こんなことがありました。

2017年11月の記事一覧

昨日の雑学クイズの解答です! 雑学も教える引き出しの一つに!

昨日、雑学クイズを5問出題しました。正解は次の通りです。

【第1問】
 体の中で、約85%と一番水分を多く含む部分はどこでしょうか?

 正解は「血液」と解答した方、間違いです。実は、「脳」だそうです。イメージとしては、脳は、豆腐のようなイメージだそうです。

 ちなみに、「豆腐」って豆が腐っていると書くので「納豆」じゃないの?そして「納豆」は豆を納めているので
「豆腐」じゃないの?と思ったことありませんか? ここでは、このことは深く追求しませんが・・・・・。

【第2問】よく使う「オッケー」の言葉は何の略語?

 正解は、「All  Correct」つまり「全て正しい」から来ています。えっ???ALL Correctだったら「OK」でなく「AC」ではないの?
 実はアメリカのある教養のない大統領が、つづりを「Oll  Korrect」と思い込んでいたことから生まれた言葉だそうです。

 ちなみに「了解です。」とよく話す部下や後輩がいますが、「了解」は上司や年上の者がいう言葉だそうですよ。
 また、部下が「ご苦労さまでした。」と上司にいうのも変ですよね!
 皆さん、日本語は難しいですので、気をつけましょう!

第3問】 符号の「-」はどうやってできたの?

 難問だと思います。正解は、「樽にいれた水を船乗りが使うときに、水はとても貴重なので今日はここまでなくなったという印
「-」の線を引いたことが元だったそうです。

 ちなみは「+」は、樽に水をいっぱい入れた日に「ー」の記号の上に縦の線「|」を書き入れて消したこと
足し算の「+」になったそうです。知らなかった~。

【第4問】なぜ、大人より子どもの方が暗記に強いのか?

 正解は、「そりゃ、大人になると呆けてくるからだろう」と答えた方もいると思いますが、実はそうではなくて、
 例えば、神経衰弱をする時に、大人と子どもで覚え方が異なるそうです。
 子どもはトランプの配置を「地図」のようにパターン化して覚えるのに対し、大人は、理屈っぽく脈絡をつけて覚えようとするから
情報量が膨大すぎて覚えきれないためだそうです。

 そういえば、私が高校生の頃、東大や京大に行ったクラスメートに「この問題、わからないんだけど~」と質問すると、
「あ、それって1学期末に世界史の授業で習った黒板の右下に黄色のチョークで書いてあった所だよね!」と言われて
唖然としたことを今でも覚えています。つまり、天才と言われる彼らは、授業を「映像や画像」でインプットしていたんですね。
私のような凡才には、次元の違う世界でした。

【第5問】アジア人はおじぎをするが、西欧人は握手はなぜ?
 
 凡才ですが、これは正解できました。正解は、科学的な根拠があるのです。「おじぎ」は日本人、中国人そして
東南アジア
の人に多いのですが、これらの国は「高温多湿」で夏は特にべたべたする
そんな時に挨拶で握手したりハグするのは、気持ち悪い。だから体が直接触れないおじぎが主流になったそうです。
 それに対して、湿度がそれほど高くない欧米では、親愛の情を表すのに、体が触れ合う方がよいとされてきたのです。

 さあ、皆さん、何問できましたか?「へえ~」と思うことがあったと思います。
私は、クラス担任や授業をしていた頃、「雑学」を利用して生徒に様々なことを指導していました。
特に授業で習うことに関係する雑学や生徒がボケッとしていて授業に集中していない時に効果覿面でした。 
生徒の目の色が変わる瞬間があるのです。生徒の興味・関心を引いたらこっちのものです。その後の授業に生徒は食いついてくるのです。

 私たち、教師や大人は、子ども達にいかに興味を持たせ、目を輝かせて取り組ませるかを研究し実践することが大切だと思います。
 アクティブ・ラーニングが今注目されている中、「主体的・対話的で深い学び」は新学習指導要領の目玉での一つです。
 子ども達に「え~、そうなんだあ」「おもしろいからもっと調べてみようかな?」と考えさせるために、
「雑学」を多く知って生徒に還元することも必要かもしれないと感じます。

 今日で三者面談も終了し、明日からはいよいよ「師走」!まとめとなる残り1ヶ月をしっかりと締めくくらせるように
私たち教職員も精一杯取り組んで参りますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。