日常の学校のようすをお伝えします!!

2024年7月の記事一覧

第1回道徳科校内授業研究会(5年2組)

 先週の金曜日に、講師の先生をお招きして、道徳科の授業の校内授業研究会を行いました。以前5年1組の授業として紹介した「くずれ落ちただんボール箱」の5年2組での実践です。改めてのあらすじは以下の通りです。

 ショッピングセンターに友人と遊びに出かけた主人公が、小さな孫を連れたおばあさんに出会います。すると、その小さな子がダンボール箱をひっくり返し、おもちゃ売り場に行ってしまいます。困っている様子のおばあさんを見た主人公は、友人と一緒にダンボールを片付けるのですが、事情を知らない店員さんに叱られてしまいます。後日、勘違いであったことが分かった店員さんから感謝の手紙が学校に届き、校長先生に全校生の前で、手紙が読み上げられるというお話です。

 はじめに、様々な写真を見せ、その時々の行動を考えさせました。例えば、「スーパーで違う売り場に生肉が置かれていたけど、戻さなかったなあ。」
 そして、本時で「親切な心とは」について考えていくことを伝え、教材文へと進んでいきます。

 途中、「片付ける」「片付けない」といった縦の行動の軸と「片付けたい」「片付けたくない」といった横のおもいの軸の交差した座標軸に自分の立ち位置を貼っていきます。(例えば、片付けたいので片付けるという子は右上に貼るといった感じです。)これにより、場面毎の気持ちの変化もありながらも、しっかりと自分だったらと立場を明確にし、意見を言えるようになりました。

 その後、2人が、自分が崩したわけではない段ボールを片付けたときの気持ちを考え、グループででの交流、全体での発表を経て、最後に、自分が考える「親切な心」に一人一人がたどり着きました。

「見返りは求めない」「人のため」「自分のことだけじゃなく」「自分も相手もハッピー」etc…

 先生方も児童の皆さんに負けずに、よりよい授業を目指して勉強です。

<お知らせ>
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