こんなことがありました。

2019年10月の記事一覧

お知らせ Hang in there ! 3年学力テスト

 本日30日(水)、3年生は、国数英理社の順番で学力テストに挑んでしています。県立高校の募集定員も発表され、文化祭も大成功のうちに終了し、これからは、自分の将来を切り拓くために高校入試に向かって精一杯努力してほしいと思います。

 「え~、勉強ばかりでしんどいな~」とか「そんなにがむしゃらに頑張らなくても行ける高校でいいよ」という生徒の声をよく耳にします。生徒には何度も話したことですが、『君たちの人生の中で本気で必死に勉強する機会はそう多くない。好きな部活動や趣味に没頭してきたことと同じように「自分はどこまで頑張れるのだろう?」「自分の可能性を限界まで試してみるか」と思い、やるからには中途半端でなくとことん勉強してみなさい。そうすれば「誇れる自分になれる」はずです。』と話しています。

 確かに5教科をまんべんなく勉強することや苦手教科に意欲的に取り組むことは、しんどいことです。自分を奮い立たせモチベーションを上げるためには何か目標がないといけないと思います。短期的には、校長賞で「成績優秀部門」や「成績向上部門」で表彰されるために、長期的には「何が何でもあの高校に入学するんだ!」と強い気持ちを持つことです。私も中学校時代を振り返ると、決して自分を褒められるほど勉強に集中していたかと言うと?ですが、勉強が辛い時には「ライバルと成績で競い合い、絶対に次は負けない」とか「憧れのあの高校に入って野球をやりたい!」と自分を奮い立たせていたことを思い出します。

 私立高校入試まで残り2ヶ月余り、高専まで3ヶ月そして県立高校まで残り4ヶ月。時には息抜きをしてストレスを解消しながら自律心をもって取り組んでくれることを大いに期待しています。

 来月12日からは三者懇談があります。自分の夢を掴むのは自分しかいませんHang  in  there !

【問題を配られ、いざ開始!】

 

【50分間、問題を解く集中力を!】

 

病院 AED講習会(5分で死亡率50%超)

 昨日28日(月)、生徒達は部活動休養日のため15時前に下校しましたが、教職員で15時30分よりAED講習会を実施しました。これは勿来消防署員の方が来校し毎年、先生方への講習を行っています。

 学校には職員玄関前にAEDが常置されています。心臓発作等、何かあった際は救急車が到着する前に私たちが可能な限り命活動を行うことで救えるがあります。

【職員玄関の窓に「AED」の表示があります】

【職員玄関を入ると右側に置いてあります。いざという時は地域の方も使用できます】

 報告によれば、心臓が止まると1分間に10%ずつ救命率が下がるそうです。心臓マッサージは救命率を改善し脳の後遺症を減らします。心臓が止まった人がそのまま死に至るのか、蘇生するのかは病院に運ばれる前の処置で決まると言っても過言ではないのです。そして心臓マッサージは誰にでもできます。またAEDの講習を受ければ電気ショックを適切に与えて蘇生させることもできるのです。

 心臓が停止して5分経過すると半分の方が死亡します。9分以降は蘇生する可能性が殆どなくなります。ですから私たち教職員もいざという時にパニックにならないためにも毎年、講習会を実施しています。

 また11月29日(金)には、毎年2年生を対象にしてAED講習会を実施しています。4校時1組、5校時2組、6校時に3組の生徒を対象に行います。たとえ周囲にAEDがなくても心臓マッサージ、人工呼吸法のノウハウを知っていることは大切です。ご家庭の方でわからない方は生徒とともに知っておくといざという緊急時に役立つと思います。蘇生法などはネットでも詳しく調べることができます。

【消防員の方が親切に教えてくれました。人形を使って心臓マッサージ】

【人工呼吸法。左手であごを持ち上げて気道を確保します!でも過剰な息の入れすぎには注意!胸が膨らむ程度】

【女性の方でもできますが、複数人いれば人工呼吸と心臓マッサージを分担すると疲れなくてできます】

 

NEW 弁護士による「いじめ防止出前授業」!

 本日29日(火)、福島県弁護士会(子どもの権利に関する委員)の方々4名に来校いただき、「いじめ防止出前授業」を実施しました。本校でも入学式、始業式、全校集会そして各学年やクラスで「いじめは悪」「いじめを傍観するのも許されない」というスローガンのもと、生徒達には指導してきました。

 今回は、法律に精通する弁護士の方々に「いじめが犯罪」であることを含めて学校とは別の角度から生徒達に考えさせる授業を行ってもらいました。

 2校時に1年生及び3年生の各クラスに、また3校時には2年生の各クラスに一人ずつ弁護士の方が入ってもらい授業をしていただきました。

 授業での様子をいくつか抜粋してみました。

・日本国憲法の三つの基本原理(国民主権、基本的人権、平和主義) ・刑事事件、民事事件 ・無視、陰口、悪口、ネットの強制退去などの事例

 そして、いじめに関する事例をわかりやすく「ドラえもん」の登場人物で生徒に考えさせ、グループで意見交換や発表をする活動を通して、いじめについて深く考えさせる授業を実施していただきました。

 ドラえもんの登場人物では、ジャイアン(いじめをする人)、のび太(いじめられる人)、スネ夫(そそのかす人)、しずか(見てる人)という設定で生徒に考えさせていました。特にスネ夫やしずかのように直接関係していない周囲側に着目して、どんなことができるかを話し合わせていました。

 生徒の意見からの抜粋

「友達に相談してから先生に話す」「ジャイアンの母親に言う」「ジャイアンに直接止めるように言う」などの意見が出ました。

【1年1組:藤弁護士による授業】

 

【ドラえもんの登場人物で考える】

 

【1年2組:菅波弁護士による授業】

 

【グループに分かれての意見交換】

 

【3年1組:永山弁護士による授業】

 

【各グループ代表がいじめを止める方法を発表】

 

【3年2組:越前谷弁護士による授業】

 

【いじめか否かについて生徒の挙手で確認】

【2年1組:1年2組に続いての出前授業

 

【発達段階が学年によって異なる指導の難しさを弁護士の方が話していました】

 

【2年2組:生徒達は正しい姿勢でしっかりと耳を傾けて聴いています】

 

【隣同士でお互いの意見を話し合っています】

 

【2年3組:いじめが犯罪であることを法律の観点から話していただきました】

 

【いじめの当該生徒への周囲の働きかけが大切であると指導していました】

会議・研修 ビデオ授業⑥(3年数学「相似な図形」」)

 本日29日(火)の4校時小野洋先生による3年生の数学のビデオ授業が行われました。今日の単元は「相似な図形」です。今日の授業の目標は「前時とつながりのある授業になっていたか」「既習事項を用いて課題を解決するための指導が適切か」でした。

 相似な図形の前に合同な図形等も学習しています。数学で大切なことは「ひらめき」と「引き出しの多さ」と感じます。その点で、様々な生徒の意見を他の生徒が聞くことは、とても大切な活動ですね!

【先生の説明を聞きながら、答の導き方を一人ひとりが真剣に考えています】

【失敗や間違いがあってもNo problem! 大切なことはただ暗記するのではなく、答を導くまでのプロセスですね】