江名中学校 Ena Junior High School
江名中学校 Ena Junior High School
出来事
総合学習の日(3年生)⑨
最後のプログラムは、2日間の振り返りとまとめです。
プログラム前と後の自分の考えの変化を、文章に表し言葉で発表します。
この2日間で学んだ、災害時のコミュニケーションの大切さ、「共助」の考えをいつまでも持ち続けてほしいと思います。
このプログラムは、今回で3年目です。毎年3年生が取り組み、卒業していきます。
未来の江名地区を担う人材を育成するプログラムです。
総合学習の日(3年生)⑧
2日目のメインプログラムは、「避難所運営」です。
東日本内震災で2ヶ月間避難所となった江名中学校体育館です。
再び災害が起きた際に、この体育館を自分たちでどのように運営すればよいかをゲーム形式で学びます。
各班のテーブルには大きな体育館の見取り図があります。
カードに書かれた避難者が次々にやってきます。
その避難者を、体育館のどこに座らせるか、班で考えます。
高齢者の夫婦、病気を持っている人、乳幼児を連れた母親などなど・・・・
ゆっくり考えている暇はありません。避難者は次々やってくるのです。
カードを体育館の見取り図に当てはめていきます。
水道は止まっています。
電源は喪失しているため、館内放送は使えません。
避難者への連絡は全て掲示板で知らせます。
班内では意見がぶつかります。そこで必要になるのがコミュニケーション力です。
他者の考えを受け入れ、よりより運営につなげることを体験しました。
この学習の様子は、NHK福島放送局の夕方のニュースで放送されました。
総合学習の日(3年生)⑦
9月13日(木)2日目の朝一番のプログラムは、校舎裏に設置してある「いわき市災害備蓄倉庫」の見学です。
初めて見る倉庫の備蓄品に、生徒たちはとても興味を持って見学していました。
ちなみに、倉庫の中には
簡易テント、パーティション(仕切り)、簡易トイレ、ヒーター、発電機、燃料、担架、リヤカー、飲料水、カンパン、炊き出し鍋、毛布
等が入っています。
総合学習の日(3年生)⑥
三角巾を使って応急手当の方法を学びました。
三角巾という物に初めて触れた生徒がほとんどです。様々な処置の仕方を真剣に学んでいました。
1日目のプログラムはこれで終了です。
総合学習の日(3年生)⑤
心肺蘇生法の実習です。胸骨圧迫方、人工呼吸法、AEDの操作をそれぞれ学び、最後には一連の流れで演習しました。
緊急の出来事に遭遇した時に、とっさの行動がとれる人材に育ってほしいと思います。