こんなことがありました。

出来事

「読書大賞」を贈りました

 本校では、学校司書の先生に図書室運営を手伝っていただいています。図書の整備や授業での読み聞かせ、必要な資料の準備などです。

  卒業式前の3月11日(木)に、この1年間に学校図書室の利用図書が多かった生徒に「読書大賞」の表彰をしました。賞状の他に、司書の先生手づくりのしおりも贈られました。

 最も読書量が多かったのは3年生が73冊(2名)。1年生と2年生がそれぞれ42冊でした。3年間で169冊という3年生もおり、驚きです。本離れの傾向は確かですが、本に親しんでいる生徒が少なくないこともわかります。

卒業証書授与式が厳かに行われました

 3月12日(金)、本校の卒業証書授与式が行われ、46名の卒業生を無事送り出すことができました。式は温かい雰囲気の中で行われ、厳かで感動的な式になりました。

 この一年間ここまで学校運営が進みましたのも、保護者の皆様、地域の皆様のおかげです。ありがとうございました。

 【入場です】

 【1人1人に卒業証書が授与されました】

 【学校とPTAから記念品授与です】

 【在校生から送辞です】

 送辞では、卒業生への感謝の言葉と伝統を引き継ぐ意思が述べられました。

 【卒業生から答辞です】

 答辞では、お世話になった先生、保護者、全校生への感謝と未来へ向けて力強く生きていく決意が述べられました。特に3年生の同級生へは「気持ちのやさしい仲間」へのゆるぎない信頼と感謝のメッセージが感動的でした。   卒業生の未来に幸あれ!

 【式歌 旅立ちの日に】

 【退場です その1】

 【退場です その2】

 

3年生 キャリア教育の力を生かして

 3年生は、とうとう中学校生活最後の週に入りました。その3年生が卒業へ向けて、キャリア教育の資質・能力を意識した学校生活を送っています。


 写真はある学級の教室黒板です。4つの資質・能力を学校生活のどの場面でどのように生かしていくか、生徒に考えさせたところ、生徒から出された内容がカードに書かれています。さすが3年生。目的意識をしっかりもっているので、具体的にどうすればよいかが明確です。卒業式もきっとよい式になることでしょう。

「夢の持ち方」って どうすれば?

 今回は、「夢の持ち方」についてゲストティーチャーを招いた授業を紹介します。これは、話し手の話す内容をよく聞き取る力を身に付けさせることをねらいとしました。講師の先生は、教育コンサルタントの高木信幸先生。中学2年生がいよいよ3年生になるにあたって、キャリア教育の視点、先を見通し人生を切り拓く力(キャリアプランニング能力)を高めることなどを考慮し依頼しました。

 さすがに、プロ。ちょっとした作業を生徒がするうちに、生徒の課題意識が高まり、実にテンポ良く講話を進めてくださいました。そのお話のポイントは次の通りです。

1 成功する人の秘訣を知る

2 夢を持ち、実現するにはどうしたらよいか・・・ち   ょっとしたコツを続けられるかどうかが分かれ目です

3 最後に、メッセージとしてヘレン・ケラーの言葉を贈っていただきました。

 「人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。

 生徒は積極的に話し合いや質問をして、自分の夢をもち、どうすれば行動に移せるか考えていました。

3年生 卒業までもう少しとなりました

 3年生は、3月3日(水)から本日5日(金)まで福島県立高等学校前期選抜・連携型選抜に臨みました。

 本校では、予定していた3年生の生徒全員が無事受検できました。何よりも、どの生徒も具合が悪くなることなく、健康な状態で試験に臨めたことが良かったと思います。これも、日頃の生徒1人1人の健康管理が行き届いたこと、それを家庭で支える保護者の皆様、ご家族の皆様のご指導、ご支援があってこそです。改めて感謝申し上げます。

 さて、その3年生も中学校生活を残すところ1週間あまりとなりました。厳かな中にも感動的な卒業式になるよう、学校を挙げて準備中です。特に2年生は会場準備に力を入れています。

 3年生は何を後輩に残していくのか、下級生は何を受け取って伝統を引き継ぎ発展させていくのか。1日1日を大切に過ごしたいものです。

【進路カレンダーの隣に、卒業まであと〇〇日と掲示されています】

春はもうすぐ

 改めて言うまでもなく、本校は緑に囲まれ、豊かな自然を感じられる学校です。この冬は何度か厳しい寒さに見舞われましたが、春は、確実に近づいています。

 1月~2月初旬 毎朝、氷点下の日々が続いていましたが、桜にはしっかりとつぼみが、、、

 

 さらに日が過ぎて2月中旬。つぼみが色づいてきました!

 

 そして、2月末になり、まず、梅が開花しました。

 季節は確実に進んでいます。桜ももうすぐ、花開くことでしょう。

 3年生は来週、県立高校の受検を控えています。学校では、日々、学習のまとめをしています。各自が自分の課題に応じて最後の仕上げの学習をしています。健康に気をつけて、これまで培った力を思う存分発揮し、心の桜を咲かせてほしいと思います。

 

 

様々なまとめと引継ぎが始まりました

 早いもので、2月も半ば過ぎ。学校では学習のまとめや生徒会活動のまとめ、引継ぎが進んでいます。

 2月10日(火)、12日(木)には1・2年生の学年末テスト、3年生は最後の実力テストが行われました。1年間のまとめとして、どの生徒も真剣な表情でテストに臨んでいました。特に3年生はその多くの生徒が県立高校受験に向けて最後の力試しでもありました。

  【 集中してテストに取り組む1年生 】

 今週は早速、テストの反省をしていました。そして、1・2年生は1年間のまとめ、総仕上げとして3月の実力テストへ向けて、3年生は県立高校の受験へ向けて、現状分析をもとに、再スタートを切っていました。RV-PDCAのサイクルを生かしてほしいと思います。

 また、生徒会活動も来年度の準備が始まっています。2月12日(金)に令和3年度前期の生徒会役員選挙が行われました。そして、15日(月)には選挙結果の発表がありました。いずれも生徒による選挙管理委員会の生徒たちが準備、運営をしっかり行っていました。

 【 最終準備をする選挙管理委員会の生徒たち 】

   【 立ち会い演説会が始まります 】

      【 投票 貴重な一票です 】

デジタル黒板を活用するための研修が進んでいます

 2月3日(水)、デジタル黒板を有効に活用していくための校内研修授業を行いました。この日は、授業の中で、デジタル黒板を駆使して、都道府県名を正しくかけるかどうか、ゲーム形式で行いました。

  【画面が大きいので、様々な使い方ができます】

工夫した点として、

1 モニターの大きさを生かして同じ画面を左右に並べてそれぞれ独立した作業を可能にしたこと

2 生徒が自ら書いたり消したり、色ペンを使って丸つけをしたりと、操作をして使い方を身に付けていくこと

3 ICT支援員がつき、授業者の補助をして授業者も操作、活用方法を習得していくこと

をめざしました。他の教師もどんな使い方ができるか考えることができた研修でした。

【ICT支援員が操作方法をすぐ補助してくださいます】

生徒会役員の選挙活動が始まりました

 令和3年度前期の生徒会本部役員を選出する活動が始まっています。1月29日(金)には、生徒昇降口で候補者たちが朝の挨拶運動を開始。1週間の選挙活動が本格的に始まりました。今朝も時折冷たい風が吹き付け寒い中でしたが、候補者と責任者が元気に挨拶をしていました。

 投票は2月5日(金)に行われる予定です。生徒会活動は主権者教育の1つ。より良い学校づくりに参画する意識と実践力を高めていきたいと思います。

「生命誕生のすばらしさ」を学びました

 前回紹介した1年生「思春期講座」の感想を紹介します。(ニュアンスを生かすため、ほぼ原文のままであることを申し添えます。)

1 生命誕生のすばらしさ、命の大切さについて
〇 妊婦体験と赤ちゃん抱っこの体験はとてもためになりました。
〇 僕は、自分がどれだけ大変な思いで、どれだけの確率で生まれたのかが分かりました。3億分の1で生まれてきたので、元気よく生きたいです。
〇 僕が生まれたのは奇跡で、みんなにとって大切な存在ということも分かりました。僕はこれから自分の命を大切にして、自分の親に楽させたり、感謝したりしたいと思いました。

2 親への感謝
〇 私は子どもを何人も産んだ母親を尊敬します。つらい陣痛を耐えて健康のまま産んでくれたので、本当に感謝しています。今日学んだことを将来に生かしたいと思います。
〇 自分が思った以上に妊婦さんが大変ということが詳しく分かりました。座るにも立つにもどこかしらが絶対痛くなるし大変だなと思いました。
〇 今は親孝行することしかできないのでがんばります。
〇 今回の学習で、(妊娠から出産や子育てで)お母さんやお父さんがこんなに大変なことをしていたんだなと思いました。

3 周囲で支える人への感謝
〇 助産師は赤ちゃんを産むのを手伝うだけでなく、赤ちゃんのお風呂の入れ方を教えていたことが分かりました。本当にありがとうございました。
〇 自分が産まれてくれるときには、いろいろな人の大変さ(苦労、努力、喜び)があるんだなと思いました。

4 その他
〇 妊婦さんはおなかが大きくなることで、普段できていることができなくなってしまうのを聞きました。もし、電車やバスで見かけたら、席を譲ってあげたり、助けてあげようと思いました。
〇 もしも結婚し子どもができたら、ちゃんと女の人の気持ちを分かるようにしたいです。
〇 今まで赤ちゃんとの関わりがなく、知らないことばかりだったので、もう少し赤ちゃんについて知ろうと思いました。

 このように、「生命」について考えたり、体感したりすることが、いかに生徒たち1人1人の成長にとって大切であるか、私たち教員も、改めて見つめ直すよい機会となりました。また、1年生の1人1人がすばらしい感性、豊かな心をもっていることもわかります。

 スペアのきかないたった一つの命
   親、子、孫へとつながる命
    誰かと支え合う命
     輝く命
      そして、未来の自分の生き方へ
 様々なことを考えることができた時間でした。