2021年3月の記事一覧

無セキツイ動物

理科では、イカを教材に、無セキツイ動物の体のつくりを学習しました。生のイカにさわるのに慣れていない生徒が多く、始めはおっかなびっくりでしたが、だんだんと体のつくりに興味を惹かれていました。解剖してひとつひとつを丁寧に見ていくと、いろいろな発見があったようです。

入中の学校生活をより良くするには?

18日(木)、専門委員会が行われました。今回は1、2年生で活動を振り返り、引き継ぎ事項を話し合います。

 

< 衛生委員会 >

清潔検査、休み時間の換気、加湿器の手入れ、健康観察板の管理、トイレットペーパー・石けんの補充、感染症予防の呼びかけと、活動を確認していました。少ない人数でもたくさんの仕事があります。

 

< 放送委員会 >

「アナウンスのミスや曲の間違いをしない。」「CDの予約表を作り、できる限り同じ週に同じ人のリクエスト曲は入れない。」など、自分たちで工夫して仕事をしています。放送委員は、鍵を借りる時の、職員室の出入りの態度も立派です。

 

< 給食委員会 >

「タオル配りを忘れてしまった。」「後輩にしっかりと指導できなかった。」という反省が上がっていました。入遠野中は残飯が少ないことでも評判です。新1年生を迎え、しっかりと活動を引き継いでほしいと思います。

 

< 学習委員会 >

「先生の助けなしで努力のあしあとを集計する。」「おすすめの本の紹介ポスターを作る。」「朗読会をやるか、その時の状況を見て話し合う。」など、自分たちの意見を活動内容に反映させていました。

 

< 執行委員会 >

「他の委員会とコラボレーションする。」「目安箱をさらに活用する。」「遅刻防止活動をする。」

朝から昇降口に立ち呼びかけを行っている委員の皆さん。地道な活動ですが、こういった活動が友達とのコミュニケーションを増やし、新しい活動にも取り組みやすい雰囲気を作っています。

 

入遠野中学校 卒業証書授与式

3月12日(金)

PTA会長様、同窓会長様、入遠野小学校長様を来賓にお迎えし、第74回卒業証書授与式が行われました。3年生はその歩き方、返事、証書授与、どれをとっても今までで一番立派な姿でした。特に全校生で歌う式歌は、体育館全体にハーモニーが響き渡り、入中生が1つになった瞬間でした。

最後の見送りの場面では、野球部は先輩へのプレゼント贈呈、卓球部は記念写真と笑顔いっぱいでした。

今日、入遠野中学校を巣立った11名の活躍を、心からお祈りいたします。

 

 

震災講話

8日(月)、朝会が行われ校長先生からの震災に関するお話がありました。

 県のリーフレットとともに校長先生の資料が配られ、当時の福島県の様子や校長先生の実体験が語られました。生徒たちは実話に引き込まれて聞き入っていました。生徒たちは当時3~4歳前後です。感想を聞くと、皿が割れたり遠くへ避難したりしたことは覚えているようですが、その大変さ、悲惨さは初めて知ったというのがほとんどでした。そして、「いつくるかわからない地震に備えることは、大切なことだ。」ということを多くの生徒が感じていました。

 およそ15分ほどのお話でしたが、災害の悲惨さ、亡くなった家族の悲しみ、この年齢だからわかる初めて理解できること、語り継いでいくことの大切さなど、様々な事を知ることができました。生徒たちにとっては貴重な機会となりました。

入遠野の桜

学校の桜はここ最近の暖かさで、少しずつつぼみが膨らんできました。昨年は急にあたたかくなり入学式にちょうど満開になりました。今年はいつ頃咲くのか、今から楽しみです。

12日(金)には、卒業証書授与式が行われます。よい式にするため準備や練習を重ねています。保護者の皆様におかれましては、参加が2名までと制限のある中での卒業式になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。