初任者研修・新規採用養護教諭研修〈一般研修①〉
2025年4月14日 13時30分4月10日(木)に今年度採用となった教諭・養護教諭対象の一般研修①が行われました。この研修は「教職員としての基本的な心構え、服務と勤務等についての理解を深め、教員としての資質・向上を図る」ことを目的として実施されました。
本市の当該研修対象者は、小学校教諭37名、中学校教諭12名、養護教諭4名の計53名です。当日の研修者たちは緊張しながらも、それぞれの講義に真剣に取り組む様子が見られました。
総合教育センター所長が講話「初任者・新規採用研修にあたって」を行い、学校教育課管理主事が講義「教職員としての服務・勤務」を行いました。研修者は社会人として大切にすべきこと、教職員として守るべきルールや心構えについて学ぶことができました。
研修者は教諭、養護教諭に分かれて、この1年間の研修の流れについて各担当指導主事から説明を受けました。
午後の最初の講義「社会人としてのマナーと公金の適正な取扱い」を平第三中学校の主任主査(学校事務の先生)が行いました。グループ協議も行われ、事例をもとに課題解決に協力して取組む様子が見られました。
続いていわき市スクールカウンセラーが講義「教職員のメンタルヘルス」を行いました。メンタルヘルス(心の健康)を保つための理論やリラックスの方法についても学びました。
次は教諭・養護教諭に分かれて、教諭は教育支援アドバイザーの講義「教師としての子どもの見方・とらえ方」を受けました。教師として子どもを「見る」ときに気をつけるべきことについて、具体的に学ぶことができました。養護教諭は学校教育課指導主事の講義「保健管理の在り方」を受けました。養護教諭の研修者は指導主事の助言に頷きながら、時には質問をしながら、講義を受けていました。
最後に教諭の研修者はグループで情報交換を行いました。お互いにリラックスした雰囲気でやり取りする姿が見られました。
次回の研修は、教諭の研修者のみ5月1日(木)に授業研修①を受講します。授業の基礎・基本についての理論について学んだ後、実際に指導案を作成する研修になります。今後も教育委員会職員一同で、初任者に寄り添いながら研修を進めてまいります。