こんなことがありました。

病院 AED講習会(5分で死亡率50%超)

 昨日28日(月)、生徒達は部活動休養日のため15時前に下校しましたが、教職員で15時30分よりAED講習会を実施しました。これは勿来消防署員の方が来校し毎年、先生方への講習を行っています。

 学校には職員玄関前にAEDが常置されています。心臓発作等、何かあった際は救急車が到着する前に私たちが可能な限り命活動を行うことで救えるがあります。

【職員玄関の窓に「AED」の表示があります】

【職員玄関を入ると右側に置いてあります。いざという時は地域の方も使用できます】

 報告によれば、心臓が止まると1分間に10%ずつ救命率が下がるそうです。心臓マッサージは救命率を改善し脳の後遺症を減らします。心臓が止まった人がそのまま死に至るのか、蘇生するのかは病院に運ばれる前の処置で決まると言っても過言ではないのです。そして心臓マッサージは誰にでもできます。またAEDの講習を受ければ電気ショックを適切に与えて蘇生させることもできるのです。

 心臓が停止して5分経過すると半分の方が死亡します。9分以降は蘇生する可能性が殆どなくなります。ですから私たち教職員もいざという時にパニックにならないためにも毎年、講習会を実施しています。

 また11月29日(金)には、毎年2年生を対象にしてAED講習会を実施しています。4校時1組、5校時2組、6校時に3組の生徒を対象に行います。たとえ周囲にAEDがなくても心臓マッサージ、人工呼吸法のノウハウを知っていることは大切です。ご家庭の方でわからない方は生徒とともに知っておくといざという緊急時に役立つと思います。蘇生法などはネットでも詳しく調べることができます。

【消防員の方が親切に教えてくれました。人形を使って心臓マッサージ】

【人工呼吸法。左手であごを持ち上げて気道を確保します!でも過剰な息の入れすぎには注意!胸が膨らむ程度】

【女性の方でもできますが、複数人いれば人工呼吸と心臓マッサージを分担すると疲れなくてできます】