RSTの結果
先月、1・2年生で、RST(リーディングスキルテスト)を行いましたが、
その結果が届けられました。
このテストは、一般社団法人「教育のための科学研究所」が実施しているもので、
基礎的読解力向上のための教育支援に役立てるために行っているものです。
本校は「学びのスタンダード推進事業」でパイロット校となっているため、
ありがたいことに、今回、このRSTを行うことができました。
結果を楽しみにしていましたが、その概要は次の通りとなりました。
※テストは6つのタイプ(係り受け、照応、同義文判定、推論、イメージ同定、具体例同定)
の問題群から測ります。
A 係り受け、照応、同義文判定では、全国の正答率より7~10ポイント低い
B 推論、イメージ同定、具体例同定では、全国の正答率より6~9ポイント高い
どちらかというと、Aは読解力の基礎となるもので、
BはAよりは難易度の高い読解力が必要となります。
全国学力・学習状況調査でも、本校3年生はB問題(活用力)で全国平均を上回りました。
これらから考えると、係り受け、照応など、読解力の基礎となる部分を
確実に身に付けていけば、推論などの力がさらに伸びるということです。
今後、どのような支援ができるか、考えていきたいと思います。