2022年6月の記事一覧
躍動する!6年生を励ます会・本編
6月15日(水)、第50回いわき市小学校陸上競技大会に出場する6年生を、全校をあげて応援する会を開催しました。まずは、主役の6年生25名の入場!本校の校庭は森に囲まれた中にあります。森の中から、6年生がきびきびと駆け足で入場してきました。すてきな演出です。
校長あいさつより。6月21日(火)に、いよいよ「第50回いわき市小学校陸上競技大会」を迎えます。常磐・小名浜地区の小学校18校の仲間1006人と陸上競技で競い合ってきます。 皆さんも知っている通り、6年生はこれまで、目標を持って、毎日、こつこつと練習を積み上げてきました。100mの記録会では2週間で約0.5秒のタイムを縮めました。目標をもって、自分の頭で考え、いろいろな教えをもらいながら、チャレンジしてきた成果です。努力してきたから「大丈夫」「できる」という自分を信じることができる。「自信」を持って本番チャレンジして欲しい!皆さん、こうして堂々と立っている6年生の姿を見てどう感じますか?頑張っている人の姿は、格好いいですね!皆さんで、ぜひ、応援し、励ましてください!
続いて、代表委員の5年生が、躍動する6年生に事前に囲み取材・インタビューしたことを発表しました。陸上大会に向けた練習では、去年の6年生の走る姿などにあこがれて頑張ってきたこと、本番を意識してリズムを大事にして取組んできたこと、そしてこの頑張りを中学校生活につなげていく覚悟でいることを伝えてくれました。代表委員の取材する力、伝える力もお見事!拍手!
続いて我らが応援団の登場!団長が口上を述べた後、全校生で「運動会の歌」改め「6年生の歌」を声高らかに歌い上げました。「フレーッ フレーッ 6年!GO!GO!GO!燃えろよ 燃えろ 6年生!」。これまで各学級で練習してきた成果を発揮した見事な演奏ができました!
躍動する6年生代表児童のあいさつ。これまでの練習を総括しながら「3年ぶりに開催される陸上大会で、全力を出して頑張ってきます!」と力強い決意表明。5月の運動会の時よりも、堂々と、ハツラツとしている姿に大きな成長を感じ、心打たれましたね。
その後、選手紹介が行われました。ソフトボール投げで躍動する選手たち。
100ⅿ走で躍動する選手たち。
走り幅跳び・走り高跳びで躍動する選手たち。
そして、4×100ⅿリレーで大いに躍動する選手たち。
それぞれ代表児童がマイクを手にし、メンバー紹介や各競技の特性に応じた練習法、目標を伝えました。全員ノー原稿です!自分のことばかりでなく、同じ競技で頑張ってきた仲間の思いもしっかりと伝えてくれましたね。
そして、 今回の励ます会を主催したのは4・5年生の代表委員たち。主役の6年生のために、縁の下の力持ちとなって企画段階から積極的に活動してきました。事前の準備、特に6年生への取材や替え歌の歌詞作成と連絡、そして当日は、放送機器の操作や進行、開会・閉会のあいさつといった活動にしっかりと責任をもって取り組んでいました。その心意気にも感謝ですね!
長倉小学校は、主役が頑張り、縁の下の力持ちも頑張り、そして全校生が一丸となって頑張れる学校なのであります!
畳の上でのおはなし会
ということで、今年はじめての図書館ボランティアの皆さん5名による「おはなし会」を開催しました。今回は1年生が対象。
まずは、「本のあつかい方」講習会。本には弱いところがあって、本棚から本を取り出す際に指に引っかけて引っ張ると背表紙がやぶけてしまうよ!それと、持ち運ぶ時は表紙をつまんでしまうと本がやぶけてしまうよ!とのこと。私も気をつけなければ...。子どもたちはうなずきながら説明を聞いていました。
そして、まずは大型絵本「ぞうのはなし」から読み聞かせはスタート。「ゾウの鼻の長さは2m」とのことで「どのくらい?」との質問が。「このくらい!」と手を広げる子どもたち、「それは1mだね」ということで紐を使って実寸大を説明。この説明のときの子どもたちとの絶妙なやりとりがお見事でした。子どもたちの「うぉー!こんなに?」という反応が新鮮でしたね。
続いて大型絵本「きょだいなきょだいな」の読み聞かせ。某TV番組でおなじみの「もしもシリーズ」にも似た内容。野原のまん中に、巨大なトイレットペーパーや巨大な扇風機など、巨大なものが出現。お二人の掛け合いのテンポが心地よく、子どもたちも空想の世界に引き込まれていきました。もしも現実にあったならという域を超えて、予想外の展開を聞いて子どもたち、「おー!すごいぞ!」「まじか!」の声があちこちで。
続いて大型絵本「しりとりの好きな王さま」へ。しりとりの好きな王様に降り回されるコックさん。コミカルな絵そのままに、子どもたちと楽しく進行する先生のトーク力はさすがです。「トマト・トースト・トマトトーストトマト...」の下りには全員大笑い。果たしてこのお話のクライマックスは?
続いて、ボランティアの皆さん総掛かりで、紙芝居「したきりすずめ」。おとぎ話の世界に引き込まれた子どもたちは、おばあさんの結末を知って「やっぱりな!」といった様子。子どもたちなりに、心ない行いをしないことや欲張りはよい結果を招かないことを理解している様子でした。
まとめは、「ぞうはかせになろう!」ということで、人と象の生活を比べたお話。体重や食事の量など、象の巨大さを再確認。「今日、象が夢に出てきそうだ!」との感想。
最後に、ボランティアの皆さんから、しりとりの続きということで、「こぶたたぬききつねねこ」が組み合わさった折り紙を一人ひとりにプレゼント。この折り紙、なるほどと思わせてくれる作品であり、愛情もたっぷり。「ぜひ、お家で歌と一緒にこの折り紙で遊んでみてね!」とのこと。子どもたちも宝物を手にしたかのように喜んでいましたね。
たった1時間でしたが、頭を使い、心も動かされ、大事な時間をつくってくださいました。改めまして、ボランティアの皆さんありがとうございました。そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします!そしてそして、本校では、この図書館ボランティアを随時募集しております!
朝は爽やかに「おはようございます!」
6月13日(月)、晴天の下、新たな一週間がスタートしました。
今朝は、青少年育成市民会議の皆様による朝のあいさつ運動を行っていただき、一人ひとりにあたたかい眼差しで「おはようございます」と声を掛けていただきました。毎月実施していただいております。朝から地域の皆様よりいただくあいさつは、子どもたちにとって励みとなり、活力につながって参ります。本当にありがとうございます。
「久しぶりに晴れの中で一週間がはじまりますね。」「班長さんが1年生の手を引いていて立派ですね。」「1年生もいずれ先輩になったらまた手を引いて登校するようになるんですね。」と、私もさまざまな会話をさせていただきました。
今日も一日、元気に勉強に、運動に、遊びによく頑張りました。明日以降、天気はまた下り坂となるようですが、朝の爽やかなあいさつで一日をはじめて参りましょう!
また明日!です。
新型コロナウイルス感染症対策について(いわき市教育委員会より)
6月13日(月)以降の対応についての文書です。
(モノクロ版で失礼します)
引き続き感染症対策にご理解とご協力をお願いいたします。
この実なんの実? 木になる、気になる実。
子どもたちの「好奇心の目」は鋭いのであります。わたしは「長倉小学校は、自然豊かでいい環境だな」と表現して満足しているのですが、子どもたちの目はもっと具体的で、もっと繊細で、もっと頭を使っています。
先日、生活科の授業で畑の管理をしていた児童。「あれでしょ!」と指をさして周りのみんなに何かを知らせる姿が。足元には、種がたくさん転がっていました。わたしは「梅干しの種じゃん。誰だよ、こんなところにたくさん捨てたのは!」と嘆いていたのですが、子どもたちは至って冷静。上を見上げて、その種の正体を突き止めたのでした。その正体とは「梅」。梅の実がたわわに実っていて「これだね!」となったのでした。「でもなんで種だけになっちゃったんだ?」と次の疑問。「鳥じゃないかな?ホーホケキョとか、カラスとか、いっつもいるじゃん」「鳥は酸っぱいの大丈夫なのかな?私、梅干しはダメなんだよ」「私は大丈夫!」「でも青い実は酸っぱいの?」と、疑問と会話がどんどん広がっていきました。
続いて、6月10日(金)の朝、登校してきた児童が先生におねだり?をして、木から赤い実をとっていました。「これグミですよ。どうぞ!」と手渡され、いざ実食。「うぇ~シブい!でも甘~い!」「グミには美肌効果があるんですよ!」「よく知ってるね!」「だって5年生が言ってたもん」とのこと。どうやら子どもたちの間には、「梅雨の時期になると美肌効果のあるグミの実が学校でとれる」ということが代々受け継がれているようなのです。
食べた後に児童から「これで先生も長倉小学校の一員だね!」とのありがたいお言葉を頂戴しました。え?ということは、これまでどういう扱いだったの?
長倉田んぼには、ツバメのつがいがエサ取りに来ていました。自然の成長とともに、子どもたちも健やかに成長しております!
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