こんなことがありました。

2023年7月の記事一覧

マイドリーム~私の夢~

7月11日(火)の全校集会で3年2組の松本夢空くんが「マイドリーム~私の夢~」を発表しました。

「僕の将来の夢は、設計士の仕事に就くことです。そう考えた理由は二つあります。一つ目は、父に近い仕事に就きたいと考えたからです。二つ目は、人々の生活を支えたいと考えたからです。

 皆さんは、設計士とはどういう仕事をするか知っていますか。設計士は建築士をサポートする役割として住宅建築などに深く関わる仕事をします。資格は必要ありませんが、行う業務はどれも建設に欠かせないものです。施工主との打合せ、小規模木造建築物の設計、建築士の補佐的業務などが主な仕事です。

 設計士は資格を持っていないので、担える役割が制限されます。僕はまず、設計士の仕事に慣れてから、資格を取って最終的には、建築士としての仕事もできるようになりたいと考えています。建築士になるには、まず、木造建築士、二級建築士の資格を取らなければなりません。木造建築士は、階数二階建て以下、延べ床面積三百平方メートル以下の木造建築物を扱える資格です。二級建築士は高さ三十メートル、軒高九メートルを超えないもの、延べ面積が千平方メートル以下のもので、主に戸建て住宅などを扱います。この二つの資格を取り、最終的には一級建築士の資格が取れるようにしたいと考えています。

 一級建築士は、建築物の設計はもちろん、工事管理や指導監督、行政手続代行などまで担当することができるようになります。そして、扱える建築物に制限がなく、競技施設や学校、病院など規模の大きな建築物の設計や工事管理にも携われるのが特徴です。

 夢を叶えるために今頑張りたいことは、中学校での学習です。特に、よく生活には関係ないといわれる数学は、建築の世界では面積や設計の計算などで使うのでとても大切です。今も頑張っていますが、さらにできるようにしていきたいと思います。また、建物をデザインするために美術や技術も頑張りたいです。それと、さまざまな人と一緒に仕事をすることになるのでコミュニケーション力も必要です。勉強だけでなく、生徒会活動や学校行事も全力でやりたいです。

 十年後、夢が実現し建築士として皆さんの家や地域の建物、藤間中学校の設計などができるよう、今できることを精一杯頑張りたいです。」