こんなことがありました。

2021年1月の記事一覧

生徒会役員の選挙活動が始まりました

 令和3年度前期の生徒会本部役員を選出する活動が始まっています。1月29日(金)には、生徒昇降口で候補者たちが朝の挨拶運動を開始。1週間の選挙活動が本格的に始まりました。今朝も時折冷たい風が吹き付け寒い中でしたが、候補者と責任者が元気に挨拶をしていました。

 投票は2月5日(金)に行われる予定です。生徒会活動は主権者教育の1つ。より良い学校づくりに参画する意識と実践力を高めていきたいと思います。

「生命誕生のすばらしさ」を学びました

 前回紹介した1年生「思春期講座」の感想を紹介します。(ニュアンスを生かすため、ほぼ原文のままであることを申し添えます。)

1 生命誕生のすばらしさ、命の大切さについて
〇 妊婦体験と赤ちゃん抱っこの体験はとてもためになりました。
〇 僕は、自分がどれだけ大変な思いで、どれだけの確率で生まれたのかが分かりました。3億分の1で生まれてきたので、元気よく生きたいです。
〇 僕が生まれたのは奇跡で、みんなにとって大切な存在ということも分かりました。僕はこれから自分の命を大切にして、自分の親に楽させたり、感謝したりしたいと思いました。

2 親への感謝
〇 私は子どもを何人も産んだ母親を尊敬します。つらい陣痛を耐えて健康のまま産んでくれたので、本当に感謝しています。今日学んだことを将来に生かしたいと思います。
〇 自分が思った以上に妊婦さんが大変ということが詳しく分かりました。座るにも立つにもどこかしらが絶対痛くなるし大変だなと思いました。
〇 今は親孝行することしかできないのでがんばります。
〇 今回の学習で、(妊娠から出産や子育てで)お母さんやお父さんがこんなに大変なことをしていたんだなと思いました。

3 周囲で支える人への感謝
〇 助産師は赤ちゃんを産むのを手伝うだけでなく、赤ちゃんのお風呂の入れ方を教えていたことが分かりました。本当にありがとうございました。
〇 自分が産まれてくれるときには、いろいろな人の大変さ(苦労、努力、喜び)があるんだなと思いました。

4 その他
〇 妊婦さんはおなかが大きくなることで、普段できていることができなくなってしまうのを聞きました。もし、電車やバスで見かけたら、席を譲ってあげたり、助けてあげようと思いました。
〇 もしも結婚し子どもができたら、ちゃんと女の人の気持ちを分かるようにしたいです。
〇 今まで赤ちゃんとの関わりがなく、知らないことばかりだったので、もう少し赤ちゃんについて知ろうと思いました。

 このように、「生命」について考えたり、体感したりすることが、いかに生徒たち1人1人の成長にとって大切であるか、私たち教員も、改めて見つめ直すよい機会となりました。また、1年生の1人1人がすばらしい感性、豊かな心をもっていることもわかります。

 スペアのきかないたった一つの命
   親、子、孫へとつながる命
    誰かと支え合う命
     輝く命
      そして、未来の自分の生き方へ
 様々なことを考えることができた時間でした。

寒さに負けず、がんばりました

 12月末から寒さが厳しくなり、1月12日(火)には初積雪が見られました。あちこちで交通渋滞が起きていました。しかし、本校生徒は雪で登校が遅れることなく、平常通り、授業を行うことができました。

 13日(水)には1・2年生が実力テスト。2学期、そして冬休みの学習の成果を試していました。

     【テストに向かう2年生】

 1月15日(金)には、1年生を対象に思春期講座。いわき市民講座を活用し、いわき市医療センターから助産師さんを講師に招いて「生命誕生のすばらしさ」について講義、演習を行いました。

 最初は表情の固かった生徒たちも、スライドの赤ちゃんや母親の笑顔を見て行くうちに表情がやわらいでいきました。そして、演習で、赤ちゃん人形(約3,000グラム)を恐る恐る抱っこして、「重い!」、妊産婦体験では「重くて動きづらい!」など、男女ともに驚きの声をあげていました。

    【赤ちゃん人形を抱っこする生徒】

 これらの活動を通して、母親が大変な思いをして産んでくれたことや親としての喜び、生命の重さ、尊さを感じていたようでした。

第3学期が始まりました

 1月7日(木)、始業式を行い、例年より1日早く3学期が始まりました。冬休みの間、生徒に大きな事故等がなく、全員が新しい年、新しい学期を迎えることができました。この間の保護者の皆様のご協力に感謝いたします。3学期もよろしくお願いします。

 始業式の校長式辞でおもに次のことを話しました。
1 3学期は学年のまとめであること。学習のまとめ、規則正しい生活や体力、気力を身に付けること。これは感染症対策にもつながります。

2 次のステップ(進級、進学)へ向けての準備・実行のとき。各学年に応じて目標をもって生活していくこと。3年生は進路実現に向けてOne Team(ワンチーム)で。2年生は中堅学年から最上級生になる準備(3年生の頑張りを引き継ぐ)。1年生は先輩として新1年生の模範になれるように。

3 スポーツから人間の生き方について学ぶことは多い。開催が不透明な中でひたむきに頑張るオリンピッ ク・パラリンピック選手。箱根駅伝での最終走者の大逆転優勝。その駅伝で逆転されたけれども最後まで頑張った選手を温かく迎え入れるチームメイト(努力を認め合い、安心できるチームのすばらしさ)。
 皆さんも、より良く成長できる飛躍の年になるようにチャレンジしていきましょう。


式の後、各学年代表生徒から冬休みの反省や3学期の抱負が発表されました。

1年生
 1年生全体としては、時間の使い方をしっかりすること、休み時間など落ち着いた生活をしていくことを目標としたいです。そして、2年生に進級することを自覚して、自ら考え、行動できるようになりたいです。

2年生
 冬休みはどこにも出かけず過ごしたことで、家の手伝いなどはこれまでよりもよくできました。一方、少しだらだらとしてしまった面があります。3学期は規則正しく生活し、勉強面でも苦手教科に向き合っていきたいです。

3年生
 中学校生活最後の学期です。これまで協力し支え合ってきた仲間との生活も最後になるので、残された3ヶ月をしっかり生活したいです。
 まず、受験の壁に全員で立ち向かっていきます。体調管理に気をつけ、全員が志望校に合格できるように頑張ります。また、同学年はもちろん後輩とも良い思い出が残るように充実した生活をしていきたいです。

 どの学年からも、現状を振り返り、この先を見通した立派な抱負が述べられました。