こんなことがありました

カテゴリ:今日の出来事

全校集会を開催しました!

6月29日(木)、全校集会を開催しました。今回の集会は大きく2つの内容。表彰式と保健委員会からのお話です。

 

まずは表彰式。1つ目は、いわき市歯科医師会主催の「歯と口の健康週間 図画・ポスター・書写・標語コンクール」。本校からは、ポスターの部で5年生が銀賞、書写の部で1年生が佳作、標語の部で2年生が金賞を受賞しました。また、卒業生が書写高学年の部でいわき市長賞を受賞、嬉しい報告をいただきました。

表彰2つ目は、本校の保健委員会主催による「良い歯の表彰」。今年の歯科検診で虫歯がなかった88名、そして虫歯が6年間1本もなかった7名に対して、それぞれ代表に保健委員会オリジナルのカラフルな賞状を手渡しました。

表彰3つ目は、6月21日(水)に6年生がチャレンジした陸上大会の表彰式。入賞者は過日お伝えした通りでございます。かくも多くの選手に賞状を渡すことが出来て嬉しい限りです!

続いて、保健委員会の6年生が前に立ち、歯の治療とむし歯の予防の呼びかけを行いました。「食べた後は丁寧に歯を磨きましょう!」「虫歯菌は甘いものが大好き。食べるおやつにも気をつけましょう!」等々の解説。そして「来週から、給食の後の歯磨きを始めます。しっかり磨きましょう!」との呼びかけで締めくくりました。

保健委員の皆さんは先日の委員会での練習の成果を見事に発揮して、立派に役目を果たしました。ありがとうございました!全校集会の場も利用して、子どもたちの活躍の場をどんどん増やして参りましょう!

1学期のまとめの委員会活動

6月26日(水)、4年生以上で組織している各委員会活動を行いました。

図書委員会、今年もたくさんの本を読んでもらおう!とお昼の放送での図書紹介等にもチャレンジしてきました。この日は、図書館をもっと利用してもらおう!とポスターを制作し、学校司書さんとも相談して掲示活動を行いました。次の日の朝、早速効果が現れたかのように貸出カウンターには長蛇の列が。貸出業務も嬉しい悲鳴!といった状況でございました。

放送委員会、6年生が学級の活動で不在、でも5年生が中心となって話合いを進めていました。朝とお昼の放送を担当していますが、取り組み方の質を高めよう!という反省が。次の日のお昼の放送室、放送開始前に手順を確認して、いつもよりスムーズに放送を運営することができました。頑張ったね!この後、先生紹介の番組作りにもチャレンジするとのことです。

運動・環境委員会、いつもは体育倉庫の整理整頓、花壇への水やり等で大活躍の皆さん。今日は日頃の活動状況について課題はないかという話合いを。「先生に言われる前にやりましょう!」という意見もあって、委員会活動の意味をしっかり理解している姿に感心感心。

給食委員会、今日は梅雨時を迎えて衛生面の確認ということで、配膳台をきれいにしたり、お盆洗い用洗剤の確認等を念入りに行いました。「なんで台車を移動させているの?」という質問に「運搬の順番を考えるとこの方がいいはずだから」との回答。さすがです。毎日責任を持って活動しているからこそ気づくことですね!

保健委員会は、賞状を作成していました。どうやら全校集会で、虫歯ゼロの表彰式を行うとのこと。合わせて虫歯予防の呼びかけも行うそうで、リハーサルにもチャレンジしていました。「緊張します」と本音を語りながら、本番に向けて原稿を読み込んでいきました。本番が楽しみ!

今年度から活動に加わった4年生も含めて、どの委員会の活動もすっかり板に付いてきて、積極的に動く姿が印象的でした。こういったところからも子どもたちの成長を感じることが出来ますね。夏休み前、子どもたちのもうひと伸びを期待してさらに声をかけて参ります!

この日の下校時、西から黒く大きな雨雲が近づいてきてゴロゴロと...。いわゆるゲリラ豪雨が心配されたのですが、本校通過の直前になって急遽進路を北に変えて去って行きました。よかった!とホッと胸をなで下ろしましたが、じつは本校の教務主任の力によるものだったのです。

「子どもたちの安全な下校のために!」と気持ちを込め、フーッ!!と勢いよく雨雲に向けて息を吹きかけていたのでした。おかげで子どもたちは天気の心配をすることなく、いつも通り元気に下校することができました。教務主任、お見事!

いじめのない、みんなが楽しいと言える長倉小学校へ!

子どもたち一人ひとりの多様な幸せと社会全体の幸せである「Well-being」、第7次福島県総合教育計画の合言葉でございます。しかしながらまだまだ成長途中の子どもたち、時にはお友達とトラブルを起こしてしまうこともあります。多様な生き方を尊重し合う大切さとともに子どもたちの人権意識を高めていくことをねらいとして、5月の全校集会で、「いじめを説明できるようになろう!」をテーマにして子どもたちに解説し、少しの時間でしたが対話をしました。

するとその日の放課後、校長室に6年生がお越しになり、「わたしたちで『6年1組いじめ防止対策推進法20箇条』をつくったので聞いてください!」とお話しになりました。

6年生は社会科の授業で、憲法・法律を学習していて、全校集会での講話を受けて、自分たちなりに「いじめ」について考えてみたとのこと。「いじめをしてはいけないけど、絶対にいじめをしないとまでは言い切れない。でも学級でいじめをおこさないためにみんなで気を付けることはできるはず。なので意見を出し合って、いじめを起こさないように気をつけることを20箇条にまとめました」というお話し。感想を求められましたが、感動でございます。一人ひとりを大事!という思いで団結した6年生、お見事でございます!

さらにこの話には続きがありまして、6年生にほど近い5年生も、いじめや人権について話合いをしたとのこと。「やっぱりいじめはだめだよね!」という思いに至って、それをどう行動に移していくかが話題になり、それなら6年生に学ぼうということで話を聞いて、結果、6年生に倣って「5年いじめ防止法」を制定したとのこと。5年生は23箇条です!とのことで、代表委員が休み時間を使って模造紙に条文を書いていました。

この取組を通して、子どもたちは、きまりや約束事を決めるときは、自分の意思を伝えること、相手の意思を尊重すること、対話を通じて合意形成を図っていくことが大切という経験をしています。小学生なりに「Well-being」を追い求めて実践していること、またそれができること、私たちも勉強になっています!

さあ明日から7月。来週は、保護者の皆さんとの個別面談も実施されます。子どもたちの成長を共有してさらに大きく育てていくための目標と手立てについて、わくわくしながら話し合って参りましょう。宜しくお願いいたします。

3年生、わくわく探検隊の初夏編

 6月21日(水)、2年生に続いて3年生も生活科フィールドワークを実施しました。常磐支所(温泉タンク)を経由して湯本温泉株式会社さま、温泉神社さま、こいと旅館さま、そして鶴の足湯を訪問。2年生の時よりも遠く、広く、そして深く地元を学びます。今回も常磐公民館の大平先生にコーディネートをお願いし、当日もご同行いただきました。

まずは常磐支所の温泉タンク。昨年も訪れてはいたのですがあまり意識していなかったようで...。「このタンクの中の温泉はどこから来ているのかな?」「なぜ鶴が描かれているのかな?」といったところが今回のフィールドワークのポイント!

たくさんのパイプが見える施設、ここが湯本温泉株式会社。湯本温泉の歴史とともにお湯はどこからやってきて、どこに流れていくのかをテーマに丁寧にご説明いただきました。

特に、湯本温泉の泉質のすごいところ!について、赤色の液体が透明になる!という実験を通して解説してくださいました。子どもたちなりに「お肌がきれいになる!」「からだの錆がおちる!」と解釈。科学的思考の世界にお導きくださいました。

続いて温泉の井戸!へ。ここが湯本温泉の出発点。汲み上げた新鮮な温泉を五感をフルに使って学習。特に嗅覚が鍛えられたかな...と。なかなか入れないところ、貴重な体験をさせてただきました。

次に向かったのは、千年以上も昔からこの地を見守り続けてきた温泉神社。神主さんのお話は、まさに湯本の歴史そのもの。入口には温泉が流れ出る「温泉碑」があって、白いのは湯の花。子どもたち「すげー!」って、去年も見ていますからね...。

温泉はどこへ?ということで こいと旅館 に到着。お風呂まで見学させていただき、温泉のゴールを実感させてくださいました。最近、アニメやゲーム等のキャラクターに扮した方々が町を歩く姿を目にしますが、どうやら こいと旅館さんが関係しているようで...。後日談になりますが、フィールドワークから帰ってきた子どもたちに感想を聞いたら、「長倉小の土俵でキャラクターが相撲取ったらいいよね~」と話してくれて、「なんで?」と思っていたのですが、そういうことだったのですね。

ラストは鶴の足湯。子どもたちは「温泉はどこからやってきて、どこに流れていくのか?」というテーマを探究し、暑い中でのフィールドワークを無事終えてホットしたのでしょう。温泉効果も相俟ってこの表情でございます。もう一つのテーマ「なぜ鶴が?」ということについてもずいぶん話題になっていましたね。

あれあれ青い服の方。どこかで見たこの背中。今年度から学校評議員をお願いしている今野先生ではありませんか。「去年、この子たちの町探検に付き添ったから、ついつい来ちゃった!」とのこと。「いやー、あいさつも素晴らしくて、大きくなったない!」と、目を細めてお話しくださいました。いつも子どもたちを見守ってくださり感謝でございます。

お忙しい中、こんなにもたくさんに資料を準備してくださった訪問先の皆様に改めて感謝申し上げます。子どもたちにとっても私たちにとっても大きな学び、財産をいただきました。この活動をきっかけに、地域学習をさら前進させて参ります。コーディネーターの大平先生、常磐公民館の皆様にもお力添えいただきました。ありがとうございました。

2年生、わくわく・どきどき・まちたんけん!の後編

2年生のフィールドワーク2日目は、上湯長谷郵便局さま、マルト釜の前店さま、エコホテルさま、いわきFCパーク・いわきドームさまを訪問させていただきました。

「今日はどこが楽しみ?」と尋ねてみると「どこも!」とのこと。「いろいろ感想聞かせてね!」に「はい!」と大きな声で返事をしてくれて、今日も元気に出発して行きました。常磐公民館の大平先生、本日もありがとうございます!

子どもたち、赤い郵便ポストやお手紙のことは知ってても、郵便局に入ったことはないとのこと。郵便局のお仕事について貴重なお話をいただきました。

スーパーマーケットでは、いつもはお菓子コーナーに直行!でも、今日は広い店内をよーく見させていただき、改めてたくさんの商品が並んでいることに気付いた様子でした。

本校は観光客が多く訪れる町にあります。宿泊施設はお馴染みですが、実際どんなお仕事をしているのか?エコとは何?と貴重なお話しをいただきました。

プロサッカーチームのいわきFCは子どもたちもよく知っていて、その説明に興味津々。お隣には巨大な物流倉庫があって、大きなトラックが何台も出入りしていました。子どもたちの目線は、いつも上向きでしたね。

教室には学習のまとめが掲示してあります。直接見聞きしたことを自分なりに解釈し、絵や文章でしっかりと表現しています。豊かな表情の人が中心、状況を見取る観察眼がとても印象的です。教室で資料を見たり動画を視聴したりしただけでは得ることができない学びを得ていたことがうかがえました。やっぱり五感を働かせながら歩いて、ホンモノ、プロフェッショナルと出会い、ダイレクトにやりとりさせていただく活動は、子どもたちの思考をいっそう広く、深くしていくことを実感しました。今年も多くの事業所の皆様にご協力をいただき、2年生の学びを充実させることができました。ありがとうございました!