こんなことがありました。

2017年12月の記事一覧

関の子主催「もちつき大会」に本校生も参加しました。

 本日12月23日(土)、午前10時から勿来駅の「関の子広場」で行われた「第10回もちつき大会」
参加させていただきました。

 本校生も陸上部の生徒達が餅つき大会に参加しました。
【もちつき大会前に笑顔でピースする生徒達】


【開会式に参加した陸上部の生徒の皆さん】
   

 つきたてのお餅(あんこときな粉)を生徒達と一緒にごちそうになりました。
とてもおいしくいただきました。


【3年生も平で「ラト勉(ラトブで勉強すること)」の前に立ち寄り食べています。


【婦人会の方々に一生懸命にお餅を作っていただき、感謝いたします】


【餅つき大会を企画していただいた関の子広場の多くのスタッフの皆さん】 


 なにか、一足早い「お正月」を迎えた気分です。
本日から冬休みに突入しましたが、生徒の皆さんは、どのように過ごしていますか? 受験勉強に勤しむ3年生
部活動で汗を流す1・2年生、また家の手伝い趣味の時間を楽しむなど、人それぞれだと思います。
 この冬休み中、交通事故などで命を落とすことが絶対ないように充実した日々を過ごしてほしいと思います。

式後、通知票を渡す学級活動の様子

 終業式の後、美化作業を終えて各学年とも学級活動の時間です。いわゆる「通知票」が渡される時間です。
 一人ひとりが担任の先生に呼ばれ、評定で伸びた教科や伸び悩んだ教科について、また今後へのアドバイスを
丁寧に説明を受けています。「評定が上がった!下がった。」だけに一喜一憂するのではなく、2学期の自分をしっかりと
見つめ直し、新年を新たな気持ちで迎えればいい
のです。終わったことを反省することは大切ですが、
くよくよしないでほしいのです。人は誰でも後悔します。大切なことは「これからどうするか」
「そのためには、今をどう精一杯生きるか」
なのです。ご家庭でもぜひ、どんな言葉かけをすることが
本人のためになるかを考えて励ましてあげてください。

【学級活動の時間 1年生の様子】(通知票にドキドキの様子)


(通知票を渡され、担任の先生からアドバイスを聞いています)


【2年生の様子】(ピースサインが多いね!通知票、頑張った成果が出たのかな?)


(通知票を見て、3学期の対策などのアドバイスを受けています)


【3学年1組の様子】(進路実現の希望に向かって、ポジティブポーズ?)


(通知票を渡され、嬉しそうな様子。納得できた感じだね)


【3年2組の様子】(2組にしては、リアクション少なめですね)


(希望する進路の実現に向けて今後の対策について真剣に話を聞いています)


【せきの子の様子】(みんなで来年に向けて気持ちを高めています。素敵な笑顔!)

2学期終業式(生徒に望むこと)

 

 本日12月23日(金)、第二学期の終業式が無事終了いたしました。式辞の中でドイツ人を引き合いに「自立心」
の話と全校生に2つのテストを実施して「前頭葉」の話をしました。「今を精一杯生きること!」
「夢と自信を育むこと」
について、生徒に話をしました。明日からの17日間の冬季休業中を安全に
そして充実した日々にしてほしい
と願います。ご家庭でもご支援、よろしくお願いいたします。

【校長式辞】
(「あまやかされすぎるこどもたち」「脳科学の教科書」という本について話をしています)


(前頭葉<前頭前野>の働きについての体を動かしてのテスト体験)


(終業式の校歌斉唱中、後光が差していました。来年が素晴らしい年になるような予感がします)
(式後、生徒(3年生)に見せたところ「すごい!」とか「来年いい年になりそう!」等の
応がありました。




【「2学期を振り返って」の各学年代表の発表】
(1年代表)


2年代表)


(3年代表)


※終業式での校長式辞の全文を掲載します。次のような話を生徒にしました。
 
「式 辞」
 八月二十五日にスタートした2学期も今日で終了します。今日まで授業日数は81日を数えました。81日間はどうだったでしょうか。
 校長先生が1番大切だといつも話していることは、「今を精一杯生きていますか
?」ということです。

 以前、全校集会で「皆さんが生まれてきたことは幾つもの偶然に偶然が重なった奇跡であり、生まれてきた一人ひとりがエリートである。」と話したことがあります。
 では、皆さんは、その奇跡に感謝して今を精一杯生きていますか? 天文学的な確率で生まれてきたエリートとしてのプライドを持って努力していますか。

 日本に住んでいる生徒の皆さんは環境に恵まれすぎていると思うことがあります。校長先生は、(本を掲げて)これらの本を今週、読んでみました。三冊とも学校の図書室にある本です。その中で次のような本について話をします。それは、「甘やかされすぎるこどもたち」という本です。
 
 この本では、日本人とドイツ人の生き方について書かれています。内容はと言いますと、まず、ドイツには受験が一切ないということです。ただし、ドイツでは、勉強をおろそかにする子どもは、小学校は勿論、たとえ幼稚園でも落第や留年があるそうです。また、日本でいう小学校4年生という早い時期に「エリートコース」」「中間管理職コース」「職人コース」の進路選択をしなければならない。だからこそ、ドイツの親は子どもに自立する精神を植え付け社会に出た時にたくましい一人の人間として自分でものを考え、自分の責任で行動し、そして自分で人生の道を切り開いていくように厳しくしつけるそうです。また、失敗した時や挫折した時も、他人のせいにするような人間になってはいけない。ですから、ドイツの子ども達は自分の意見を主張すると同時に自分の行動には責任を必ず持つと書かれています。

 さあ、あなたはどうでしょうか?2学期、自分に甘えて生活してきませんでしたか?当然、いつもいつも自分に厳しくとは言いませんが、できることを面倒くさがったり、できなかったことを人のせいにしたりしませんでしたか?

 もう一冊、これも図書室にある本で「脳科学の教科書」というタイトルです。人の内臓は柔らかいお腹に集中してあります。でも脳だけは柔らかいお腹ではなく、頭蓋骨で守られた上の部分にあります。何か物が飛んできたら人はとっさにどうしますか?当然、頭を手で守ります。だからこそ、脳はとても大切な臓器であり守られているんです。でもその脳をあなたはフルに使ってますか? おでこを触ってください。その奥に脳の中でも最も大切な「前頭葉」という部分があります。前頭葉は、「考える」「行動を抑制する」「会話をする」「意思決定する」「記憶をコントロールする」など。ここが人の脳で最も発達している所です。いや発達していなければならない所です。

 ではここで皆さんの前頭葉がどのくらい発達しているかテストしてみます。テストは2つあります。ペアを作ってください。まず第一問、「次の文字の色を答えなさい。早く正解を言えた方が勝ちです。3勝したら勝利です。それでは、始めます。
それでは第2問。「後出しジャンケン」をします。先生が後出しジャンケン「ハイ」「ハイ」と言いますので合わせて出してください。それでは次に「後出し負けジャンケン」をします。ペアで先に3回負けた方が負けです。
 さあ、どうでしたか? あなたの前頭葉は発達していますか?それとも発達途上ですか。 
 先ほども話しましたが、前頭葉の働きはとても大切です。その中でも「意志を決定する」ことは前頭葉が決定します。この冬休みに「意思決定する」前頭葉を大いに使ってください。ちなみに心臓や肺は、怠けてサボりますか。胃は消化をサボりますか。健康な人の臓器は毎日一生懸命にその責任を果たしています。ただし、脳特に前頭葉は、あなたが「やろう」と前向きに行動を起こさなければ、サボることができる臓器なんです。

 この冬休み、ドイツの子ども達に自立心で負けないように、家の手伝いをしてください。心臓や肺といった他の臓器に負けないように、強い気持ちで自分の意思決定をしてください。


 最後になりましたが、勿来二中入口がわかるように年明けには、看板ができます。また、勿来二中のスローガンでもある「夢と自信を育む勿来二中」という看板も2月までには設置されます。夢をつかむのも自分に自信を持てるようになるのもあなたの前頭葉次第です。
 それでは1月9日の始業式に全員が元気に笑顔で登校することを期待して式辞と致します。


体力向上タイム(1・2年)学力向上タイム(3年)

 連日続けてきた放課後の向上タイム! 1・2年生は部活動前にウオーミングアップを兼ねての「体力向上タイム」
 3年生は、受験に向けての「学力向上タイム」も、2学期は今日で終了です。

 体力向上タイム(持久走1・2年生)いきものがかりや陸王のバックグラウンド音楽を聴きながら頑張っています。








 学力向上タイム(テスト3年生)3年生一人ひとりの希望する進路実現に向けて日進月歩で精一杯取り組んでいます。







2学期最後の給食!

早いもので今日21日(木)で2学期最後の給食となりました。勿来学校給食共同調理場の皆さんには、
約800~900キロカロリーに調整し、栄養のバランスを考えて調理していただき、感謝申し上げます。

 さて、生徒の皆さんの食事風景を笑顔で撮りたいと考え、生徒の皆さんに次のようなカードを見せました。

「出川哲朗は、竹内涼真よりイケメンと思う人は笑わない」

 生徒の反応は、ほとんどの生徒が笑うと予想しましたが、笑う生徒はあまりいませんでした

 予想を覆したその理由とは?
ある生徒は、
「え、竹内涼真ってだれ???」 「陸王に出ているじゃない~」「え、陸王って何?」

別な多くの生徒は、
「出川が竹内よりイケメンと思う人は笑わない」ってどういうこと? 笑うの?笑わないの?」
言っている間に、カシャッ!

 笑顔で写真を撮ろうとしたが、逆に混乱をまねいてしまし、普通に「はい、笑って!」と
言った方が良かったと猛省しています。

【1年】(無理に笑ってくれている優しい1年生)


(左下の生徒は、「え、どういうこと?」と悩んでいるのかな?)


【2年】(ま、とりあえず笑っておこうか!)

(給食、もう、食べ終わっちゃった。)


【3年1組】(結局、あのカードって何だったの???)

(ま、ピースってことで!)


【3年2組」
(左の生徒「え、どういうこと?」 右の生徒「我思う故に我有り。人生は深い」)

(受けても受けなくてもいつも笑顔でリアクションしてくれる
 優しい生徒達!)


【せきの子」(優しい笑顔で写ってくれました。ありがとう!)


【今日一番のBEST SHOT】
(「先生方も撮りますね~」 Male「はい!」 Female「キャッッッッ!」)

訃報のお知らせ

 昨日18日(月)、本校教諭の 鷺谷 仁先生 の実母である故 鷺谷千代子 様が永眠なされました。
心より謹んでお悔やみ申し上げます。

 なお、葬儀の日程は次のとおりです。

通 夜 12月23日(土)18時

告別式 12月24日(日)12時

式 場 「せきのホール」(いわき市小島町3-2-2 電話27ー7755)

2学期終了前の平和な昼休みのひととき!

 今日は19日(火)、2学期もあと残すところ3日、そして2017年も残り2週間をきりました。
 
今週は22日(金)の終業式まで特に行事もなく、なにげない平凡な毎日が続きます。ホームページも
特に掲載するような内容もなく、
22日(金)まで更新しなくてもいいかな?と思っていたのですが、保護者の方に「ホームページ、
いつも楽しみにして親子でみています。」
とか、
「きのうはホームページに何も載っていなかったんですが、どうかしたんですか?」という無言の
プレッシャー
を感じ、
本日、平凡な生徒達の「昼休み」の光景を掲載いたします。特に行事に追われることもなく、
テスト直前のピリピリ感もない、こんなひとときも生徒達にとっては大切な時間なんですね。
私がカメラを向けると、おどけてみせたり、楽しそうに友人と話したり勉強したりと、
ゆったりとした時間を過ごすことが生徒達にとって嬉しい一コマなんです。
いいですね、青春って!

【1年生】「5時間目、英語だあ~、授業の準備するの、忘れてた~!」

「えっと、単語テスト、どこ出るのかな?」

「よし、満点を狙って最後の最後まで!」「ん?後ろでは余裕の人が・・」


【2年生】「さあ、5時間目は数学だ。カメラ目線の人も・・・」

「やべ、アップで撮られてる!(周囲)意識するなよ!」

「Well,  What  am  I  doing  now ?」「I'm  brushing  my  teeth.」
「ん?でも授業開始5分前だぞ!」


【3年1組】「昼休みの1分、1秒を惜しまずに自主学習あるのみ!」

「校長先生、カメラ近いですって!」

「わからない所を教えているY君、えらいね!」「ん?左前でも教え合って
いるのかな?と思ったら、ただのダベリングでした。」
注)ダベリング=おしゃべり


【3年2組】「私たち、カメラを向けられると自然とピースサイン。
1組と真逆。またそれが2組女子のパワーの源なんです。」

「ん?男子は円陣を組んで何をしてるの?」
輪をかき分けてみたところ、数学の問題を解いてました。
でもなぜ、こんなに多くの男子が集まる必要があるのかな?


こちらのみんなもミーティングルームで真面目に勉強かと思い「ほら、顔上げて
カメラ目線で」と言ったところ、
県立高校の願書と志願理由書の記入をしてました。
これは、失礼しました。
誤字、脱字に気をつけて!


【せきの子】
「撮られてるよ~、どうしよう?」「あまり意識しないで前向いてれば」

「二人で何やってんだか? 僕も笑顔でカメラを意識していますよ。」

道路からの入口看板と重点目標スローガンの設置について

 11日(月)に、各学年委員長を含めたPTA役員会が開催されました。その際に校長の私から次のようなご提案を2件させていただき、
ご了承を得ましたので、お知らせいたします。

 1件目は、国道289号線から本校への入口がわかる看板が以前はありましたが、ここ何年も看板がなく、
本校を訪れる来客等にとって、入口が分かりづらいと考え、新たに「勿来二中」入口の看板を設置いたしたいと思います。
 なるべく、夕方等暗い時でもすぐわかるように「黄色の枠に海をイメージした活字」(写真)にします。
 取り付けに関しましては、年明けに始まる予定です。なお、取り付けが完了しましたら、ホームページに掲載します。

【以前、空き地だった所にあった看板】


【入口へ設置予定の看板】


【勿来の関側から来た場合の看板の設置位置】


【西公園側から来た場合の看板の設置位置】


 2件目は、本校では重点目標として「生徒の夢と自信をはぐくむ学校」というスローガンがあります。
 詳細に述べますと「生徒と職員が、朝、希望や期待感を持って登校(通勤)し、日中、知恵を絞り汗をかき、
夕方、充実感・達成感を抱いて下校(退勤)する学校」
を目指して日々、生徒も教師も学校生活を送っています。

 そこで、朝、生徒が登校する時に必ず見る所、そして来客の方々にも見てもらえるような所に本校のスローガンを掲示し、
勿来二中をさらにより良い学校にしていこうというモチベーションを高めていきたいと考えております。
 経費に関してですが、例年、パイプ椅子や長机等を寄贈していただいている「卒業記念品」代から充当することで
第3学年委員長に了承していただきました。デザインについては、幾つかのサンプルから3年生が選びました。(写真)
 3年生の皆さんも、卒業してから勿来二中を訪れた際に「寄贈 平成29年度卒業生一同」と記されることで
とても嬉しいという言葉をもらっています。来年の2月に完成予定ですので、卒業前に3年生には、
スローガンを背景に記念写真を撮ってもらう予定です。

 本校教育を益々、充実したものにしていきたいと考えますので、保護者の皆様方にご理解とご協力をお願いいたします。

【3年生に選んでもらったスローガンのデザイン】
(校章とよりスローガンを短くしインパクトを与えるようなデザインに!下段には今年度の卒業生の寄贈と記します。】


【入口を入ってすぐの所にある校庭のネットに取り付ける予定】

(大きさや枠などイメージです)

高校合格第1号!進路先決定第1号! おめでとうございます。

 昨日14日(木)、磐城緑蔭高校の推薦入試の合格発表があり、本校生で合格第1号そして進路先決定第1号になりました。 
 本当におめでとうございます。
 合格した生徒は、何年も前から大学合格を目指すためには、磐城緑蔭高校での少人数指導が自分に最適と考え、
 体験入学などに積極的に参加していました。今回、合格した生徒に感想を聞いてみたところ、
次のような感想を述べてくれました。
「自分が選んだ高校に合格できたのも、勿来二中の先生方、友達、そして何より両親のサポートがあったからです。
本当にありがとうございました。これから受験する皆さん、自分の意思で選んだ高校なのだから自信と誇りをもって、
そして何より感謝の気持ちを忘れずに受験勉強に取り組んでほしいと思います。みんなが『笑顔』で
受験を乗り越えられるように心から願っています。」

 
合格した本人と話をすると、とても充実感と今後への希望でいっぱいの顔をしていました。私から次の2点についてお願いをしました。
 一つは、高校進学の4月までさらに学力を身につけること!もう一つは、周囲の受験する仲間をサポートし、
卒業に向けた様々な取り組みに積極的に参加してほしいということ!

※今回の件については、本人の承諾を得てホームページに掲載しています。

 今週、伊勢両宮神社において3年生徒代表4名、保護者代表1名そして3年職員3名が合格祈願
参拝してきたばかりでしたので、その御利益がありました。今後、私立高校や福島高専の出願が続々と始まります。
これから受験する生徒も「人事を尽くして天命を待つ」という気持ちを忘れずに自分を信じて、
この試練に打ち勝ってほしいと思います。学校も皆さんを精一杯、サポートしていきます。
【伊勢両宮神社の合格祈願のお札】

勿来の「空」そして「海」は、格別!!

 勿来の「空」と「海」の青さには、本当に惚れ惚れします。特に屋上からみる景色は本当に感極まる「鮮やかなブルー」です。

 勿来の地元にいる人々にとっては当たり前の景色かもしれません。でもこんなに空が青く、海が青い光景は他の地域の人にとっては、
贅沢以外の何物でもありません

西高東低の気圧配置で、昨日の日本海側や東北地方などは、大雪に見舞われていることはニュース等で皆さん、ご存じだと思います。
 私は10数年前に南会津の南郷に3年間住んでいました。冬に青空を見ない日が1ヶ月続いたこともありました。
 ちなみに昨日24時間の積雪量は62cmだったそうです。

【南会津にいた頃、本当に久しぶりに太陽を見れた日でした。雪の壁も3メートル位でまだまだ序の口です。】

【最大でトラックの荷台よりも高い5メートルを超えます】


 空はいつも大雪で白だけの世界が続き、冬と春?の間(12月~5月の間6ヶ月間)、
地面はもちろん側面も雪で白、白、白!いわゆるモノトーンの世界でした。

 いわきに住む人は「幻想的な白銀の世界」と思うかもしれませんが、毎朝、朝早く起きて約1時間の除雪、
ホワイトアウトと言って雪で視界が白一色になり、方向・高さ・地形が識別不能になり数メートル先も見えない恐怖、
「寒い」「冷たい」と感じるのではなく「痛い」と感じること、直径30cmで長さが4~5mの「氷柱(つらら)」など
いわきでは考えられない世界でした。

 私は以前、会津の地元の人に「会津は四季がはっきりしていていいですね!特に粉雪の降る白銀の世界は最高です。」と言った時、
間髪を入れずに次のように言われました。
「先生は3年しかいないから、そんなこと言えるんだよ。一生住む俺らにはそんな風には絶対に思えない。」そして
「いわきの人は恵まれ過ぎている。冬でもあんなに空が青いなんてずるいよ。少しは分けてほしい。」
言われたことを今でも鮮明に覚えています。

【勿来二中屋上から見た景色】




 私は今、勿来の地に赴任して、心からこの空と海の眩しいくらいの青さを毎日、感じ取れる贅沢な日々に感謝しています。
 そして、この青さに負けないくらいの勿来二中にしたいと思っています。

 
 生徒の皆さんも保護者や地域の皆さんも、普段は気にしていなかったこんなに恵まれたこの地で生活していることに感謝するとともに、
一日一日をただ漠然と過ごすのではなく、夢や目的を持って、精一杯、自分らしく生活してみようじゃありませんか!
この空と海の眩しいほどの「青さ」に負けないように!

(追伸)南会津のようなパウダースノーの雪の中に手を突っ込むと、雪の中は勿来の海と空と同じような
鮮やかなブルー
であることを、皆さんは知ってますか?