こんなことがありました

2018年12月の記事一覧

長倉歳時記

「日あたりや 熟柿の如き 心地あり (夏目漱石)」

「プールの底に ヘアピンが落つ 枯桜 (中拓夫)」

  

さてさて,めっきり寒くなってきましたが…

子どもたちは3学期の「なわとび記録会」に向けて,休み時間,練習を始めています。

ただの「片付け」なんですが…

ただ,絵の具セットを片付けただけなのですが…

一人ひとりがしっかりやると,こんなに美しい! もはや一つの作品です。

たった一人でも…だったら,こんな美しい並びにはなりません。「みんながやる」って難しいけど,美しい。

朝板シリーズ

朝,子どもたちが教室に入って最初に目にする黒板の文字…これを「朝板」と呼びます。通常は,前日の放課後,もしくは児童登校前の早朝に,担任が書きます…。

  

本当に早い1週間です。2学期も残り2週間。「あっ」という間でしょうね…。

もしかしたら…,子どもたちも「あっ」という間に大人になってしまうのかもしれませんね。

そう言えば,僕の息子も「あっ」という間でした…。昔はかわいかった…

大休憩での一コマ

中庭の隅です…。

何をしているのかというと,「火起こし」です。「木と木をこすりあわせると火が起きる」と,どこかで学んだのでしょう。…まあ,これだけでは,絶対に火が起きることはありません…。(少し冷たい言い方ですが…)

やがて,どこかで「火起こし」の体験をしたとき,この「火が起きなかった」経験が大きな意味を持ってくると思います。「大昔の人は,こんな工夫をして火を起こしたんだ」と実感することになります。

何をお探しですか?

このところ,大休憩で何かを探している子どもが増えました。

「何を探しているの?」

探しているものは,これです。

松ぼっくり…いいえ,違います。子どもたちの間では「バラぼっくり」と呼ばれています。誰が名付けたのか…。素晴らしい名前ですね!

 

長倉歳時記

「昼休み 落ち葉拾いて 遊びをり (古川春美)」

 

自然を利用しての遊びに,とってもよい環境の本校敷地内。昼休みに校庭の見回りをしていると,上の写真のような作品を見つけました。

次の日の大休憩,この作品を作っている児童に会うことができました。さて,何をしていたかと尋ねると…「バーベキューごっこ」だそうです。

さて,ここで問題です。「バーベキューごっこ」を楽しそうにしていたのは,何年生でしょうか?

答えは,4年生の女子でした!

長倉歳時記

「ひそかにも 山茶花は世の 音に馴れ (飯田龍太)」

さて,このサザンカの場所がわかる方は,かなりの長倉通です。(推定段位2段)

「サザンカ」といえば日本人なら必ず「大川栄策」を思うものですが…。職員室の平成生まれの職員は,大川栄策を「知らない」のだそうです。

こんなものを見つけました…

今日の放課後,こんなものを見つけました…。

こんな姿が想像できます…。

児童会活動が終わった後,「あっ,忘れ物した!」。昇降口前から,教室まで戻らなくてはいけない。友だちはみんな,帰ろうとしている…。かなりの緊迫感です。そんな中でも,靴をきれいに並べている!

…きっとこの靴の持ち主は,こんなステキな行いが習慣となっている美しい人に違いない。

…きっとこの靴の持ち主は,ハプニングにも動じない強い気持ちをもっている人に違いない。

この子に会いたい…。

長倉歳時記

「三色菫 勤勉をただ 誇りとし (藤田湘子)」

三色菫=パンジー=遊蝶花…です。

パンジーは季語としては晩春なのですが…本校では,今,本当にきれいです。

それにしても,「遊ぶ蝶の花」と書いてパンジー。良くできていますね。本校では,もちろん子どもたちが遊ぶ場所でもあるのですが…

学ぶ場所でもあります。