今日は1日学校公開日でした。
3校時目には、全校道徳の授業を実施しました。本校では、学年によっては話し合い活動ができない人数になるために、道徳の授業を定期的に全校生で行っています。
今日の学習では、資料をもとに、「規則の尊重」と「信頼・友情」の2つの価値葛藤場面を扱いました。
主人公のけん太の家には、親の留守中に友達を家に入れてはいけないというきまりがあります。ある日、友達のさとしと家の近くの公園で遊んでいると、突然の大雨が降ってきます。さとしは、けん太の家で雨宿りをさせてくれと頼みます。
けん太はさとしを家に入れますか? 入れませんか?
子どもたちの多くは、家の中に入れるという選択をしました。
その理由は、「友達のさとしがかぜをひいてしまうから。」「さとしにかぜをひかせたら、その責任はけん太にあるから。」「家の人には説明すればいい。」などでした。
後半は、さとしの立場で考えさせる場をとりました。「けん太の事情が分かれば、家には入らない。」「けん太が家の人にしかられるならば、雨に濡れても家に帰る。」という意見が多く出されました。
立場を変えて考えさせることで、見方も広がります。今日は、地域の方々に授業の様子を見ていただきました。子どもたちは真剣に意見を述べることができました。