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いわき市・いわき市医師会・いわき市病院協議会による共同記者会見 より

いわき市・いわき市医師会・いわき市病院協議会による共同記者会見(令和3年4月16日) 市長コメントより抜粋 ※詳細 いわき市HPをご覧ください。

・新型コロナウイルス感染症の感染状況につきましては、国による「まん延防止等重点措置」が、6都府県に既に適用され、本日さらに4県への拡大が決定されるなど、全国的な感染の再拡大が顕著となっております。
 こうした中、本市におきましても、今月初めから、相次ぐクラスター発生などにより、新規感染者が急増し、昨日までに158人の感染が確認されました。これは、月間過去最多であった今年1月の151人を半月で上回るものであり、衝撃的なスピードで、感染拡大が続いております
 特に、先週6日から昨日までの10日間は、1日に10人以上の新規感染者が確認される日が5回もあり、直近1週間の人口10万人当たりにおける新規感染者数が、爆発的感染拡大を示すステージ4の目安である25人を超える日も4回確認されたところであります。
 また、最近の感染傾向をみてみますと、50代以下の社会活動が活発な世代の感染が8割を超えております。大学での大規模なクラスターが発生しましたが、それ以外の感染経路としては、家族の感染が多く、次いで、職場や友人知人との会食を通した感染も一定数確認されております。何よりも、経路不明が、大学クラスターを除くと約3割を占めており、市中感染の拡大が懸念される状況にあります。
 詳しくは、資料1及び2をご覧ください。 このような感染の急拡大に伴い、市内の受入医療機関の病床は、ひっ迫している状況であり、市内で感染された方を市外の医療機関等で受け入れていただく事態が生じるなど、非常に危険な段階に差し掛かっております。
 このままの感染増加が続けば、遠からず地域医療が崩壊してしまうおそれがありますので、市として、本日、「病床ひっ迫宣言」を行うことといたしました
 この宣言を機に、市医師会、市病院協議会をはじめ、医療機関の皆様と、これまで以上に連携を密にするとともに、市民の皆様、事業所の皆様と、現下の感染状況の厳しさを共有し、ともに感染拡大を一日でも早く食い止めるための取り組みを強化して参る考えであります。

~中略~

また、保護者の方を介して、家庭内におけるお子さんへの感染例も散見されております。保育園・幼稚園、学校などでの感染拡大を防止するため、同居されているご家族に発熱等が見られる場合には、速やかに登園や登校を控え、かかりつけ医等を受診していただきますようお願いいたします。

~以下略~

・子どもたちの安全に関わる情報ですので、いわき市HPより転記いたしました。なお、記者会見同日金曜日夕方、いわき市教委も子どもたちを心配し、この土日の対外試合への感染対策や参加有無の検討について、連絡がきています。

 

学校に協力的な家庭・地域とは

・コロナ禍の中、各校においてPTAによる奉仕作業や部活動の直接応援等がなく、また、地域行事への参加もなくなり、学校との関わりが薄くなってしまったと感じている大人の方も多くいらっしゃることと思います。

 私は「学校への協力体制」として、今保護者や地域の方に最もお願いしたいことは、直接的な関わりよりも、学校の教育体制への理解です。簡単に言えば学校Webやお便り・お知らせをよく見ていただき、学校の中で職員や子どもたちが取り組んでいることに、共感的にわかってほしいということです。我が子はもちろんですが、他のクラス、他の学年、他の部活のようすも気にかけていただき、学校全体の活動のようすを知っていただくことが、最も生徒・教師が望む「学校への理解」なのです。

 ※学校Webの動画や写真を見て、お子様や友人、親戚の方との会話をしていただくことが、学校への理解、そして協力へと、つながっているのです。