勿来の
「空」と「海」の青さには、本当に惚れ惚れします。特に屋上からみる景色は本当に感極まる「鮮やかなブルー」です。
勿来の地元にいる人々にとっては
当たり前の景色かもしれません。でもこんなに空が青く、海が青い光景は
他の地域の人にとっては、
贅沢以外の何物でもありません。
西高東低の気圧配置で、昨日の日本海側や東北地方などは、大雪に見舞われていることはニュース等で皆さん、ご存じだと思います。
私は10数年前に南会津の南郷に3年間住んでいました。冬に
青空を見ない日が1ヶ月続いたこともありました。
ちなみに昨日24時間の積雪量は62cmだったそうです。
【南会津にいた頃、本当に久しぶりに太陽を見れた日でした。雪の壁も3メートル位でまだまだ序の口です。】
【最大でトラックの荷台よりも高い5メートルを超えます】
空はいつも大雪で白だけの世界が続き、冬と春?の間(12月~5月の間6ヶ月間)、
地面はもちろん側面も雪で白、白、白!いわゆるモノトーンの世界でした。
いわきに住む人は「
幻想的な白銀の世界」と思うかもしれませんが、毎朝、朝早く起きて約1時間の除雪、
ホワイトアウトと言って雪で視界が白一色になり、方向・高さ・地形が識別不能になり数メートル先も見えない恐怖、
「寒い」「冷たい」と感じるのではなく「痛い」と感じること、直径30cmで長さが4~5mの「氷柱(つらら)」など
いわきでは考えられない世界でした。
私は以前、会津の地元の人に「会津は四季がはっきりしていていいですね!特に粉雪の降る白銀の世界は最高です。」と言った時、
間髪を入れずに次のように言われました。
「先生は3年しかいないから、そんなこと言えるんだよ。一生住む俺らにはそんな風には絶対に思えない。」そして
「いわきの人は恵まれ過ぎている。冬でもあんなに空が青いなんてずるいよ。少しは分けてほしい。」と
言われたことを今でも鮮明に覚えています。
【勿来二中屋上から見た景色】
私は今、勿来の地に赴任して、心からこの
空と海の眩しいくらいの青さを毎日、感じ取れる
贅沢な日々に感謝しています。
そして、
この青さに負けないくらいの勿来二中にしたいと思っています。
生徒の皆さんも保護者や地域の皆さんも、普段は気にしていなかった
こんなに恵まれたこの地で生活していることに感謝するとともに、
一日一日をただ漠然と過ごすのではなく、夢や目的を持って、精一杯、自分らしく生活してみようじゃありませんか!
この空と海の眩しいほどの「青さ」に負けないように!
(追伸)南会津のようなパウダースノーの雪の中に手を突っ込むと、
雪の中は勿来の海と空と同じような
鮮やかなブルーであることを、皆さんは知ってますか?