入遠野 中学校
令和6年4月1日、遠野地区の学校再編により、上遠野中学校、入遠野中学校が1つになり、「いわき市立遠野中学校」となりました。
遠野中学校のHPへは、こちらからどうぞ。
令和6年4月1日、遠野地区の学校再編により、上遠野中学校、入遠野中学校が1つになり、「いわき市立遠野中学校」となりました。
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3月23日(火)、令和2年度の修了式が行われました。
まず始めに、1年生と2年生の代表生徒に校長先生から修了証が手渡されました。
続いて校長先生より「昨年4月から自分のどんなところが成長したのか、友達に聞いてみてください。そして春休みは2つのことを大切にして過ごしてください。一つめは、命を大切にすること。二つめは、4月からの目標を決めることです。」とお話がありました。
次に代表生徒の発表がありました。
1学年「クラスで協力できたが、教科員の仕事などを忘れることがあった。これから後輩の手本となれるよう日常生活を変えていきたい。」
2学年「委員会では積極的に責任をもって活動できた。感染症の対策もよくできた。4月からは最上級生となり、受験に向けて空き時間を有効に活用できるようになりたい。」
生徒会「リモートでの行事など様々なことがあり、生徒会スローガンのキープチャレンジができていたのではないか。これからも挑戦を続けていきたい。まずは対面式で伝統を受け継ぎつつ、新しい挑戦をしていきましょう。」
保護者の皆様、地域の皆様、今年度も本校の教育活動にご理解ご協力ありがとうございました。
来年度もよろしくおねがいいたします。
理科では、イカを教材に、無セキツイ動物の体のつくりを学習しました。生のイカにさわるのに慣れていない生徒が多く、始めはおっかなびっくりでしたが、だんだんと体のつくりに興味を惹かれていました。解剖してひとつひとつを丁寧に見ていくと、いろいろな発見があったようです。
18日(木)、専門委員会が行われました。今回は1、2年生で活動を振り返り、引き継ぎ事項を話し合います。
< 衛生委員会 >
清潔検査、休み時間の換気、加湿器の手入れ、健康観察板の管理、トイレットペーパー・石けんの補充、感染症予防の呼びかけと、活動を確認していました。少ない人数でもたくさんの仕事があります。
< 放送委員会 >
「アナウンスのミスや曲の間違いをしない。」「CDの予約表を作り、できる限り同じ週に同じ人のリクエスト曲は入れない。」など、自分たちで工夫して仕事をしています。放送委員は、鍵を借りる時の、職員室の出入りの態度も立派です。
< 給食委員会 >
「タオル配りを忘れてしまった。」「後輩にしっかりと指導できなかった。」という反省が上がっていました。入遠野中は残飯が少ないことでも評判です。新1年生を迎え、しっかりと活動を引き継いでほしいと思います。
< 学習委員会 >
「先生の助けなしで努力のあしあとを集計する。」「おすすめの本の紹介ポスターを作る。」「朗読会をやるか、その時の状況を見て話し合う。」など、自分たちの意見を活動内容に反映させていました。
< 執行委員会 >
「他の委員会とコラボレーションする。」「目安箱をさらに活用する。」「遅刻防止活動をする。」
朝から昇降口に立ち呼びかけを行っている委員の皆さん。地道な活動ですが、こういった活動が友達とのコミュニケーションを増やし、新しい活動にも取り組みやすい雰囲気を作っています。
3月12日(金)
PTA会長様、同窓会長様、入遠野小学校長様を来賓にお迎えし、第74回卒業証書授与式が行われました。3年生はその歩き方、返事、証書授与、どれをとっても今までで一番立派な姿でした。特に全校生で歌う式歌は、体育館全体にハーモニーが響き渡り、入中生が1つになった瞬間でした。
最後の見送りの場面では、野球部は先輩へのプレゼント贈呈、卓球部は記念写真と笑顔いっぱいでした。
今日、入遠野中学校を巣立った11名の活躍を、心からお祈りいたします。
8日(月)、朝会が行われ校長先生からの震災に関するお話がありました。
県のリーフレットとともに校長先生の資料が配られ、当時の福島県の様子や校長先生の実体験が語られました。生徒たちは実話に引き込まれて聞き入っていました。生徒たちは当時3~4歳前後です。感想を聞くと、皿が割れたり遠くへ避難したりしたことは覚えているようですが、その大変さ、悲惨さは初めて知ったというのがほとんどでした。そして、「いつくるかわからない地震に備えることは、大切なことだ。」ということを多くの生徒が感じていました。
およそ15分ほどのお話でしたが、災害の悲惨さ、亡くなった家族の悲しみ、この年齢だからわかる初めて理解できること、語り継いでいくことの大切さなど、様々な事を知ることができました。生徒たちにとっては貴重な機会となりました。
学校の桜はここ最近の暖かさで、少しずつつぼみが膨らんできました。昨年は急にあたたかくなり入学式にちょうど満開になりました。今年はいつ頃咲くのか、今から楽しみです。
12日(金)には、卒業証書授与式が行われます。よい式にするため準備や練習を重ねています。保護者の皆様におかれましては、参加が2名までと制限のある中での卒業式になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
来週の卒業式を控え、3・4校時に卒業式全体練習が行われました。
練習に先立ち、表彰が行われました。書きぞめ展の受賞者、英検の合格者が、代表で賞状や合格証を受け取りました。
来週の月曜日には、卒業式予行が行われます。予行に向けて、細かいところをチェックしていきます。椅子の間隔も本番はもっと広くとるようになります。
3年生、立派な姿ですが、歩き方や表情、返事など、さらに今後の練習していきます。後ろで見守る1・2年生は、真剣な眼差しで先輩たちの姿をじっと見ていました。
校長室にて、校長先生が司会となり、先生方全員で「対話」の時間をもちました。
ルールは「話は最後まで聞くこと」「批判をしないこと」の2つだけです。
そして、テーマは2つ。(1)「自分が教科指導で大切にしていることは何か?」(2)「自分が生徒指導で大切にしていることは何か?」事前に考えてきたことを、一人一人発表しました。
今回は「対話」なので、答えを出しません。答えは出しませんが、普段の会話では聞くことができない先生方の「想い」がたくさん出されました。そして、さまざまな「気づき」がありました。1時間ほどでしたが最後まで話が途切れず、明日の授業や生徒の接し方に活かすことのできる、とても充実した時間となりました。
本校の清掃は行事等がない限り、毎日行っています。一人あたりの担当場所が広いのですが、みんな無言で取り組んでいます。
昇降口は、靴箱の他に、掃除機がけも行います。
配膳室は、冬に冷え込む寒い場所で大変です。丁寧にゴミを集めています。
掃き掃除と手洗い場に分かれて、効率よく清掃していきます。
主に1年生が使う水道です。この時期は水が冷たいですが、がんばって洗っています。
教室掃除は2~3人で行います。掃き掃除の他にモップがけも行います。
黒板やマグネットの整理整頓も行います。木の床はきしむ音がしますが、その音にもあたたかさを感じます。
届かないところはワイパーを使ってきれいにします。どう動かすと汚れがよく取れるのか、お互いに工夫し合っています。
ゴミ捨ては一人で校長室から教室、特別教室などたくさんの場所をまわります。
今日の清掃でも、どの生徒も一生懸命取り組んでいました。
卒業式も近づき、令和2年度の同窓会入会式が行われました。
始めに同窓会長様から「ふるさとは安らげるところです。ぜひまた入遠野に戻ってきてほしい。」「夢はたくさんあります。失敗しない人に成功はありません。一歩前に出ると景色が変わります。今が踏ん張りどころです。」と、受験生に向けたエールとともに、ご挨拶をいただきました。
校長先生からは「これからは自分の学校、後輩を見守る一員になります。人間関係を大切にして、入中を温かく見守ってください。」とお話がありました。
最後は生徒会長から「入中の名を汚さぬよう、精一杯努力していきます。」と、決意の言葉がありました。
ふと後ろを見ると、背筋をピンと張って座っている3年生たちがいました。その姿は、以前よりも少し風格が増したように感じられました。
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