こんなことがありました

出来事

命の授業

小名浜消防署では、救急の日(9月9日)を含めた、9月8日(日)から9月14日(土)の救急医療週間期間中に、「命の授業」と題して小学生に対する救急知識講習を実施し、救急活動への理解や応急手当の重要性について知識を深める活動を行っています。

本校では、小名浜消防署江名分遣所の署員の方のご協力のもと、本日5・6年生を対象とした「命の授業」を実施していただきました。

初めに、救命救急士の方から、いわき市内の救急活動の現状についてお話をいただきました。

お話の中では、昨年一年間の救急車の出動件数や、出動の要請があってから到着するまでの時間などについて丁寧に教えていただきました。

また、応急手当の重要性について、過去に小学生が自宅で家族が倒れた際に心肺蘇生法を施して命を取り留めた事例などを参考にしながら教えていただきました。

その後、実際に心肺蘇生法の実習体験を行いました。

今回は人工呼吸は無しで、胸骨圧迫の仕方について学びました。

実際に子ども達が練習に使用させていただいた器具がこちらです。

胸骨圧迫の際にどの部位を圧迫するのかが示されており、大変分かり易かったです了解

子ども達も、1回につき5cm程度の圧迫を1セット30回続けることや、1分間に100~120回くらいのリズムで行うことなど、実際にやってみるとなかなか大変だということを実感したようです。

実生活の場面で、今日学んだことを実践する機会が訪れないことが一番良いのですが、万が一の事態が生じたときに少しでも学んだことが生かされればと願っています。

小名浜消防署江名分遣所の所員の方々、とても貴重な体験をさせていただきましてありがとうございましたにっこり