学校の様子から(今日の授業の一コマ)
2025年9月12日 11時35分学校では、子どもたちの「チャレンジ」を大切に、一人一人の学習を充実させられるように支援しています。
今日は、その中の「やってみる」に視点を当て、子どもたちの「やってみる」という様子を紹介します。
6年1組では、家庭科の「思いを形にして生活を豊かに」の単元で、布製品(袋)作りに取り組んでいます。
これからミシンを使って縫っていく前の段階である、しつけの作業をしていました。
まずは「やってみる」ということで、失敗を恐れず、教えてもらったやり方で仮縫いを進めていきます。
友達と教え合いながら、協力して取り組みます。
針を使うことで怖く感じること、失敗を想像し心配になることもあるかと思います。
友達と声をかけ合ったり教え合ったりしながら一緒に取り組むことで、「やってみる」という力が高まります。
1年1組では、図画工作科の「カラフル いろみず」という題材で、ペットボトルに入っている水に絵の具を混ぜて、いろいろな色の水をつくりながら、造形的な見方や感じ方を広げる学習をしていました。
まずは、それぞれ「何色の水をつくろうかな」「まずは、〇(色)でやってみる」と、出来上がる水を想像しながら色を決めます。
絵の具を入れてキャップをつけ、「どんなふうになるのだろう」と想像しながら、「よし、ふってみよう」と気持ちが高ぶります。
ペットボトルを振り始めました。
「きれいな青になってきた」と、どんどん色が変わっていく様子におもしろさを感じています。
「青の色水に、赤をまぜてみた」と、紫色の水ができたことに驚いています。
友達同士でペットボトルの色水を見合いながら、自分も「やってみる」と、何度もチャレンジしていました。
子どもたちは何度も繰り返しながら、色が混ざって別の色になることに気づいたり面白さを感じたりしていました。
子どもたちは、何度も「やってみる」を繰り返しながら、新しいことを知ったり身に付けたり、思考を広げたりしていきます。
時には失敗することもあり、その失敗の原因や成功する方法を考え、トライアンドエラーを繰り返しながら、多くのことを学んでいきます。
そのためには、まずは「やってみる」という思いが大切です。
子どもたちがいろいろなことにチャレンジしていけるように、支援していきます。