今日の4校時目には、たくさんの地域の方々から昔の学校生活についてお話を伺う交流会を実施しました。
「炭鉱が閉山になって、毎年、たくさんの友達が転校していってしまったんだ。」
「昔は食べる物がなくて、木の実や葉っぱなどを取って食べていたよ。」
「分校だったころ、本校まで通うのが大変で、白水小学校ができた時は本当にうれしかったよ。」
「昔は、学校の前を機関車が走っていたんだ。それに、川を堰き止めて泳いだんだよ。」
「プールができた時、道路の上を通ってプールに行く学校だったので、テレビで紹介されたんだよ。」
「昔は2人で一つの机を使っていたんだよ。ここから私って線を引いていたね。」
「ベーゴマっていう遊びが流行っていて、学校では禁止されていたのに、持ってきた友達がいてね、黒板の前に立たされていたよ。」
つい最近の出来事のようにお話をしてくださる地域の方々の話を、目を輝かせて聞き入っている子どもたちでした。最後に、「昔は自分たちで竹を削って作って遊んだんだよ。」と子どもたち一人一人に竹とんぼをいただはました。地域の皆様、たくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
今日は、学校へ行こう週間でたくさんの方々にご来校いただきました。
3校時目には「全校道徳」を見ていただきました。この「全校道徳」は、児童数が少ない本校の実態を踏まえ、全校生3名と全職員4名の合わせて7名がひとつの道徳的な場面での行動とその根拠について議論して考えるという本校独自の授業スタイルで、昨年度から実施しています。
今日は「みち子の人形」という題材を扱いました。あらすじは、「亡くなったおばあちゃんからもらった大切な人形を池に落として泣いている妹のみち子。すぐにでも拾ってあげたいが、その池には絶対に近づいてはいけないという学校のきまりがある。」という場面です。
本校児童の判断は、人形を取りに行くという子と取りにいかないという子に分かれました。また、参観して頂いた保護者や地域の方々に聞いても、行動は2つに分かれました。答えはひとつではないという場面です。
「ぼくは、妹を第一に考えたい。先生にしかられるのを覚悟で、人形を取りに行く。」
「ぼくは、きまりを守るということが大切だと思う。妹はかわいそうだけど、きまりは守らなければならない。」
「ぼくは、命が大事だと思う。人形を取りに行って命を落としたら、妹はもっと悲しむことになる。」
まさに、三者三様の考えが出され、「妹に何て言うのか」「先生に何て言うのか」なども含めて議論を進めました。自分とは違う意見に触れることで、自分の考えを何度も見つめ直したり考え直したりする姿に、参観していただいた方々も感心していたようでした。
今朝の集団登校。にぎやかに案山子がお出迎えしてくれました。
これは、今月に行われる「しらみずアーツキャンプ」の作品です。
3人の子どもたちを、案山子たちが見守ってくれているようでした。
11月25日(日)には、白水小学校も会場のひとつとして、フェスを行います。
詳しくは「いわき潮目劇場 しらみずアーツキャンプ」で検索してみてください。
今日の午後、全校児童・全職員で愛校作業を行いました。セブンイレブンからいただいた花の苗植えです。
3月に閉校を迎える白水小学校。誰もいなくなった後でも、自分たちが植えた花が咲いてくれたら、白水小学校も少しにぎやかになるかも知れない。そんな気持ちを込めて、ひとつひとつていねいに植え替えをしていきました。
11月1日。今日から「学校へ行こう週間」が始まりました。
今日は、昭和31年度に本校を卒業された方々が11名来校されました。ちょうど、白水小学校の在校生がピークだったころの方々です。休み時間には校庭を子どもたちといっしょに走ってくださったり、校庭の周辺の風景を昔を思い出しながら眺めたりしていただきました。
その後、在校していた当時の写真などを見ていただき、豚を飼育していたお話やら、当時の先生方の思い出話などを聞かせていただきました。
また、いつでも学校に来ていただければと思います。ありがとうございました。