植田東中学校 Ueda Higashi J.H.S.
今年度に行われました秋風祭(合唱コンクール)について、当日鑑賞された3学年のPTA広報委員から感想をいただきました。
根本祐基さま(広報委員、PTA会長)
保護者の皆様には、PTA活動に対しまして日頃より温かいご配慮とご協力をいただきましてありがとうございます。西内校長先生はじめ諸先生方には、今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。この三年間のコロナ禍の中で、様々な自粛や制約をよぎなくされました。生徒たちが楽しみにしていた行事や旅行等が見直しや中止となっておりましたが、今年度の秋風祭は、入場規制なしで開催することができ、子どもたちや学校、保護者も有意義な時間をともにすることができました。今後も困難なときも、わが植田東中においては、一丸となって冷静に判断、柔軟な対応をもって乗り越えていきたいと思います。私たち保護者の願いは、「子どもたちの心身の健やかな成長」であります。そのことから「子どもと親のつながり、学校と保護者のつながり」をさらに深められるよう、PTA活動に取り組んで参りますのでご支援の程よろしくお願い申し上げます。
木田明美さま(広報委員)
今年は、最後の秋風祭になりました。一年生の頃よりも声も大きく、迫力もあり、どのクラスも一生懸命でした。とても感動した秋風祭でした。子どもたちにとって、良い思い出を作ることができました。
青木庸子さま(広報委員)
素晴らしい歌声と感動をありがとうございました。短い準備期間の中、練習をコツコツと重ね、それぞれのクラスのハーモニーが作り上げられたと思うと本当に感動の気持ちが更に高まりました。それぞれのクラスの個性が伝わってきて、最初から最後まで楽しむことができ、成長も感じることができました。生徒の聴く姿勢だったり、アナウンスも緊張しながらもハッキリと話す姿勢だったり、係の子どもたちの機敏な動きもさすがだなと思ってみておりました。生徒が一丸となって大成功となり、心から私も嬉しく感じます。ありがとうございました。
蛭田可菜さま(広報委員)
一年生は、初めての秋風祭、三年生にとっては最後の秋風祭、私は仕事の都合で、三年生の合唱しか見ることができませんでした。娘は、秋風祭実行委員として、さらに、学級の合唱ではパートリーダーとして、毎日忙しそうに、でも生き生きとしていました。本番の合唱では、さすがに三年生と思う合唱を聴き、見ている私たちが子どもたちからパワーをもらい、私もがんばろうという気持ちになりました。娘が、一年生のときの合唱と比べても、凄く成長を感じました。そして、子どもたちが一生懸命取り組む姿を見ることができ、親としてとても嬉しく思いました。先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
1月18日(水)に、本校体育館で、AEFA認定 NPO法人シーエスアールスクエア理事長 宍戸仙助先生 をお招きして、講演会を開催しました。演題は、「東南アジア、山岳少数民族の子どもたちの輝く瞳から学ぶもの」というものでした。内容は、ベトナムやラオスの子どもたちの学校や普段の生活の様子、そして、その地域のために学校や水道を作ったというお話でした。生徒は、たいへん興味深い様子で参加していました。以下に、生徒の感想を紹介します。
緑川 健人
いわき市を支援してくれた男の子2人の「同じ地球上に住んでいるから友だちで、友だちを助けることは当たり前のことです。」という話を聴いて、家の近くで災害があったらボランティアに参加したり、遠い外国などだったら募金をして同じ地球に住んでいる友だちを助けていきたいと思いました。また、人口710万人のラオスに、約8000万個の不発弾があることを知って、クラスター爆弾を作った頭のいいけど人を助けられない大人のようにはならず、頭がよくて人を助けられる大人になりたいです。毎日おいしいご飯を食べられることは、とても幸せなんだと思いました。
水野 風薫
東南アジアで暮らす子どもたちは、どんな生活をしているのか、どんな問題を抱えているのか、実際に見てきたかのようにわかりました。東南アジアの環境は、なんとなく知っていたつもりでしたが、今回の話を聴いて、その何十倍も何百倍も苦しい現実を知りました。そんな子どもたちが、食事やおやつを我慢して、東日本大震災のときに寄付してくれたように、私もできることをしようと思いました。誰かの役に立てる人になろうと思いました。今回の講演会で、東南アジアの人々や自分についての考えを深めることができました。
矢吹 雄大
今日のお話を聴いて、今まで僕は、学校に毎日行き、毎日のように授業を受け、毎日のように給食を食べるのが当たり前だと思っていました。しかし、貧しい国の人たちは、ご飯をまともに食べられない、学校にすら行けない人もいる。電気がないところもある。水は濁って臭いものを飲んでいることが分かりました。それに比べたら、僕は、毎日おいしいご飯を食べ、寒かったらエアコンをつけ、楽しくゲームをし、風呂も入れます。そう考えたら当たり前と思っていた自分をたたきたいです。また、ラオスの人達は、東日本大震災が起こったとき、お金がないのにもかかわらず、日本に募金活動をしていたことに驚きました。他の国のことを思っている場合じゃないのにもかかわらず募金活動していたのは、本当に他人思いで優しい人達なんだと思いました。
坂本 栞菜
今日の講演を聴いて、自分たちの生活は当たり前じゃないということを実感しました。東南アジアの子供たちは、学校やジャージが普通にあるのは当たり前じゃないし、電気や水もまともに使えないことを知りました。何となく理解しているつもりだったけど、自分は何も知らなかったんだと思いました。同じ世界にいるだけで友だちだし、友だちを助けることは当たり前ということがとても素敵だと思いました。できないと思っていることに挑戦する前に諦めずに、何度でも挑戦し立ち上がることが大切だということを、これから生かしていきたいと思いました。自分のために勉強するだけでなく、人の役に立つことをするということも生かしていこうと思いました。学校で勉強ができるというありがたさを心にとめて、これからの勉強の仕方を改めていこうと思いました。
66名の新入生を迎え、新年度の学校生活がスタートいたしました。依然として収束がみえないコロナ禍ではありますが、できる限りの感染対策と教育活動の実施をしてまいります。
4/17に行われた2学年の校外学習で、お世話になったボランティアガイドさんに、全員でお礼の手紙を書いてお送りしました。その中から2通の手紙の一部を紹介します。
2年1組 蛭田かりんさん
小鳥のさえずりも晴れやかな季節となりました。松崎さんにはお健やかにお過ごしのことと存じます。私は4月17日の見学学習で戊辰戦争・白虎隊について教えていただいた、植田東中学校の蛭田かりんです。先日はお忙しい中私たちの見学学習のためにお時間を割いていただき、ありがとうございました。
戊辰戦争とはどんな戦いだったかや白虎隊が自刃した理由などを丁寧に教えていただいて、命の大切さを実感しました。また、白虎隊のお墓を見て自分とあまり年齢の変わらない人たちが命をかけて戦っていたんだということを学ぶことができました。お話をうかがった中で死んだら二度とよみがえることはないとおっしゃっていたことが心に残りました。今まで人生はまだまだ長いと考えてましたが、お話を聞いて、人生は一つの出来事で変わるのだと考えるようになりました。今回の学習を通して戊辰戦争についてもっと勉強してみたいと考えるようになりました。松崎さんに教えていただいたことを忘れず、勉強していきたいと思います。(以下略)
2年2組 小澤りみさん
青葉が茂る季節となりました。松崎さんにはお健やかにお過ごしのことと存じます。私は4月17日の見学学習で戊辰戦争について教えていただいた、植田東中学校の小澤りみです。先日はお忙しい中私たちの見学学習のためにお時間を割いていただき、ありがとうございました。
戊辰戦争のことや白虎隊のことをくわしく教えていただき、今の時代がとても平和なことをあらためて実感しました。お話を伺った中で、私たちと同年代の人たちが自ら命を絶ったり、戦争によりたくさんの人が亡くなったことがとても印象に残りました。またお墓を見学させていただいて、さらにそのことを身にしみて感じました。今回の見学学習を通して、この時代に生きていることに感謝し、誇りを持って1日1日を大切に生きていきたいと思いました。(以下略)
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