の連続です。

校庭では、ソフトボール投げと50m走。

50m走では、教頭先生より美しい走り方のアドバイスもいただきながら。

今回は、写真を見て分かりますように、各班に1年生から6年生が在籍す るように編成した縦割り班で実施しました。6年生は、班長として班の仲間たちを優しく導くとともに、あるときは記録係、あるときはスモールティーチャーとして担当の先生をサポート。班の仲間とハイタッチをして声を掛け合うシーンも!

後輩たちも先輩方が見せる圧倒的なパフォーマンスにいちいち反応。先輩の握力の数字を見て「すげー!つえー!」って声に出しちゃったりして。

始まりと終わりはあいさつを!先輩の姿はお手本です。後輩たちもしっかりと礼をしてあいさつをしていましたね。

自己ベスト更新!最高得点ゲット!という声があちこちから。これも縦割り班による効果なのでしょうか。また、目の前の種目に懸命にチャレンジする姿、お互いを励まし合う姿、健闘を讃え合う姿もあちこちで。長倉小の子どもたちのいいところが大きく発揮される行事となっています。

このような行事を創り出した先生方のアイディアと実行力にも感謝感謝なのであります!

一瞬緊張!突然5年生代表委員が校長室へ

6月末のことになりますが、5年生の代表委員の児童が校長室にやってきました。「校長先生にお話があります!」とのこと。

その真剣な表情に、何事か?と一瞬緊張が走りましたが、「タブレットの使い方のルールについて、私たちなりに話し合ってきましたのでご意見をください!」とのこと。建設的な話し合いができそうだな!と一安心。5年生はその後も真剣に話を進めていきました。

GIGAスクール構想により本校でも一人1台端末、つまりタブレットを貸し出しています。以前、5年生は、「休み時間に自由に使っていいですか?」「無料のタイピング練習アプリは使っていいですか?」「YouTubeで趣味の動画を見ていいですか?」等々の質問を寄せてくれていました。タブレット利用について学校としてのルールは一応設定してはいるものの、子どもたちに浸透していないことを実感しつつ、5年生のその受け身の姿勢、ルールは与えられるもの、判断してください!という大人任せの姿勢も気になりました。

それで、質問に来た5年生に対して、「それで、皆さんは、タブレットは何のために貸し出されていると思っているの?使うのは自分でしょ。だったら自分たちでルールをつくってみては?」と提案してみました。

そして5年生で話し合って、その結果を報告に来たというわけでした。

そして示してくれた1枚の模造紙。

子どもたちなりの言い分があり、意見を出し合い、合意した内容。どんな内容であれ最大限尊重しようと思っていたのですが、書かれてあった内容を見てみると、思わず「素晴らしい!」と声を出してしまいましたが、よく考えたことがうかがえるもので驚きました。

1行目に「学習のためのもの」というスローガン、そして「本当にできるかな?おためし期間も必要!」はおっしゃる通り。一度決めたルールは不変ではない。私たちにはルールを変える権利もあるんぞ!という意思表示のように見えます。

この模造紙から、短期間ではありましたが、5年生の成長を実感しました。それでまた提案をしてしまいました。「皆さんが創ったこのルールを、さらに全校生のルールにしていこうよ!4~6年生の代表委員が中心となって、『自分たちが使うタブレットのルールは自分たちでつくっていこう!』って呼びかけて、先生や大人の意見も聞いてさ。どう?」と。この提案に5年生代表委員の皆さんも同意してくれました。

ということで、長倉小学校のタブレット活用のルールづくりを始めていくことになり、さっそく職員会議でも説明しました。先生方も同意してくださり、子どもと大人が一緒になったルールづくり、少し時間はかかるかもしれませんがチャレンジして参ります。

夏休み前、改めて5年生と素敵な時間を共有することができたこと、嬉しく思います。ありがとう!そして一緒にチャレンジしていきましょ!

畳の上でのおはなし会、2年生編

7月12日(火)、2年生を対象に、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催しました。

今日の内容は、大型絵本「おかしな かくれんぼ」、大型絵本「よくばりすぎた ねこ」、「ともだちや」、大型紙芝居「たべられた やまんば」、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」の5本立て。

子どもたちは、お話の題名が紹介されると「そのお話知ってる」「それ読んだことあるもんね」という声もあり、ふだんからいろいろな絵本に親しんでいる様子が伺えました。

はじめは緊張した様子で聞いていた子どもたち。しかし、読み手の皆さん自身が楽しんでいることが伝わったのか、しだいにリラックスモードへ。

そして、「たべられた やまんば」では、思わず、お話に登場してくる小僧や和尚さんの動きを真似する様子も。完全に、読み手の皆さんが創り出す絵本の世界に入り込んでしまいましたね。

積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、イラストが1枚ずつ紹介されていき、最終的には8枚まで増えていきます。その度にお話をはじめから復唱していくという内容。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいる、おじいさんが飼っている、馬のおしりからポトンと落ちた、馬糞に、たかったハエを、食べたニワトリ、その一部終始を、ずっと見ていたお地蔵さん」となっていきました。

けっこう頭を使うので、子どもたちも必死にです!

さらこの積み重ね話「わらぶきやねのいえ」は、ロシアの工芸品マトリョーシカを彷彿とする技!が紹介されました。三角形の筒の中から、次のイラストがどんどん登場してきたのです。これには子どもたちも興味津々。途中、机のサイズの都合で馬のイラストが分断されるハプニングもありましたが、次に出てくる絵を知っているのに、「うわ~また出た!」「やっぱり出てきた!」との反応が新鮮でしたね。

そして、今日の記念として、ボランティアの皆さんからのプレゼント。内容は、最後に読んでいただいた「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「色を塗りながら、おうちでもまた楽しんでね!」とのメッセージをいただきました。

ボランティアの皆さん、本日も子どもたちの心の栄養と頭の体操の時間を見事につくっていただきありがとうございました。次回は、9月に3年生対象とのこと。どうぞよろしくお願いいたします。

 

七夕集会2022!

七夕飾りが校内に飾られています。

7月11日(月)、新しい一週間のスタート。今週のめあては「荷物を計画的に持ち帰ろう」です。健康に留意しながら夏休みに向けた準備を着実に進めてまいります。

 さて、7月7日(木)のことです。代表委員会の主催による七夕集会を開催しました。

ねがいごとの発表では、各学級の代表児童が、個人的な願い、あるいは学級みんなの願いについて、笹飾りの短冊に込めた願いや思いを堂々と話してくれました!「習い事が上手にできますように!」「コロナがはやく終わっておばあちゃんに会いたいです」「戦争がなくなって平和な世界になりますように!」など。子どもたちの豊かな感性を大きく感じることができました。また、発表する下級生を優しく気遣う代表委員の姿も立派です。

続いて、七夕伝説のお話は、6年生が担当。織姫と彦星の物語を史実と照らし合わせて分かりやすく話してくれました。シナリオを読む以上に、人に話を語り聞かせる姿に、6年生の大きな成長を見ることができました。

 

七夕〇✖クイズは4・5年生が担当、画用紙に問題を書いて、下級生にも分かりやすく丁寧に問題を読み上げていました。6年生の七夕伝説のお話をよく聞いていたなら解ける問題でしたね。

 

続いて、予定にはなかった?!6年生男子4名による余興?コント?じつは練習風景を記録しようと練習部屋をノックしたのですがシャットアウト。極秘に練習を重ねてきた4人は、会場を大いに盛り上げてくれました。うまく説明できまないので写真でご容赦ください。

 

この七夕集会は、代表委員会の皆さんが企画・準備を行いました。時間がない中、係りを分担してこつこつと準備を進め、本番を上手に運営することができました。特に5年生は、先日の6年生を励ます会に続いての主担当となって、進行やあいさつなどの場面で活躍しました。

 

会が終わった時の振り返りでは、「まだまだ人前で話す時に緊張してしまう」「次は、本番のことを考えてリハーサルを大事にします」等、マイナス面のコメントが。そんなことはありませんよ。皆さんのおかげで、その後の笹飾り見学会は、みんな笑顔でしたから!

 

集会の後は、各学級で制作した笹飾りの見学へ。短冊に書かれた願い事を見たり、折り紙で作った飾りに一喜一憂。今夜は天の川と夏の大三角形を見つけて、織姫・彦星が再会する様子を見れますように!とお天気の神様にお願いごとをする児童もいました。

とある学級の担任の先生が書いたこちらの短冊。愛に満ち溢れています。素敵!

一方で、子どもたちが大注目のこの短冊。指差してじっと見ていました。

「大人ってさ、やっぱお金なのかな」「ポルシェってカッコいい人が乗る車だよね」って腕組みをして話し合う子どもたち。書いたのは、とある若手教員。「いや~本音です!」とのこと。若いってのはいいですね!でも、それは願いというより、自分で努力しなさい!ということを子どもたちは言いたかったようですよ。

先週は、校舎内のあちこちの教室から「笹の葉さらさら、のきばにゆれる~♪」の歌声が。子どもたちの純粋で前向きな心が、この世の中を明るくしていくのでしょう。今週も未来を担う子どもたちと元気に過ごして参ります!

学校図書館運営会議を開催!

7月6日(水)、学校図書館ボランティア、司書教諭、学校司書が一堂に会し、今年度第1回目の運営会議を開催しました。ボランティアの皆さんによる読み聞かせ「お話ながくら」や掲示板の更新スケジュール、4教室で構成される本校図書館の環境整備について話し合いました。

今年度は11名のボランティアの皆さんが活動してくださっています。全員、長倉小学校にゆかりのある方々で、私たち以上に長く長倉小の子どもたちとかかわってくださっています。だからこそ長倉小の子どもたちが心豊かに成長してほしいという熱い思いをお持ちになっていること、本校の強み!私たちもしっかり受け止めて参ります。

会議後も図書館で、今後の活動についてさらに詳細な話合いや準備活動を行っていました。改めまして、今年一年どうぞよろしくお願いいたします。

なお、「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています。お気軽に学校までご連絡ください!