こんなことがありました。

2024年10月の記事一覧

校舎外壁の調査と工事を行っています

10月より、校舎の老朽化した外壁について、東側と南側を中心に調査と工事を行っています。特に、老朽化のひどい東側については、外壁の表面をあらかじめ落とす予定です。(このため、画像1枚目の箇所は通行できません。×東昇降口↔校庭

南側については、安全のためのネットを広範囲にわたってかける予定となっています。現在調査が終わり、どの程度の対応が必要かを検討している段階に入り、工事は11月より再開します。2学期末頃まで続く予定ですが、調査の結果次第では工事が長引くこともあるかもしれません。生徒たちの安全には代えられませんので、ご不便をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いします。

2年家庭科 まつり縫いのテスト

ポケットティッシュケースの製作が終わり、本日の2年1組の授業では、予告していた「まつり縫い」のテストを実施しました。時間は20分で、糸通しや玉結び、印付けなどを終えた状態でスタートしました。様子は真剣そのもの。上手にできたでしょうか?ぜひ、お子さんに聞いてみてください。

3年社会科 研究授業

10月11日(金)に、3年3組で社会科の研究授業が行われました。本時の題材は「人権と共生社会」。その中でも、今回は「ジェンダー平等」の実現に向けて考えを深めていきます。

 授業の導入場面では、SDGsの17の目標について触れ、日本はどの項目がどのくらい達成されているかについて考えました。

その項目の中で、「ジェンダー平等」の達成率が低いことに気付き、実際身の周りの「性差による影響」「男女平等」はどうなっているかをそれぞれが考えた後、周囲の生徒と考えを共有し、深めていきます。

「そういえば、日本では女性総理大臣ってまだいないよね」「男らしい、とか女子力、とか言うよね」「男の人で育休って珍しいんでしょ」…

生徒達の話し合いで出る発想の鋭さには、いつも感心させられます。

日本の場合、昭和50年と比較すると、女性の離職率が大きく下がっていることがグラフから分かり、そこにどんな理由があるのかを教科書で確認します。

法律ってすごい力を持つものなのだということを理解しました。続いて、「みなさんが法を整備することができるとしたら、どのような法律を考えてジェンダー平等を実施していくか?」について、それぞれがタブレット端末を使って意見をまとめていき、全体で共有しました。いろんな意見が出ました。学校教育に携わる管理職としては、ドキッとさせられるようなものも…。

最後に、最近新しくできた制度や、いわき市での取り組みが紹介され、できることから行っていくことって大事なんだ、ということを実感して終わりました。大きく変化が見込めることって、その分すぐには実現できないですが、小さくてもできることから積み重ねていくことって大切だな、と思わせられる授業でした。終始意欲的な表情で授業に取り組む生徒達の姿もとても印象的でした。