日誌

総合学習の日(3年生)⑧

2日目のメインプログラムは、「避難所運営」です。

東日本内震災で2ヶ月間避難所となった江名中学校体育館です。

再び災害が起きた際に、この体育館を自分たちでどのように運営すればよいかをゲーム形式で学びます。

各班のテーブルには大きな体育館の見取り図があります。

カードに書かれた避難者が次々にやってきます。

その避難者を、体育館のどこに座らせるか、班で考えます。

高齢者の夫婦、病気を持っている人、乳幼児を連れた母親などなど・・・・

ゆっくり考えている暇はありません。避難者は次々やってくるのです。

カードを体育館の見取り図に当てはめていきます。

水道は止まっています。

電源は喪失しているため、館内放送は使えません。

避難者への連絡は全て掲示板で知らせます。

             

班内では意見がぶつかります。そこで必要になるのがコミュニケーション力です。

他者の考えを受け入れ、よりより運営につなげることを体験しました。

この学習の様子は、NHK福島放送局の夕方のニュースで放送されました。