2学期は地域に根ざした活動が盛りだくさんでした。
9月28日(土)は、いわきの里鬼ヶ城にて行われた、「第46回市植樹祭」に、桶売小や小白井小の皆さんと一緒に参加しました。

緑豊かな郷土を再生し、森林を守り育て、将来の世代に引き継ぐための植樹祭。
川前の将来のことを考えながら、いわき市長さんや参議院議員さんと一緒にツツジを植えました。

この日の様子が福島民友に取り上げられました!

また、10月15日(月)は、川前地区敬老会へ。
小学校連合音楽祭で発表した2曲を、川前地区の敬老会の皆さんに披露してきました。

桶売小、小白井小のみなさんと心を一つに、大きな歌声を川前活性化センターに響かせてきました。
敬老会の皆さんにも喜んでいただくことができました。
また、中学生はこの日配付されたパンフレットの表紙を描かせていただきました。
10月5日、12月15日は、夏に引き続き、川前イルミネーション企画に参加しました。
こちらが「川前の秋」

うりぼーと赤とんぼ、シオカラトンボが飛んでいる秋の空をイメージしました。
こちらは「川前の冬」

うりぼーと雪だるま、雪がちらつく様子をイメージしました。
毎回好評だった屋台村に、彩りを添えることができました。
地域の支えによって成り立っている川前小中。
色々な形で地域の活性化に関わっています!!
小学2年生は生活科で、校内郵便局を開設しました。
その名も「どんぐりゆうびん」

どんぐりをお金代わりにはがきと切手を購入し、友達や先生方にお手紙を出せる仕組みです。

出した手紙は2年生が配達してくれます。
先日、私のもとにもこんなお手紙が。

と、いうことで2学期最後の体育の授業にお邪魔してきました。
同じく招待状が届いた先生方も参戦し、4対4の白熱した試合が展開されました。

最初は小中学生・先生方混合チーム。

円陣パスの練習をして、チームワーク力を高めてから試合に臨みました。
次はいよいよ 先生VS子どもたち!

練習を重ねてきた子どもたちのパワーで大人たちを圧倒!

先生方も負けるわけにはいきません!!
なんと、3セットのうち2対1で子どもたちチームの勝ちとなりました。

本気で挑んだ先生方チーム・・・完敗です・・・。
子どもたちはとても嬉しそう。
笑顔で2学期の学習を締めくくることが出来ました。
先日の門松作り、大変お世話になりました。
当日の様子が、テレビユー福島さんの「Nスタ」で特集されました。

門松を作る手元も気合いが入ります。


「ひもを巻くのが難しいです。」

「できたよ~!」
活動の様子、そして配付の様子まで、撮影していただきました。


また、福島民友さんと、福島民報さんにも記事が載りました。


一年の締めくくりとして、皆さんにすてきな笑顔が届いてとても嬉しく思います。

改めまして、ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました!
12月14日(金)、2学期の一大行事の一つ、「門松作り」が行われました。
今日を迎えるまでに、たくさんの人の努力がありました。
児童生徒、教職員が一丸となって行った“しびとり”

しび(わらの周りの部分)を一本一本丁寧に取っていく作業。
冷え込む昇降口で一生懸命頑張りました。
中学生が主となって作った、「幣束」や「扇」。

小学生が一生懸命切った3種類の「ひも」

先生方や地域の方々、前任の先生のおかげでそろった「松」「竹」「梅」「南天」

そして、準備のお手伝いに来てくださった保護者の皆様、材料を提供してくださった地域の方々のおかげもあって、無事今日を迎えることが出来ました。
本日の門松作りも例年通り、たくさんの地域の方々、社会福祉協議会の方々、保護者の方々も来てくださり、みんなで一斉に製作に取りかかりました。
土台の竹にわらを巻き、ひもで固定します。
縁起物なので下から、「7」、「5」、「3」回ずつ巻くのがポイントです!
緩まないように結ぶのはかなりの力が必要でした。
メインとなる竹を刺し、わらを敷き詰めたらいよいよ装飾!
松と梅と南天と扇できれいに飾り付けます。
最後に幣束をつけて…

完成です!
作った門松は3時間で68組!
完成した門松は、一人暮らしのお年寄りのお宅へ一軒一軒お伺いしてお届けしました。
「平成最後のお正月、皆さんにとって良い一年になりますように...」と願いを込めて作った門松。
地域の皆さんの笑顔に、心が温まりました。
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!
そして!
今日の門松作りを、テレビユー福島が取材に来てくださいました!
12月14日 18:15の「Nスタ」で放送予定です!
ぜひご覧ください!!
12月7日の授業参観では、親子で考える食育として、川前地区の給食を担当している栄養教諭の先生にお越しいただき、「食と健康」をテーマにした講義をしていただきました。

まず、福島県民の健康状況のデータを見てみましょう!
福島県の児童生徒(6~17歳)の肥満傾向出現率を見ると、全国平均を上回る状況…。

大人においても、メタボリックシンドロームの該当者及び、その予備軍の割合が50歳以上の男性で50%に達するそうです。
肥満が健康に悪影響を与えるのか、三大疾病といわれる「がん・心疾患・脳卒中」のうち、心疾患は全国都道府県ランキングでなんとワースト1位…。
それ以外の、がん、脳卒中も決していいとはいえない順位でした。
この結果を聞き、子どもたち以上に周りの大人たちが頭を抱えていました。
そこで改めて考えなければいけないのが毎日の食事の「質」と「量」。
子どもたちが毎日食べているバランスの良い給食ですが、あくまでも3食の中の1食。

「おうちで食べる朝ごはんと夜ごはんの「質」と「量」は大丈夫ですか?」
まず「質」の大切さについて。
つまり「何を食べるか」ということです。
5大栄養素が揃っているバランスの良い食事としておすすめなのが、和食。
昆布や鰹節などの“だし”によってうまみを効かせることにより減塩につながるそうです。
次に「量」の見直しについて。
年齢など一人一人適切な量は異なるので、目安となる1日分のエネルギー量を知ることが大切だそうです。

子どもたちは、いつも家で使っている茶碗にごはんをよそってみて、自分の食べている量を確認しました。
大体の目安はこちら。


「おかわりもするから、目安より多く食べてるね。」
「見直しが必要かも…。」
また、1日に必要な野菜の量やおやつを食べるポイントも教えていただきました。
子どもも大人も、「未来につなげる健康」についてじっくり考え、日々の食事を見直す良い機会となりました。
毎日の食事に気を配っていきたいものですね。
11月22日(木)
子どもたちが一番楽しみにしている行事が行われました!
そう・・・!
「そば打ち教室」です!
川前そば打ち研究会のお二人にお越しいただき、全員でそば打ちに挑戦しました。

今年の目標を児童生徒に聞いてみると、「そばを細く切れるようにする!」「愛情を込めて打つ!」と気合い十分。
そば粉と小麦粉をよく混ぜてから、熱湯100ccと水50㏄をそれぞれ入れます。
まんべんなく水分を粉全体にいきわたらせます。

「熱い…熱い…!」
よくこねて、そばの中の空気を抜いていきます。

手早くやらないとそばが乾燥してしまうのです!!
次はのばす作業に!

割れないように…丁寧に丁寧に…。
いよいよ切る工程に。

細く…長く…慎重に…。
できた順から茹でてもらい、「いただきます!」
薬味・天ぷらを入れて…!

「おいし~~~!!」
「目標通り、細く切ることができた!」と大満足の一同。

丹精込めたそばは、また格別のおいしさでした。
そば打ち研究会の皆さんから『「おいしい」と言って食べてもらうことが一番うれしい。みんなが片付けまで協力している姿も立派でした。』という講評をいただきました。

講師の先生のお話に、私たちも胸にぐっとくるものがありました。
川前のおいしい魅力を十分に堪能し、食欲の秋を締めくくりました。
11月14日。
雲一つない青空の下、小学生の3名は持久走記録会で、自分の記録に挑戦しました。

朝夕の寒さが厳しくなってきていましたが、小学生は半袖短パンと気合い十分です!

保護者の皆様や、先生方の応援を一身に受け、一生懸命走りました。
2年生は600メートル走に挑戦。
担任の先生が伴走しながら応援してくれました。

去年は辛くて途中泣きそうになっていましたが、今年は最後まで走りきり、練習の時よりも30秒以上もタイムを縮めることができました。
6年生は1000メートル走です。
互いに競い合い、2秒差でゴール。

2人とも自己ベスト更新です!
小学校最後の持久走記録会を、満足のいく結果で締めくくりました。
閉会式では、お互いの記録をたたえ合いました。

日々の努力と、最後まで諦めないことの大切さを学んだ一日となりました。
11月9日 3時間目にかけて、火災を想定した避難訓練を行いました。
今回は子どもたちに予告をしない避難訓練でしたが、子どもたちは先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。
前回の反省を生かし、子どもたちはヘルメットを着用しました。
この日の天候は雨だったため、避難後、体育館に移動し、川前分遣所の方からご指導をいただきました。

「お」・・・押さない
「か」・・・かけない
「し」・・・しゃべらない
「も」・・・もどらない
「て」・・・低学年の子を守る
を、しっかり守っていていたので素晴らしかった、と講評をいただきました。
ご指導の後は、消火器を使った初期消火訓練を行いました。
まず、「火事だー!火事だー!」と大きな声で周りに知らせます。

消火器のピンを抜き、ホースの先をもって火元に向かって噴射!

全員が消火器の使い方を体験することができました。
また、先生方も出火場所の確認や、機器の使い方についてレクチャーしていただきました。


使わないことが一番ですが、万が一の時には今日学んだことを生かし、迅速な対応をする心構えができました。
11月6日 オリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として、オリンピック選手との交流会が行われました。
リオオリンピック陸上三段跳びに出場した、山下航平選手にお越しいただき、川前・桶売・小白井の小中学生を対象にした講話をいただきました。

入場した山下選手は、いかにも陸上選手らしいスラリとした体型で、背も高く、一流の風格がありました。
講話のタイトルは「なりたい じぶんを そうぞう しよう」
山下選手のお父さんは、陸上三段跳びの日本記録保持者でもあり、その父のもとで当たり前のように陸上を始めたそうなのですが、小中学生のころは、走るのも遅く、なかなか目立った活躍ができず、コンプレックスを抱えていたそうです。
それでも、陸上への夢を諦めず、高校・大学でも陸上を続けました。
すると、記録が伸び、三段跳びは日本歴代7位の16m85、100m走では10秒51の自己ベストを出すまでになったそうです。
第一線で活躍する山下選手にも、運動ができず悩んだ時期があったとは・・・驚きでした。
また、体育館には山下選手の自己ベストである16m85cmのテープが貼られていましたが、ステージからはみ出るほどの長さに、「これを3歩で跳ぶんだ・・・」と、山下選手のすごさを改めて実感しました。
そんな山下選手から、「なりたい自分を想像すること」「(今やりたいことができることへの)感謝の気持ち」を持ってほしいというメッセージをいただきました。

山下選手の次の目標は、父の日本記録を超えることだそうです。
講話の後は、少ない助走で、ホップ・ステップ・ジャンプの素晴らしい跳躍を見せてくれました。

日本一の跳躍を目の当たりにした子どもたちは、ただただ驚くばかり・・・。
2年後の東京オリンピックでさらに活躍する姿が今からとても楽しみになりました。
そして、子どもたちも、山下選手からいただいたメッセージをしっかりと受け止めて、未来に向けて「なりたい自分を想像」しながら成長してほしいと思いました。