こんなことがありました。

2019年1月の記事一覧

NEW 校長式辞全文(3学期始業式)

式 辞 

 最初に新年の挨拶をします。皆さんも大きな声で挨拶してください。「あけましておめでとうございます。」

 さて、十七日間の冬休みが明け、いよいよ今日から三学期が始まります。みなさんにとって冬休みはどうでしたか。そして新年の抱負や目標は、しっかりと決めましたか。学級で新年の抱負を用紙に記入し教室の後方に掲示すると思いますが、必ず「有言実行」してください。
 
 三年生の皆さんは今週から来週にかけて、福島高専、明秀日立、茨城キリストの入試がいよいよ始まります。
 三年生にとってこれから、試練の時期がやってきます。これからの時期は不安になったり、受験の時、緊張するのは自然なことです。周囲の受験生がとても賢そうに見えてくるかもしれません。

 大切なことは、不安になったり緊張していると感じた時は、自分を信じることです。言い換えれば、「己に克つ」ことです。結果ばかりを気にしすぎるあまり、力を発揮できないことが一番悔いが残ります。「自分のベストを尽くす」、いわゆる「人事を尽くして天命を待つ」の気持ちで臨むことを心がけてほしいと思います。

 一、二年生には、自分を今以上に高めるためにそして三年生になった時に自分の進路をしっかりと見つめるために様々なことに躊躇せず、挑戦してください。3年生には、己に克つ、いわゆる「克己心」を持つことを話しましたが、1・2年生には、2学期の終業式で話した「挑戦」そして「失敗から学ぶ」ことを実践し、次の学年に堂々と進める力を蓄えてほしいと思います。
 
 さて、昨年度から2月に「3年生を送る会」を開催しています。3年生にとっては思い出深い勿来二中の学舎や友達と過ごした日々を振り返ってもらい、未来に向かって自信を持って突き進んでほしいという思いから送る会を開催しています。
 また、1・2年生には、送る会を通して上級生への感謝の気持ちと勿来二中の伝統を今度は自分達が引き継いでいくという自覚と責任を持ってほしいと思います。

  最後になりましたが、三年生は残り45日、1.2年生は51日、あっという間の三学期です。だからこそ、校長先生が今日、皆さんに話したことをしっかりと胸に刻んで、三学期もぜひ自分自身を更に磨いて下さい。皆さん一人ひとりが今年の目標を目標に終わらせることなく、有言実行してくれることを大いに期待しています。そして、平成が終わり新しい元号になる来年度に向け、より一層、自分自身を奮い立たせて飛躍できることを期待し、三学期の始業式の式辞といたします。