学校の様子から(5年1組の研究授業)
2025年9月25日 13時32分今日は、5年1組の研究授業がありました。
5年1組では、総合的な学習の時間で、稲作体験をしています。
自分たちの米の収穫が近づいてきたことで、子どもたちから「その米をどうするか」という話が出てきました。
ここから、「みんなで食べたい」「お世話になった方々にも食べてほしい」との願いをもち、「お米パーティーをしよう」ということとなりました。
そして、今回、「お米パーティーで何を作るか考えよう」という議題で話合い活動を行いました。
会の開始後、まずは司会進行を務める計画委員会が自己紹介を行い、一人一人自分の担当をみんなに伝えます。
事前に自分の考えや発言したい内容などを整理し準備を整えていることもあり、次々に自分の意見を発言していきます。
次々に意見が出され、黒板記録の担当の子どもたちが黒板を使って集約していきます。
司会担当の子どもたちは、一人一人の意見をよく聞き、それぞれの意見の内容を整理しながら進めていきます。
作りたいと思う料理はそれぞれであるため、当然のことながら、意見は分かれます。
子どもたちはみな、みんなに自分の思いが伝わるように、理由もきちんと説明しながら、意見を言っていきます。
周りの子どもたちも、仲間一人一人の意見を大切に耳を傾けます。
自分の思いを伝え合い、共通点を見いだしたり、合意形成を図ったりしながら、みんなの意見としてまとめることができました。
最後に、担任の先生が、今回の話合いの中での一人一人の意見や、影響を与えた発言などを取り上げ、価値付けしていました。
それぞれが意見を出し合い、自分たちで話合いを進め、みんなの考えとしてまとめていくことができました。
5年1組の子どもたちの話し合う力に頼もしさを感じました。