4月15日(月)、管理職としての職務を理解し、学校教育全般に対する具体的な方策をもって教職員をリードする力量を身に付けることを目的に、教頭実務研修①を実施しました。
はじめに、あいさつを教育部次長兼学校教育推進室長からいただきました。いわき市における教育に関する主な取組みなど、市全体に関わるお話をしていただきました。

続いて、文書管理・管理全般について管理主事より講義を行いました。

続いて、指導関係についての講義を、学校教育課指導係長から行いました。

3つ目の講義は「特別支援教育について」です。いわき市総合教育センター教育支援室長及び教育支援アドバイザーより行いました。


最後に、総合教育センター研修事務について講義を行いました。

参加した教頭先生方、これからのご活躍を期待しています。



職能研修Ⅰ
4月11日(金)、学校管理運営の知識及び情報等の習得や問題解決能力に関する研修を行い、本市教育の推進を担う校長としての資質の向上を図ることを目的に、校長実務研修①を実施しました。

はじめに、学校教育推進室長よりあいさつをいただきました。いわき市の教育に関する主な取組みをもとに教育施策に関わる貴重なお話をいただきました。

次に、「いわき市の教育とその課題」として学校教育課長から講義を行いました。これまでの経験をもとにしたお話など、実務の参考になる貴重な時間となりました。

続いて、学校教育課管理主事より「学校管理と1年間の実務の見通しについて」と題して講義がありました。1年間の業務について見通しをもつことができました。

「学校予算面から見た現状 ~光熱費・施設設備費 他~」を学校支援課施設計画係長よりお話いただきました。予算の現状を把握して経営していく必要性を改めてとらえることができました。

最後に、特別支援教育の組織的な支援の充実に向けてと題した講義を総合教育センター教育支援室長及び教育支援アドバイザーから行いました。


今回の学びを学校経営にいかしていただければと思います。ご活躍を願っています。
初任者研修

4月10日(木)に今年度採用となった教諭・養護教諭対象の一般研修①が行われました。この研修は「教職員としての基本的な心構え、服務と勤務等についての理解を深め、教員としての資質・向上を図る」ことを目的として実施されました。
本市の当該研修対象者は、小学校教諭37名、中学校教諭12名、養護教諭4名の計53名です。当日の研修者たちは緊張しながらも、それぞれの講義に真剣に取り組む様子が見られました。


総合教育センター所長が講話「初任者・新規採用研修にあたって」を行い、学校教育課管理主事が講義「教職員としての服務・勤務」を行いました。研修者は社会人として大切にすべきこと、教職員として守るべきルールや心構えについて学ぶことができました。

研修者は教諭、養護教諭に分かれて、この1年間の研修の流れについて各担当指導主事から説明を受けました。


午後の最初の講義「社会人としてのマナーと公金の適正な取扱い」を平第三中学校の主任主査(学校事務の先生)が行いました。グループ協議も行われ、事例をもとに課題解決に協力して取組む様子が見られました。

続いていわき市スクールカウンセラーが講義「教職員のメンタルヘルス」を行いました。メンタルヘルス(心の健康)を保つための理論やリラックスの方法についても学びました。


次は教諭・養護教諭に分かれて、教諭は教育支援アドバイザーの講義「教師としての子どもの見方・とらえ方」を受けました。教師として子どもを「見る」ときに気をつけるべきことについて、具体的に学ぶことができました。養護教諭は学校教育課指導主事の講義「保健管理の在り方」を受けました。養護教諭の研修者は指導主事の助言に頷きながら、時には質問をしながら、講義を受けていました。

最後に教諭の研修者はグループで情報交換を行いました。お互いにリラックスした雰囲気でやり取りする姿が見られました。
次回の研修は、教諭の研修者のみ5月1日(木)に授業研修①を受講します。授業の基礎・基本についての理論について学んだ後、実際に指導案を作成する研修になります。今後も教育委員会職員一同で、初任者に寄り添いながら研修を進めてまいります。
初任者研修
1月23日(木)、令和6年度初任者研修【校外研修】の最終回となる「初任者研修(授業研修④)」が、教職員研修室で行われました。
はじめに、所長より、「教職2年次研修に向けて」の講話がありました。教員としての資質の向上に関する指標の各領域を改めて確認するなどして、教職2年次研修を見据えながら、一人一人が今年度をじっくり振り返りました。

次に、講義・協議として、「教職2年次研修に向けての課題とその解決について~授業の充実について~」を行いました。教職2年次研修を想定しながら今年度の積み重ねを振り返り、自己の成果や課題を明らかにしていきました。


続いて、「1年間の研修を振り返って」と題して、初任者研修コーディネーターと、拠点校指導教員から講話をいただきました。いつも初任者に寄り添ってくださったお二人に、初任者の学びを具体的に振り返っていただくとともに、初任者の取組みを十分に認めていただきました。


最後に研修のまとめをして締めくくりました。研修者を代表して2名の初任者から、研修担当に向けて挨拶をいただきました。



今年度の研修は、初任者にとって基盤となるかけがえのない研修になったはずです。身に付けた貴重な知見や人間関係を存分に生かし、これからも心身共に健康に、教員として歩んでほしいと願うばかりです。いわき市教育委員会は、皆さんを引き続き支えていきます。子どもたちと共に、学び続ける教員として、自分らしくがんばってください!
専門研修
1月21日(火)に、小名浜第三小学校を会場として「授業深化講座〈小学校:算数〉」を行いました。
筑波大学附属小学校の青山尚司先生を講師としてお招きしました。5年生を対象に「割合」の授業を行っていただきました。日常生活から問題を見いだすこと、子どもの声をよく聞くこと、子ども同士のつながりを大切にすること、子どもの言葉に問い返し、数学的な見方・考え方を価値付けていくことなど、授業の中で大切にしたいことをたくさん拝見することができました。

後半には「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善」と題して、算数教育で大切にしたいことについて話していただきました。子どもが見方・考え方を働かせるために?協働的な学びの価値と教師の役割は?など、子どもたちに身に付けさせたい力を明らかにしながら、教師の関わり方について丁寧に説明をしていただきました。


研修者からは「青山先生の授業を参観した後に講話で考えを聞くことで一つ一つの声掛けや働きかけの意図が改めて理解できました。とても有意義な研修をありがとうございました」「大変勉強になる研修でした。今後の教材研究や学級経営に役立てていきます」といった感想が寄せられ、充実した研修であったことがうかがえます。