昨日は、3・4校時に「東っこふれあい祭」がありました。
この活動は、様々なゲーム(レクリエーション)を通して全校生が楽しめるように、4~6年生がそれぞれの学級で考え準備をし運営を行うといった児童主体の活動です。
「協力して計画や準備、会の運営を行うことを通して、よりよい学校生活づくりに参画する自主的な態度を育てる」「異学年交流を通して、望ましい人間関係を形成しながら、楽しく活動できるようにする」ということをねらいとして、昨年度から行っています。
これまで、しおさい・うらなみ学級、4年1組、5年1組、6年1組それぞれの学級で、子どもたちが主体的に話し合ってゲームを決め、みんなでアイディアを出し合いながら、そのゲームで使うものを作り準備を進めてきました。
どの学級も、みんなが楽しめるようにするにはどうしたらよいのかと考えを深めながら、今日の「東っこふれあい祭」の直前まで準備に励んでいたようです。
それぞれの学級の思いや願いが表れたゲームを、今日はみんなで楽しむことができました。
その様子を紹介します。

代表集会委員会による「東っこふれあい祭」の開始宣言です。

1年生~3年生は、縦割り班ごとに3年生がリーダーとなって一緒に回っていきます。
4~6年生は、自分達のゲームの運営に携わる時間帯を分担し、3校時(前半)と4校時(後半)に分けて、担当となっていない時間帯は、自由にそれぞれのゲームを回ります。

しおさい・うらなみ学級による「ボッチャ体験」です。
係の児童が、ボッチャのやり方を丁寧に説明したり、てきぱきと移動を促したりして、上手に運営を行っています。

やり方を教えてもらい、上手に投げながらゲームを楽しんでいました。

5年1組による「ペットボトルボウリング」です。
いろいろな色水が入ったペットボトルにボールを当てて倒します。

ペットボトルには得点が書いてあり、倒した分の合計点によって、景品がもらえます。

6年1組による「お花畑づくり」です。
折り紙で作った花にシールを貼って一つの花を完成させ、校章のデザインに沿って花を貼り付けていきます。

好きな色の花に好きな色のシールを貼り、自分オリジナルの花を作っていました。

4年1組の「もぐらたたき」です。
紙コップで作ったモグラを操作して、箱から飛び出るようにし、それをハンマーで叩きます。

「もぐらたたき」の景品です。みんなに喜んでもらえるように、折り紙で作ったいろいろなものがありました。

5年1組の「なぞとき」です。
いろいろな問題(なぞなぞ)が提示されていました。

頭をひねりながら、楽しんで問題を解いていました。

4年1組の「しゃてき」です。
理科で学んだ空気鉄砲を使い、手作りの的をねらいます。

理科での学習経験を活かして、空気で玉が飛び出す仕組みにふれながら、やり方を丁寧に教えていました。

5年1組の「さかなつり」です。
折り紙で作った魚に鉄製のクリップをつけ、糸の先に磁石をつけた釣り竿でその魚を釣ります。

多くの子どもたちが並んでおり、自分の番が来るのを楽しみに待っていました。

6年1組の「わなげ」です。
「カウボーイ」をイメージした輪にするなど、オリジナルの輪投げになるように工夫していました。

折り紙で折って作った景品も、一つ一つ丁寧に作られており、素敵なものばかりです。


一つ一つのゲームを体験しながら、笑顔で回っていました。

あっという間に時間が過ぎ、終了の時刻になってしまいました。
最後に、代表集会委員会より終了宣言があり、今年度の「東っこふれあい祭」を終えました。
今日は、主体的に取り組む子どもたち一人一人の頼もしさと楽しさを分かち合える温かさを強く感じた一日でした。
「みんなが楽しめるように」「みんなに喜んでもらえるように」と、これまで工夫を重ねながら準備に励み、本日、熱心に運営を進めた4・5・6年生、本日の縦割り班のリーダーとして下級生をまとめながら回っていた3年生、みんなで楽しむことを優先し協力しながら活動を進める1・2年生、錦東小学校の子どもたちみんな、本当に素敵な子どもたちだなとしみじみと思いました。
これからも子どもたちの活躍の場を大切にし、支えていきたいと思います。