いわき市立川部中学校
Iwaki City Kawabe Junior High School
いわき市立川部中学校
Iwaki City Kawabe Junior High School
本日、関係諸機関のご指導、ご支援、保護者のご理解のもと、「第七十三回卒業証書授与式」を行うことができました。
小学校入学直前に東日本大震災が発災し手探りの状態での入学、そして今回の臨時休校下での中学校卒業式となりました。卒業式は、規模を縮小して行われましたが、幸い川部中では保護者・在校生が見守る中12名の3年生に卒業証書を手渡すことができました。人は困難を乗り越えたときにひとまわり大きくなると言われます。4月に高校生となり、新たな道を歩み始める準備期間がたっぷりとれるという前向きな気持ちで捉え、これまで育ててくれた家族、お世話になった方々、共に中学校生活を過ごした川部中生に感謝の気持ちを忘れずに夢に向かって大きく翔いてください。
卒業おめでとうございました。
福島県教育委員会鈴木教育長が、臨時休業中の児童・生徒に向けメッセージが出されました。
児童・生徒の皆さんへ -学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-
以下福島県教育委員会HPより
学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。
準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。
児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。
このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。
まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。
次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。
そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。
例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。
このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。
この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。
中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。
なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。
最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。
普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。
ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。
少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。
令和2年3月12日
福島県教育委員会教育長 鈴木 淳一
福島県教育委員会より臨時休業中の小・中学生のために学習教材の紹介がありましたのでお知らせします。
4月のテストとして
〇新1年生 4/22(水) ふくしま学力調査(国語・算数・6年生の学習内容)
〇新2年生 4/13(月) 学力テスト・5教科・1年生の学習内容)
4/22(水) ふくしま学力調査(国語・数学・1年生の学習内容)
〇新3年生 4/13(月) 学力テスト・5教科・2年生の学習内容
4/16(木) 全国学力・学習状況調査(国語・数学・2年生の学習内容)
が予定されています。
学力テストに関しては、今年度の総復習と過去問での対策を
ふくしま学力調査、全国学力・学習状況調査に関しては、総復習に加えて「活用力育成シート」
に是非取り組んでおいてください。
以下「福島県教育委員会HP」より
福島県内の小・中学生のみなさんへ
コロナウイルス感染症対策のため、一斉休校を余儀なくされた福島県内の小・中学生のみなさんの家庭学習に少しでも役立ててもらえればと、2年間分の「ふくしま活用力育成シート」をパスワードなしでホームページにアップいたします。
各家庭からでもダウンロードできますので、ぜひ御活用ください。
なお、平成30年度版は、算数・数学、理科、英語
令和元年度版は、国語、算数・数学、理科、英語とさせていただきます。
※このページのアップ期間は4月30日までとさせていただきます。
2011年3月11日午後2時46分、9年前の今日東日本大震災が発生しました。
震源地は宮城県沖、地震の規模はマグニチュード9.0、宮城県で震度7、いわき市でも震度6弱を記録し、津波等により死者・行方不明者が約19000人と未曾有の被害をもたらしました。
震災当時今の中学生は4・5・6歳。現中学3年生が卒園式を目前に控えた時期でした。中学生の皆さんは当時のことをどれくらい記憶しているのでしょうか。震災から9年。1月には除染土の搬出作業も終え、時とともに復興は進んでいます。
今年度は、台風19号の被害に加え、今回の新型コロナウイルスによる臨時休校など予測できない事態が毎年のように起こっています。震災の教訓を風化させず、様々な災害に備えておかなければなりません。
今日は、当時を振り返りながら家族で東日本大震災について話し合い、非常時の避難場所や経路、家族の連絡方法、防災用品の準備や確認などを行ってみてください。
職員室では午後2:46に黙祷を捧げます。
福島県教育委員会のHPに
令和2年度福島県立高等学校入学者選抜合格者発表等における 新型コロナウイルスへの対応について(3月9日)
が掲載されています。ご確認ください。
今日は、教職員で卒業式リハーサルを行いました。
・席の間隔を確保するために、3年生は男女2列、在校生は男女4列
・卒業生の入退場は、2列から1列
に変更しました。
卒業式前に詳しく説明、練習します。