こんなことがありました。

2019年5月の記事一覧

試験 ワクワクドキドキの中間テスト返却!

 昨日、5教科の中間テストを終え、生徒達はほっと一息・・・する間もなく、本日29日(水)から各教科の先生から続々と答案用紙を返されていました

 1年生にとっては、初めての中間テストで期待(ワクワク)と不安(ドキドキ)が入り交じりながら、先生から答案をもらっていました。

 そんな生徒達の声は次のような内容でした。

わあ、やったあ!」「ねえねえ、どうだった?」「うわ、マイナスつけるの、忘れてた」「なんでこんなミスしちゃったんだろう」など様々な表情で受け取っていました。その後、間違いが多かった問題などについて、担当の先生から詳しく説明がありました。

【返却されて答案用紙を凝視する生徒もいました】

【予想より良かったのか笑顔の生徒も。またお互いに見せ合っている生徒も】

 昨日のホームページの中間テスト(大切なことは?)に詳しく掲載しましたが、点数だけを一喜一憂するのではなくできなかった問題を必ずやり直し、3種類の間違い(前のHPに掲載)のどれなのかを確認すること、そして間違った問題や類似問題が今後出題された時に同じ間違いをしないことが、学力向上につながります。

 次回の定期テスト(期末テスト)は6月19日、20日の2日間です。5教科に加えて技能教科4教科もあり9教科になるので、より積極的な授業への参加と計画的な学習が必要となります。

【1年生の数学の問題 中間テストには「小学校の復習」も出題されました】

【最初に習った「正負の数」の問題ですが、県立高校入試では必ず大問1の(1)で出題されます】

 そしてもうひとつ気になったことがあります。それは、「先生が話している時や友達が発表している時に耳を傾けることができていない生徒」がいました。今は話を聴く時なのか、話してもよい時なのかのを区別できていない人がいたのが残念です。聴いていないだけでなく友達と話している人はもちろん、周囲の人も先生の話を聴き逃すことになります。

 本校には、授業の充実のために独自に作成した「授業の約束 八か条」があります。しっかり聴くことはその中の六にあてはまります。しっかりと心に刻んで、これからの授業に臨んでほしいと思います。

なお、「聞く」ではなく「聴く」になっているのは、「聴く」は「意識して耳を傾ける」という意味だからです。

英語のhearlistenの違いと同じですね。hearは「(自然に)聞こえる」listenは「意識して耳を傾ける」という意味です。ですから昔はヒアリングテストと言いましたが、最近はリスニングテストと言いますね。

 

※「授業の約束 八か条」は、次回のホームページに写真で掲載しますので、ご覧になってください。

 

試験 中間テスト(最も大切なことは?)

 本日28日(火)、令和元年度初の中間テストそして1年生にとっても初めての定期テストとなりました。

 1年生は中学校入学後の最初のテストに向けてどう対策し、そして今テストを受けてどう感じているのでしょうか?

 これからも定期テストは4回あります。その他にも実力テストなどがあります。

【1-1】

【1-2】

 2,3年生にも言えることですが、大切なことはテストが返却された時にただ点数だけの結果で一喜一憂するのではなく、なぜ間違えたのかを分析しその後の授業や家庭学習でどう対策すればよいのかを自己分析することが最も大切なことです。

【2-1】

【2-2】

【2-3】

 そしていかに普段の授業や家庭学習で学習習慣を身につけるかがポイントになります。

 問題を解いた時の間違いは主に次の3つに分類されます。

① うっかりミスやケアレスミス。これは、もう一度落ち着いて解いてみれば正解できる間違いです。

② 時間が足りなくて解けなかった問題。これは、制限された時間の中で解く訓練をすることで解消します。たとえば、英語の長文問題で10分で解くという練習を家庭学習で行うことです。必要以上に時間をかけて解けてもテストでは太刀打ちできません。

③ 全く覚えていなかったり解けなかった問題。これは、もう一度同じ問題にトライしても解けない問題です。解くだけの知識がなければできません。ですからこのような場合は、教科書や参考書で一度、復習してから解くことで解消します。

 上記のいずれの種類の間違いかを判断するのは簡単です。それはテスト問題の間違った所だけを「もう一度解いてみればわかります」。

次に間違った所を分類するために、①ならテストでできなかったが、やり直したらできたから ×○と記入します。②なら×○とか時間がかかってできた場合は×△ ③なら一度復習し直してからまた解いて×○とか× ×。

 このようにして3回目に解く時は、××、×△の問題だけを解けばよいのです。このようにしてできなかった所だけを解いていけば学力向上につながります。

【3-1】

【3-2】

 「勉強方法がわからない」とか「勉強したのに成績が上がらない」という生徒の多くは、効果的効率的な学習をしていないことが原因に挙げられます。明日以降にテストが返却になります。点数が良かろうと悪かろうと、間違いをそのままにせずに上で述べたことを実践させてみてください。必ず、少しずつ成果として表れてきます。

 また、保護者の方々も、成績だけにとらわれすぎないことです。もし成績が良くなかったら生徒は自分でわかります。そこでだめ押しを保護者にされたらモチベーションはさらに下がります。あれこれ言いたいことをグッと堪えて、お子さんのためにどんな声かけがよいかを考えて、接してほしいと思います。

学校と地域の連携強化で登下校での安全確保を(川崎の通り魔事件から)

 本日28日(火)、朝の7時45分頃、川崎市登戸でスクールバスに乗車しようとした小学生達を刺身包丁を両手に持った男が次々と刺したという痛ましい通り魔事件が飛び込んできました。

 情報がまだ錯綜しているとのことで詳細はまだわかりませんが、19人が刺され、うち3人が心肺停止、小学生3人が重体という報道です。

 先週の「防犯ブザー購入希望のお知らせ」そして昨日の学校評議員会でも話題になりましたが、市内でも5月に入り、毎日のように不審者の出没情報があります。

 今回の通り魔事件をみると、防ぎようのない事件であり被害者のことを考えると心が痛みます。学校でも適宜、生徒に不審者対策や交通安全において注意喚起していますが、これからも一層、地域や保護者と協力して子ども達の安全を確保していかなければならないと感じます。

 また、生徒自身にも「対岸の火事」と思わず「自分の身は自分で守る」という「危機管理意識」を常に持たせるように指導していきたいと思います。

 保護者や地域の方々におかれましても、地域での不審者情報や危険な区域等の情報を、学校(場合によっては警察署)にお知らせいただければと思います。子ども達の安全を守る意味で学校と地域でより連携強化を図っていきたいと思います。

グループ 第1回学校評議員会で活発な意見交換!

 本日27日(月)、午後5時30分から学校評議員の方々にお出でいただき、最初に学校評議員の委嘱を行い、その後、自己紹介及び「第1回学校評議員会」を実施しました。

【校長から学校評議員の方々に委嘱状を交付しました】

 

 様々な分野から出席いただいた自治会、民生委員、PTA関係者等に学校評議員を校長が委嘱し、学校運営の方針や教育活動の計画等を説明します。その後、評議員の方々から学校の取り組みへの感想や意見・要望等をお聞きしましたことを、令和元年度の学校経営に反映していきたいと思います。

 今回の学校評議員会での主な案件や話題は以下の通りです。

 学校評議員との活発な意見交換が多かった案件を順に紹介します。

1位・・「昨今の学校の諸問題(ネットやSNSの弊害と防止策)について」

2位・・「金山公民館入口の歩行者用信号機設置の警察署への要望書提出について」

3位・・「不審者の出没が多発している中での生徒の安全確保について」

その他に以下のような話題について話しました。

・「教職員の働き方改革と部活動の休養日の設定について」

・「来春からの県立高校入試制度改革の仕組みについて」

・「生徒一人ひとりの学力向上を図る上での家庭学習の在り方について」

 

【評議員の方々から感想やご意見をいただきました】

 

 今回の貴重なご意見ご要望をこれからの教育活動で大いに生かしていきたいと思います。なお、令和元年度の取り組みについての反省や課題今後の改善策等について、2月に予定されている「第2回学校評議員会」で話し合われる予定になっています。