こんなことがありました。

2018年3月の記事一覧

「離任式」 5名の先生方とお別れです。

本日28日(水)、お世話になった5名の先生方の離任式があり、生徒達との別れを惜しんでいました。本日は平工業高校のオリエンテーションや平日ということもあり、参加できなかった方々のために離任式及び見送りの様子を掲載します。

【離任式前に教職員同士での惜別の挨拶(職員室にて)】

 

【校長からの転退職される先生方の紹介文と写真です】

(原田敏弘先生)

本校では5年間勤められ、数学や美術の授業、卓球部の顧問そして学校の運営上とても大切な教務主任として活躍されました。
 今回、定年退職のため37年間の教員生活に一応のピリオドを打つことになりました。原田先生は小学校での勤務を皮切りに本校まで合計8校の学校で教壇に立ってきました。一言で37年と言いますが、とても長い年月です。皆さんの年齢を倍にしてもまだ届かないとても長い期間、子ども達のために頑張ってこられました。今回定年退職されますが、再任用として小名浜にある玉川中学校に勤務することになりました。以前勤めたことがある学校とお聞きしています。原田先生、ぜひ次の学校でもご活躍されることをお祈りしております。大変お世話になりました。

 

(佐藤英勝教頭先生)

教頭先生には、2年間本校の教頭として勤務していただきました。教頭先生と言えば、朝一番早く学校に来て一番最後に学校を出る大変な仕事にもかかわらず、生徒の皆さんのため、先生方のために一生懸命に努めていただきました。また、時に生徒の皆さんが時と場に応じた行動ができていない場合には厳しく注意されたことと思います。それは皆さんに気がついてほしいからです。教頭先生は学校の要です。皆さんの安全を守る使命があるのです。また、技術・家庭の授業でもお世話になったことと思います。
 この度、教頭先生は出身地である白河市の白河南中学校に転任することになりました。教頭先生にとっては、2年間白河に残してきたお母さんの面倒を見ることができて本当に良かったと思います。どうかお体を大切に白河南中で活躍されますよう、お祈りしております。大変お世話になりました。

 

(中田愛子先生)
中田先生は今年は3年1組の担任、社会科の授業、部活動ではバレーボール部の正顧問として精力的に働いていただきました。その中でも、3年生の進路に関する進路指導主事として、皆さんのために夜遅くまで進路関係の仕事をしていただきました。そのおかげで3年生の進路先が決定しました。とても感謝しております。また、文化祭でサングラスをかけて踊っていただいた切れ切れのダンスには生徒だけでなく私たちも驚かされました。そんな中田先生ですから、卒業生の皆さんからとても尊敬されていたのも当然のことであると思います。 
 中田先生にもまだまだ本校で働いてもらいたいのですが、一つの学校に6年という縛りがあるため、やむなく転出することになりました。中田先生はまだ、僻地いわゆる山の学校を経験していないため、今回本人の希望もあり、僻地校の田人中学校で勤務することになりました。中田先生には、その素晴らしいキャラクターを忘れることなく、次の学校でも活躍されることを願っています。有り難うございました。

 

(吉田智子先生)

吉田先生は1年の担任として初めての中学生活に戸惑う1年生を見守りそして時に母親のように話を聞いてくれたり励ましの言葉をかけていただきました。そして数学では、3年生の習熟度別授業で生徒が難問に答えを導き出せない時にヒントを与えたり、わかりやすく教えていただき、数学を好きな科目にしてくれました。また、女性の先生で野球部の顧問を務めることは大変だったと思いますが、土日の練習試合や大会で生徒に多くの励ましをしてくれたことに感謝します。
 吉田先生は本校勤務が3年ではありましたが、お子さんが小学生と保育所に通っているため、なるべく平の家から近い場所での勤務をすることで、お子さんの面倒をみたいというたっての希望により、今回の異動になりました。内郷三中は本校よりも生徒数は少ないですが、一人ひとりの生徒の学力向上のためにご尽力いただければと思います。有り難うございました。


(古川仁子先生)

先生は今年の1月から3ヶ月弱というとても短い期間ではありましたが、英語の授業でティームティーチングをしていただいたり、2年生の英語を中心になって丁寧に教えていただきました。生徒にも先生方にもいつも笑顔で接していただいたお陰で、今まで以上に笑顔の溢れる勿来二中になりました。古川先生からも勿来二中でまだ数ヶ月しか勤務していないことが信じられないくらい、生徒の皆さんと仲良くなれましたと聞きました。できることであれば、4月からも本校で勤務していただきたかったと思います。
このたび、大規模校の小名浜一中に赴任することになりましたが、古川先生の持ち前の明るさで、小名浜一中の生徒の笑顔を増やしてあげてください。有り難うございました。

 

【花束贈呈の様子】

 

【お見送り】

本当に最後なんですね。寂しさがこみ上げてきます。しかし、別れの後には新しい出会いが待っています。5名の先生方、新天地での活躍を期待しています。そして勿来二中の伝統は、私たち教職員と生徒が一致団結して受け継いでいきます。