豊間中日記

出来事

防災・減災学習 第3回ワークショップ〔2年〕12.7

3回目のワークショップは、避難所運営について学びました。震災伝承みらい館と語り部の会の皆さんのコーディネートで、講師は前回と同じ防災士の藁谷さんです。避難所で必要なのはまずは受付票で、誰が、どのような状態で避難しているのか把握する必要があります。中学生も自分や家族等の状況を判断して、自分で記入する場面もあるかもしれません。また、避難所のスペース割り振りやわかりやすい案内マークの作成、簡単にできる防災グッズの作成、備蓄倉庫から簡易テントやパーテーション、シートや毛布を運んでの設置体験、簡易担架での負傷者の運搬など、起こりそうなことを想定して行いました。もし、災害が起こって豊間中に避難した場合、学校のことを一番知っているのは生徒たちです。自分たちで大人と協力して避難所運営をすることが求められます。何ができるか,何をすべきか、考え、判断し,実行する力を養うことって大切ですね。今日は宮崎県延岡市の先生が視察にきました。延岡市でも防災・減災についていろいろと学習しているとのことです。

情報モラル教室 12.2

講師は医療創生大学の 中尾 剛 先生です。PTAの方々も参加していただきました。中尾先生からは、ネットやスマホの使用状況の現状や傾向、問題点などをあげていただいた後、どのようなトラブルが発生しているか教えていただきました。今の世の中、ネットやスマホは生活の一部になっている状況です。それだけに、使い方によっては私たちの発達やコミュニケーション能力などに支障をきたすこともあるようです。特に強調された3枚のシートをあげておきますので、ぜひ家庭でも話題にしてください。

有権者教育がありました

中学3年生対象の「有権者教育」が行われました。18歳になると投票権が与えられ、国政選挙などで投票することができるようになります。この日は、いわき市選挙管理委員会委員や市役所職員が来校し、投票の仕方や投票率について話してくださいました。3年生は、自分たちが持つ1票について真剣に考えていました。

小中合同避難訓練を実施しました

12月1日、小中合同避難訓練がありました。今回は、小学校の3階で火災が発生し、小・中学生全員が避難するという想定で行われました。雨が降っていたため、中学校体育館が避難場所でした。小学生も中学生も、「押さない・かけない・話さない」を守り、安全に移動することができました。今年度3回目の訓練でしたが、中学生は毎回まじめに取り組んでいます。

防災・減災学習 第2回ワークショップ〔2年〕 11:30

午後は2年生の防災学習です。2年生は「自助・共助・公助」の「共助」について、クロスロードゲームの手法により、ボランティアについて学びました。問題に対して自分の考えで、YES,NO を判断し、グループの中で意見としてまとめるために話し合うことが大切な学習です。多数決で何となく動きが決まってしまうことが多いなか、希少意見に耳を傾けることが災害時には重要であり、そのことが個人の生命に関わることでもあると学びました。中学生の力は災害時にも十分に役立ちます。そのためには、災害に対する普段からの取り決めに加え、一人一人の知識と判断力、行動力を高めることが必要ですね。12/7には避難所設営に関わる今年度3回目の防災学習を行います。さらに実践力を高めたいと思います。

 

 

防災・減災学習 第2回ワークショップ〔1年〕 11.30

語り部の会の方々、震災伝承みらい館にコーディネートいただき、防災士の藁谷さんを講師に、防災・減災について実習を交えて考えました。1年生は「災害図上訓練」です。地形図を使って、道路や河川、危険箇所を確認し、自宅からどのように避難するのか確認しました。普段はじっくりと見ることの少ない「いわき市防災マップ」も確認することができました。ぜひ家族で、どこに避難するか、連絡はどうするか、親がいない時にどのように行動するのか、高齢者や幼い子への対応はどうするか、などについて話し合い、約束を決めておくことが必要だと思います。

 

放射線についての学習 11.19

医療創成大の石川先生を講師に、放射線についていろいろと学習しました。目に見えないものについて学ぶのはなかなか難しいものですが、石川先生はわかりやすく教えてくださいました。福島県は放射線についての正しい知識が必要です。ただ怖がるだけでは何も対応できません。今日学んだことはスタート地点のことです。これから各自が意識していくことなのでしょうね。

愛媛のみかん 11.17

今年も愛媛のみかんをいただきました。みかん農家の飯田さんからは、震災後ずっとみかんを届けていただいています。箱をあけるとみかんの甘酸っぱい香りでいっぱいになりました。明日から期末テストなので、11.19に生徒たちに配る予定です。ありがとうございます。

いわき市総合防災訓練(平地区:地震・津波対応)11.13

11.13(土)、市防災訓練が行われました。豊間中は地震・津波の際の避難所に指定されています。いわき市、豊間中近辺の方々が豊間中に避難するという想定で、屋上や備蓄倉庫、非常階段を見たり、内閣府の担当の方、消防署の方から講話をいただきました。甚大な被害を経験した地区だからこそ、日頃の意識付けが大切です。豊間中でも震災みらい館のご指導を受け防災教育を進めています(2学期終了までに2回の防災教室を予定してます)。自然災害の発生を防ぐことはできませんが、被害を最小限にとどめる減災は私たちの力で実現することができます。意識と実践力を高めることが大切ですね。