こんなことがありました

出来事

全校生で「考え、議論する道徳」

 今日は1日学校公開日でした。
 3校時目には、全校道徳の授業を実施しました。本校では、学年によっては話し合い活動ができない人数になるために、道徳の授業を定期的に全校生で行っています。
 今日の学習では、資料をもとに、「規則の尊重」と「信頼・友情」の2つの価値葛藤場面を扱いました。
 主人公のけん太の家には、親の留守中に友達を家に入れてはいけないというきまりがあります。ある日、友達のさとしと家の近くの公園で遊んでいると、突然の大雨が降ってきます。さとしは、けん太の家で雨宿りをさせてくれと頼みます。
 けん太はさとしを家に入れますか? 入れませんか?

 子どもたちの多くは、家の中に入れるという選択をしました。
その理由は、「友達のさとしがかぜをひいてしまうから。」「さとしにかぜをひかせたら、その責任はけん太にあるから。」「家の人には説明すればいい。」などでした。
 後半は、さとしの立場で考えさせる場をとりました。「けん太の事情が分かれば、家には入らない。」「けん太が家の人にしかられるならば、雨に濡れても家に帰る。」という意見が多く出されました。
 立場を変えて考えさせることで、見方も広がります。今日は、地域の方々に授業の様子を見ていただきました。子どもたちは真剣に意見を述べることができました。

 

考え、議論する道徳

 今日の3時間目に、全校生4名と教職員4名で道徳の授業を行いました。
 道徳の学習は、平成30年度から「特別の教科 道徳」となります。そこでは、同じ事象に遭遇しても立場や状況によって見方や判断が異なったり、複数の道徳的価値が対立したりすることも想定し、一人一人が主体的に考え、その結果を議論して深めることが求められています。
 今日は、「門番のマルコ」という資料を使って、一人一人の判断とその理由をもとに話し合いをしました。
(あらすじ)
 ある王国の門番となったマルコは、昔、敵にだまされて攻め込まれた門の番をすることになりました。この門は、外からの訪問者には門を開けてはならないという王様がつくったきまりがあります。
 ある日、かりに出かけた王様は急に体調が悪くなり、最寄りの門であるマルコが番をする門から城に戻ろうとします。
「王様がご病気だ。すぐに門を開けろ」
と外から言われたマルコ。マルコからは王様の姿を見ることはできません。さて、マルコはどうすればよいでしょうか。

 4人の子どもたちは、「門をあけるべき」「門はあけてはだめだ」という2つの立場に分かれて、それぞれの理由を主張しました。その中で、子どもたちの多くが、こんな言葉を使いました。
「〇〇くんの言っていることは分かるんだけど・・・。」
 道徳の話し合いでは、自分の考えだけを押し通すのではなく、相手の考えも尊重するということが大切です。45分間、4人の子どもたちは、自分をマルコに置き換えて真剣に話し合いをすることができました。
 
 
 4人でいっしょに話し合いをするこうした学習は、これからも取り入れていきたいと思っています。
 11月6日の1日参観日。3校時に全校道徳を公開いたしますので、ぜひ、ご参観ください。

朝の読書

 登校した子どもたちは、元気に校庭を走った後、校長室に集まって静かに読書をします。
 寒くなって風邪が流行ってきているので、今朝は読書の前にあたたかいお茶を飲みました。

朝の登校風景

「湯の岳 あかく 朝日に映えて~」
本校の校歌の2番の歌詞です。
今朝は冷えましたが、湯の岳が美しく見えました。
子どもたちは元気に登校しています。

しらみず祭りを見に来てくたさった地域の方々からのお手紙

 10月21日に行われた「しらみず祭り」 保護者の皆様の他にも、たくさんの地域の方々が見に来てくださいました。
 見に来てくださった地域の方々から、励ましのお手紙が2通届きました。
「感動しました。」「子どもたちのがんばっている姿に感銘を受けました。」そんなお言葉をいただき、本当にありがとうございます。
 私たち教職員一同、みなさまの励ましのお言葉に元気をいただき、子どもたちに還元できるよう精一杯頑張っていきたいと思っています。